2024年11月13日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、「秋の味覚と歯の健康」についてです。
秋が訪れると、街には焼き芋の香りが漂い、
スーパーには栗や柿、さつまいも、きのこが並び始めます。
秋の味覚はどれも魅力的で、食欲の秋という言葉があるように、
ついつい食べ過ぎてしまいますよね。
しかし、その美味しさの影には、歯の健康を
守るためのちょっとした注意が必要なのです。
例えば、秋の王様とも言える「さつまいも」。
ホクホクとした甘みがたまりませんが、その糖分は、虫歯菌の大好物でもあります。
特に、口の中に残りやすく、歯の隙間に入り込むと虫歯リスクが高まります。
そう考えると、あの甘い誘惑が口の中で小さな悪魔に変わる瞬間を想像してしまいます。
いやいや、さつまいもに罪はないんです。大事なのは、その後のケアです。
食後にはしっかりと歯磨きをして、秋の味覚を楽しみながらも歯を守りましょう。
それから、栗も秋を代表する食材ですよね。
栗ご飯にモンブラン、さらには甘露煮など、どれも美味しいのですが、
あの硬い殻を剥くときには注意が必要です。
ついつい歯を使って殻を割ろうとする人もいるかもしれませんが、これは絶対にやめましょう。
歯で栗を割るのは、歯の寿命を縮める行為です。
歯は食べるためにありますが、工具として使うものではありません!
秋の味覚を楽しむためには、手間を惜しまず、道具を使って丁寧に殻を剥くのが賢い選択です。
そして、甘くてジューシーな柿も秋の楽しみです。
でも、柿には意外と硬い部分があることをご存知でしょうか?
特に熟していない柿をかじったとき、思った以上に硬くて歯が痛くなることもあります。
「あれ、歯が負けた?」と感じたら、すぐに熟した柔らかい柿にシフトしましょう。
歯が折れると、修復には時間も費用もかかりますから、柿選びも慎重に。
それでも、秋の味覚には歯に優しいものもたくさんあります。
例えば、きのこは食物繊維が豊富で、咀嚼することで唾液の分泌を促し、自然な虫歯予防に繋がります。
また、カリッとした梨も、水分が多くて歯を清潔に保つのに役立ちます。
こうした歯に優しい秋の味覚をうまく取り入れながら、美味しく季節を楽しむのが賢い方法です。
秋の味覚を楽しむことと歯の健康を守ることは、両立できるものです。
ポイントは、食べた後のケアと賢い食材選び。
歯磨きやフロスを欠かさずに、甘いものを楽しむ際には飲み物と一緒にいただくと、
口内の糖分が流れやすくなり、歯を守ることができます。
秋の味覚は心も体も満たしてくれる素晴らしい季節の贈り物。
でも、その楽しみが「あとで痛みとともにやってくる秋の請求書」にならないように、
歯のケアもしっかりしていきましょう!
結局、笑顔で美味しいものを楽しむためには、健康な歯があってこそ。
食欲の秋に、歯も元気で乗り切りたいですね。
2024年11月06日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、「RDテスト(虫歯菌検査)ってなに?」
というテーマでお届けします。
「RDテスト(虫歯菌検査)」は、
虫歯の原因となる菌の存在やその数を調べるための検査方法です。
虫歯は、口の中にいる特定の細菌が食べ物に含まれる糖を分解して酸を作り出し、その酸が歯のエナメル質を溶かすことで発生します。
虫歯が進行すると歯が痛むだけでなく、治療に時間とお金がかかることもあります。
そこで、RDテストを使って虫歯菌の状態を早めに把握し、
予防や早期治療に役立てることが重要です。
RDテストでは、主にミュータンス菌と呼ばれる虫歯の原因菌を調べます。
この菌は、糖をエネルギー源として酸を生成し、歯を溶かす働きをします。
RDテストを受けることで、この菌がどれくらい存在しているか、
そしてどれだけ活発に活動しているかを知ることができます。
検査の手順は簡単で、痛みもなく、短時間で終わります。
まず、歯科医院で患者さんの唾液を少量採取します。
この唾液は虫歯菌の活動や数を調べるための重要なサンプルです。
採取した唾液を専用の試薬と一緒に処理し、一定時間後に結果が得られます。
結果はその場で確認できる場合もありますし、数日後にわかる場合もあります。
RDテストの結果に基づいて、虫歯菌が多い場合には、歯科医師が適切なアドバイスをしてくれます。
たとえば、日々の歯磨きの仕方やフロスの使い方、
さらには食生活の見直しなど、具体的な予防策が提案されます。
また、虫歯菌が多く活動している場合には、プロフェッショナルなクリーニングやフッ素コーティングなど、
虫歯予防に有効な治療が勧められることもあります。
RDテストを受けることで、自分の口の中がどのような環境になっているのかを把握しやすくなります。
虫歯菌が少ない人は、現状のケアを維持することで健康な歯を長く保つことができますし、
菌が多い場合には早めに対策を始めることで、将来の大きな治療を避けることができます。
虫歯菌の多さは人それぞれで、生活習慣や遺伝、唾液の量や質など様々な要因が関係しています。
そのため、RDテストを受けることで、自分自身に合った予防法を知ることができ、
より効果的なケアを行うことができます。
また、虫歯のリスクが高い人にとっては、定期的にこの検査を受けることで、
虫歯の発生を未然に防ぐことが可能です。
RDテストは特に、小さなお子さんや虫歯になりやすいと感じている方におすすめです。
子どもの歯は大人よりも虫歯になりやすいため、早めに検査を受けて、
適切なケアをスタートさせることが大切です。
また、大人でも、虫歯ができやすい人や、以前治療した箇所が気になる人は、
この検査を活用することで安心して口内の健康を保てます。
虫歯は自覚症状が出るまで進行することも多いですが、
RDテストを受けることで、そのリスクを早めに把握し、効果的な対策を講じることができます。
口内の健康を守るために、定期的にRDテストを受けて、虫歯のリスクをチェックしてみるのも良いでしょう。
ぜひ当医院にお気軽にご相談ください。
2024年10月31日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、「サリバチェック(歯周病菌検査)ってなに?」
というテーマでお届けします。
「サリバチェック(歯周病菌検査)」は、
歯周病のリスクを早期に把握するための検査方法です。
歯周病は、歯と歯茎の間に細菌が溜まることで発生する病気で、進行すると歯茎が炎症を起こしたり、
最悪の場合には歯が抜け落ちてしまうこともあります。
初期段階では症状がほとんど感じられないため、自分では気づきにくい病気です。
そこで役立つのが、この「サリバチェック」です。
サリバチェックとは、名前の通り「サリバ=唾液」を利用した検査です。
唾液には口の中の細菌や免疫物質が含まれており、歯周病菌の状態を知る手がかりになります。
この検査は、唾液を簡単に採取して、歯周病菌の数や種類を分析することで、
現在の口内環境がどのような状態かを知ることができます。
検査自体は非常に簡単で、痛みもありません。
まず、歯科医院で唾液を採取します。
唾液のサンプルを取る際には、患者さんが口の中で一定時間唾液を溜めて、
それを専用の容器に吐き出すだけです。
特別な準備や機器は必要なく、短時間で終わるので、忙しい方でも気軽に受けられる検査です。
採取した唾液は、専用の機器を使って分析され、結果が数日後にわかります。
この結果から、どの種類の歯周病菌がどのくらい存在しているかが判明し、
それに基づいて歯科医師が現在の歯周病リスクを評価します。
もし、歯周病菌が多く見つかった場合には、早期治療や予防のための具体的なアドバイスが行われます。
たとえば、クリーニングや歯磨き指導、必要に応じて専門的な治療が提案されることもあります。
サリバチェックのメリットは、歯周病のリスクを事前に知ることで、
将来的なトラブルを未然に防ぐことができる点です。
歯周病は進行すると治療が難しくなるだけでなく、治療費も高額になることがあります。
しかし、早期に発見して適切な対策を講じることで、
治療費や通院回数を抑え、健康な歯を長く保つことができます。
また、最近の研究では、歯周病と全身の健康との関係も指摘されています。
歯周病菌が血液に入り込むことで、心臓病や糖尿病などのリスクが高まるとされています。
そのため、口の中だけでなく、全身の健康を考えるうえでも、
サリバチェックで歯周病リスクを早めに把握しておくことは非常に重要です。
歯周病に不安を感じている方、口の中に違和感がある方、
あるいは定期的に健康チェックを行いたい方には、サリバチェックはおすすめです。
簡単で負担の少ない検査なので、歯科医院で一度相談してみてはいかがでしょうか。
歯周病は自覚症状が出る前に予防するのが一番。
サリバチェックは、そのための有効な手段の一つとして、多くの人に利用されています。
まだ試したことのない方はぜひ当医院にお気軽にご相談ください。
2024年09月17日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
「口元美人を目指す!口の中と唇の美容ケア」と
いうテーマでお伝えしますね。
口元は顔全体の印象を大きく左右する大切なパーツです。
健康で美しい口元は、笑顔をより魅力的に見せるだけでなく、
全身の健康にも深く関わっています。
特に、口の中と唇のケアは、若々しさと清潔感を保つために欠かせません。
ここでは、日々のケアに取り入れたい口の中と唇の美容ケアについて詳しくご紹介します。
まず、口の中のケアとして最も基本的なのは、歯と歯茎の健康を守ることです。
歯が白く、歯茎が健康的であることは、美しい口元を作るための第一歩です。
毎日の歯磨きはもちろん、歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯と歯の間の汚れをしっかりと除去しましょう。
歯磨きだけでは取り切れないプラークが、虫歯や歯周病の原因になります。
フロスは毎日のケアに取り入れることで、より効果的に口の中を清潔に保てます。
また、舌のケアも忘れてはいけません。
舌の表面に付着する舌苔(ぜったい)は、口臭の原因になることがあるため、
専用の舌ブラシやクリーナーで優しくケアしましょう。
ただし、強くこすりすぎると舌を傷つけることがあるので、力加減には注意が必要です。
次に、マウスウォッシュを使うのも効果的です。
口腔内をリフレッシュするだけでなく、抗菌作用のあるものを選べば、虫歯や歯周病の予防にも役立ちます。
特に就寝前の使用は、寝ている間に繁殖しやすい細菌の抑制に効果的です。
唇は、顔の中でも乾燥しやすい部分です。
唇の乾燥や荒れを防ぐためには、日々の保湿ケアが重要です。
リップバームやリップクリームをこまめに塗ることで、
唇の乾燥を防ぎ、柔らかく健康的な状態を保つことができます。
特に、ヒアルロン酸やシアバター、ビタミンEを含む製品は、保湿力が高くおすすめです。
また、リップスクラブを使った角質ケアも効果的です。
唇の表面にたまった古い角質を取り除くことで、リップカラーの発色が良くなり、
滑らかでふっくらとした唇を作ることができます。
週に1〜2回、優しくマッサージするようにスクラブを使い、その後は必ず保湿を行いましょう。
唇の血色感を保つためには、血行を良くするケアも取り入れたいものです。
ホットタオルを唇に当てることで、血行が促進され、自然なピンク色の唇を保つことができます。
また、ビタミンB群を含む食材を摂取することで、内側から健康な唇をサポートします。
さらに、UVケアも忘れてはいけません。
唇は紫外線のダメージを受けやすく、乾燥や色素沈着の原因になることがあります。
UVカット効果のあるリップクリームを使って、日常的に唇を紫外線から守りましょう。
特別な日の前には、スペシャルケアでさらに口元を美しく整えましょう。
例えば、リップパックを使って、唇にたっぷりと栄養と潤いを与えるケアが効果的です。
パック後は、ふっくらとしたツヤのある唇が期待できます。
また、定期的に歯のホワイトニングを行うことで、歯を白く保ち、より清潔感のある口元を演出できます。
ホワイトニングは歯科で行うプロフェッショナルケアのほか、
自宅で行うホームホワイトニングキットも利用可能です。
自分のライフスタイルに合った方法を選び、続けていくことが大切です。
美しい口元を保つためには、日常的なケアの積み重ねが不可欠です。
口の中の健康を守り、潤いと血色感を意識した唇のケアを行うことで、魅力的な笑顔を手に入れましょう。
日々のケアに加えて、スペシャルケアを取り入れることで、さらに自信の持てる口元を目指すことができます。
口元美人を目指して、今日からケアを始めてみませんか?
佐伯歯科では9月中旬より唇💋エステのエステメニューができます。
また唇周りの皮膚のリフトアップを目的とする施術も行います。
特殊な機械を使用して、ヒアルロン酸を初めとする栄養成分を導入してゆく施術でプルプルの唇になります。
唇の皮むけ、色むらなどが目立たなくなりリップライナーで輪郭を描いたような美しい唇になります。
今後、秋冬メニューとして、ほうれい線を目立たなくするエステも行なう予定です。
2024年09月10日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
「40代から始める美容ケア:自分らしい美しさを引き出すコツ」について
お伝えしますね。
40代になると、肌や体に現れる変化が気になる時期です。
男女ともにエイジングケアが重要になりますが、
男性と女性では求められるケアのポイントが異なることも。
ここでは、40代の男性・女性が取り入れたい美容ケアと、
それぞれに特化したアプローチを紹介します。
まず、40代における共通の美容ケアとして、保湿と紫外線対策が挙げられます。
年齢を重ねるにつれて、肌の水分量が減少し、乾燥やシワが目立ちやすくなります。
そこで、保湿力の高い化粧水やクリームを使用して、しっかりと肌を潤わせることが大切です。
さらに、紫外線は老化を加速させる大きな原因の一つ。
季節を問わず、日焼け止めを毎日使用し、肌を守りましょう。
髪のケアも欠かせません。
男女ともに、髪のボリュームやツヤが失われがちな40代では、
スカルプケアを取り入れることが重要です。
頭皮の健康が髪の質を左右するため、頭皮マッサージや専用のシャンプーを使って、
健やかな頭皮環境を整えましょう。
男性が40代から特に意識したいのは、清潔感のある外見です。
男性ホルモンの影響で皮脂分泌が増えると、肌がベタつきやすくなるため、適切な洗顔が重要です。
朝晩の洗顔で余分な皮脂や汚れを落とし、毛穴を引き締めるトナーを使用することで、
清潔感のある肌を維持しましょう。
また、40代になると、ヒゲが濃くなったり、白髪が増えたりすることもあります。
定期的にヒゲを整えることや、グルーミングを怠らないことで、若々しい印象をキープすることができます。
さらに、薄毛が気になる方は、育毛剤の使用や専門的なヘアケアを検討するのも良いでしょう。
女性が40代で特に注意したいのは、エイジングサインへの対応です。
肌のハリや弾力が失われがちなので、コラーゲンやエラスチンを
補給できるスキンケアアイテムを積極的に取り入れましょう。
特に、レチノールやビタミンC誘導体を含む美容液は、シワやたるみの改善に効果的です。
また、40代はホルモンバランスの変化が肌や髪に影響を与えることが多い時期です。
更年期に向けた準備として、ストレス管理や適度な運動、バランスの取れた食生活を心がけることが大切です。
女性ホルモンの減少に伴い、肌の乾燥や髪のパサつきが気になる場合は、
ビタミンEや大豆イソフラボンを含むサプリメントを取り入れるのも良いでしょう。
40代は、男性・女性ともに美容ケアの方法を見直すべき重要な時期です。
共通のケアとして、保湿や紫外線対策、スカルプケアをしっかりと行うことで、
年齢を感じさせない健康的な肌と髪を維持しましょう。
さらに、男性は清潔感を意識したケア、女性はエイジングケアやホルモンバランスの整え方に注力することで、
自分らしい美しさを引き出すことができます。
年齢を重ねても輝くために、今からしっかりとケアを始めましょう。
2024年09月03日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日のテーマは美容ケアです。暑かった夏を乗り越えて、
秋を迎えるにあたってできることについてお伝えしますね。
夏の終わりとともに、肌や髪に疲れを感じることはありませんか?
強い紫外線や高温多湿な環境にさらされた肌や髪は、
秋に入るころにはダメージが蓄積しています。
さらに、季節の変わり目は気温や湿度の変化が大きく、
肌や髪のコンディションが乱れがちです。
秋はそんな夏のダメージをリセットし、冬に向けた準備をする絶好のタイミング。
ここでは、秋にできる効果的な美容ケアを紹介します。
紫外線や汗、皮脂分泌の増加によって、夏の肌は思った以上にダメージを受けています。
特に、乾燥やくすみ、シミ、毛穴の開きが気になる方は少なくないでしょう。
秋は、その疲れた肌をリセットし、潤いを取り戻す時期です。
まず、保湿ケアをしっかり行いましょう。
夏の間に失われた水分や栄養を肌に補給するために、セラミドやヒアルロン酸、
コラーゲンを含んだ保湿力の高い化粧品を使うのがポイントです。
また、化粧水の後に美容液やクリームを使って、水分をしっかり閉じ込めましょう。
さらに、ピーリングや角質ケアも効果的です。
夏に受けた紫外線ダメージで、肌は古い角質が溜まりがち。
この角質を優しく除去することで、肌のターンオーバーを促し、くすみや毛穴の目立ちを改善します。
ただし、ピーリングは頻繁に行わず、週に1〜2回程度、肌の状態を見ながら取り入れてください。
秋は、抜け毛が増える季節とも言われています。
夏の紫外線や汗によって頭皮がダメージを受けているため、
髪もパサつきや枝毛、切れ毛が目立ちやすくなります。
秋には、髪と頭皮の両方をしっかりケアし、健康的な髪を取り戻すことが重要です。
まず、頭皮ケアを見直しましょう。
専用のスカルプシャンプーやトリートメントを使用し、頭皮の汚れや皮脂をしっかりと落とすとともに、
血行を促進するマッサージも取り入れることで、健康な髪の成長をサポートします。
また、ヘアオイルやヘアマスクを使って、髪全体に栄養を与えるのも効果的です。
特に乾燥が気になる方は、アウトバストリートメントを使用し、ドライヤーの熱や乾燥から髪を守りましょう。
髪の内部に栄養を補給し、しっとりとまとまりのある髪に整えることで、夏のダメージをしっかり修復できます。
秋は、旬の食材を利用して内側からの美容ケアを行うのに最適な季節でもあります。
特にビタミンCやE、βカロテンなどの抗酸化成分を多く含む食材は、
夏の紫外線によるダメージを修復し、肌を美しく保つのに役立ちます。
例えば、柿やかぼちゃ、さつまいもなどは、ビタミンやミネラルが豊富で、美肌効果が期待できる食材です。
これらの食材を積極的に摂取することで、肌のターンオーバーを正常化し、潤いを保つサポートをします。
また、水分補給も忘れてはいけません。
秋は乾燥しやすい季節のため、肌や髪が乾燥しないよう、こまめに水分を摂取することが大切です。
体の内側から潤いを保つことで、肌や髪にハリとツヤが戻ってきます。
季節の変わり目は、肌や髪だけでなく、心にも変化が現れやすい時期です。
気温や日照時間の変化で体内リズムが乱れることで、ストレスや疲れが溜まりやすくなります。
ストレスケアをしっかり行い、心の健康を保つことも、美容には欠かせません。
アロマオイルを使ったリラクゼーションタイムを設けたり、
軽い運動やヨガを取り入れて体を動かすことで、気持ちをリフレッシュさせるのもおすすめです。
心と体のバランスが整えば、自然と肌や髪の調子も良くなってくるでしょう。
秋は、夏に受けたダメージをケアし、冬に備えて肌や髪を整える重要な時期です。
外側からのケアに加え、内側からの栄養補給や心のリフレッシュを取り入れることで、
全身の美容ケアを完璧に仕上げましょう。
この季節ならではのケアを楽しみながら、健やかで美しい秋を迎えてください。
2024年08月27日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
唾液は、口腔内の健康を保つために欠かせない重要な役割を果たしています。
しかし、その唾液の分泌量が認知症と関連していることは、あまり知られていないかもしれません。
最近の研究では、唾液の分泌量が脳の健康に影響を与える可能性が示唆されており、注目されています。
この記事では、唾液の分泌量と認知症の関係について詳しくご紹介します。
唾液は口腔内の食べ物の消化を助け、
細菌の繁殖を抑える抗菌作用を持っています。
さらに、口腔内を潤し、粘膜を保護する役割も果たしています。
しかし、加齢やストレス、薬の副作用などにより唾液の分泌量が減少すると、
口腔内の健康が損なわれるだけでなく、認知機能にも悪影響を及ぼすことがあります。
まず、唾液の分泌量が減少すると、口腔内の清浄作用が低下し、歯周病や虫歯のリスクが高まります。
歯周病は全身に炎症を引き起こし、血管を通じて脳に影響を及ぼすことが知られています。
この炎症が脳内に広がることで、アルツハイマー病などの認知症のリスクが増加する可能性があるとされています。
さらに、唾液には神経成長因子(NGF)などの成分が含まれており、
これが脳の神経細胞の成長や修復を助ける役割を果たしています。
唾液の分泌量が減少することで、これらの成分の供給が不足し、脳の健康に悪影響を及ぼすことが考えられます。
唾液の分泌量を増やすためには、いくつかの方法があります。
まず、十分な水分補給を心掛けることが大切です。水をこまめに飲むことで、唾液の分泌を促すことができます。
また、ガムを噛むことも効果的です。ガムを噛むことで、唾液腺が刺激され、唾液の分泌が促進されます。
さらに、バランスの取れた食事やストレス管理も重要です。
定期的な歯科検診も欠かせません。
歯科医師は唾液の分泌量をチェックし、適切なアドバイスを提供してくれます。
唾液の分泌量を維持し、口腔内の健康を保つことで、認知症のリスクを低減し、健康な生活を送りましょう。
2024年08月20日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
健康な歯は、美しい笑顔を保つだけでなく、
全身の健康にも大きな影響を与えます。
その中でも特に注目されているのが、歯の健康と認知症との関係です。
最近の研究では、口腔内の健康状態が
脳の健康に深く関わっていることが明らかになってきました。
この記事では、歯の健康がどのように認知症に影響を
与えるのかについてご紹介します。
まず、歯周病と認知症の関係についてです。
歯周病は歯肉や骨を侵す慢性炎症性疾患で、進行すると歯の喪失を引き起こします。
この歯周病が全身に炎症を引き起こし、血管を通じて脳に影響を及ぼす可能性が指摘されています。
特に、アルツハイマー病との関連性が注目されており、歯周病菌が脳内に侵入し、
炎症を引き起こすことで認知機能の低下を招く可能性があるとされています。
また、歯の喪失も認知症リスクを高める要因とされています。
歯が少なくなると咀嚼機能が低下し、十分な栄養を摂取することが難しくなります。
これにより、栄養不足が脳の健康に悪影響を及ぼし、認知機能の低下を招くことがあります。
さらに、咀嚼は脳の血流を促進し、神経細胞の活性化を助けるため、
歯の喪失は脳への刺激を減少させることにもつながります。
口腔内の健康を保つためには、定期的な歯科検診と適切な口腔ケアが欠かせません。
歯科医師によるプロフェッショナルなクリーニングや、
正しい歯磨き方法の指導を受けることで、歯周病の予防や早期発見が可能となります。
また、バランスの取れた食事や禁煙、ストレス管理も口腔内の健康を保つために重要です。
さらに、高齢者においては、義歯の使用も検討すべきです。
義歯は咀嚼機能を補完し、脳への刺激を維持する助けとなります。
適切な義歯の装着とケアにより、健康な口腔環境を維持しましょう。
歯の健康と脳の健康は密接に関連しています。
日常の口腔ケアを怠らず、健康な歯を保つことで、認知症のリスクを低減し、
より良い生活を送るための一歩を踏み出しましょう。
2024年08月09日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
口内炎は、誰もが一度は経験したことのある厄介な口の中の炎症です。
小さな傷や白い斑点が現れ、食事や会話が痛みで困難になることもあります。
この記事では、口内炎の原因とその対処法について詳しくご紹介します。
口内炎の主な原因は多岐にわたります。
まず、口の中の小さな傷や擦り傷が炎症を引き起こすことがあります。
例えば、歯ブラシで強く磨きすぎたり、
硬い食べ物を食べた際に口の中を傷つけてしまうことが挙げられます。
また、ストレスや疲労、栄養不足も口内炎の原因となります。
特にビタミンB群や鉄分が不足すると、口内の健康が損なわれやすくなります。
さらに、免疫力の低下やホルモンバランスの乱れも口内炎を引き起こす要因となります。
女性の場合、生理前後に口内炎ができやすいと感じることがあるかもしれません。
これは、ホルモンの変動が影響していると考えられます。
口内炎ができてしまった場合の対処法として、まずは口腔内を清潔に保つことが重要です。
口内を清潔に保つことで、細菌の繁殖を防ぎ、炎症の悪化を防ぐことができます。
食後にはうがいをし、歯磨きを丁寧に行うよう心掛けましょう。
痛みを和らげるためには、市販の口内炎用の軟膏やパッチを使用するのも有効です。
これらの製品は患部を保護し、痛みを軽減する効果があります。
また、アルコールやスパイシーな食べ物は避け、口内を刺激しないようにしましょう。
栄養バランスの取れた食事も、口内炎の予防と治療に役立ちます。
特にビタミンB群、ビタミンC、亜鉛を多く含む食品を摂取することで、口内の健康をサポートできます。
バランスの取れた食事と十分な休息を心掛け、免疫力を高めることも重要です。
口内炎はしばしば自然に治癒しますが、長引く場合や頻繁に再発する場合は、
歯科医や医師に相談することをお勧めします。
口内の健康を維持し、快適な日常生活を送りましょう。
2024年08月06日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
アルコールを楽しむ時間は、友人や家族との大切なひとときです。
しかし、飲みすぎると歯の健康に悪影響を及ぼすことがあります。
この記事では、アルコールが歯にどのような影響を与えるか、
そして健康な笑顔を保つためのヒントをお届けします。
まず、アルコール飲料には多くの酸が含まれていることが多く、
これが歯のエナメル質を侵食する原因となります。
特に、ビールやワインなどの酸性度が高い飲み物は注意が必要です。
エナメル質が弱くなると、虫歯や歯の黄ばみのリスクが高まります。
さらに、アルコールは口腔内の唾液の分泌を抑制する作用があります。
唾液は口の中を洗い流し、細菌の増殖を抑える役割を果たしています。
唾液が少なくなると、口腔内のバクテリアが増え、歯周病や口臭の原因となることがあります。
アルコール飲料には砂糖が含まれているものも多く、これは虫歯の大敵です。
カクテルや甘いリキュールは特に注意が必要で、飲みすぎると糖分が歯に付着し、虫歯のリスクが高まります。
では、どのようにしてアルコールを楽しみながら歯の健康を保つことができるのでしょうか?
まず、アルコールの摂取量を適度に抑えることが大切です。
また、アルコール飲料を飲む際には水を一緒に飲むことで、口腔内の酸や糖分を洗い流す効果があります。
さらに、アルコールを飲んだ後は歯磨きをすることを忘れないようにしましょう。
ただし、酸によってエナメル質が弱くなっている場合があるため、
飲んだ直後ではなく、少し時間をおいてから磨くのが良いでしょう。
健康な歯を保つためには、定期的な歯科検診も欠かせません。
歯科医は早期の問題を発見し、適切な対処法を提案してくれます。
アルコールを楽しむ際には、歯の健康にも気を配りましょう。
適度な飲酒と正しい口腔ケアで、健康な笑顔を保ち続けることができます。
2024年07月12日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、親知らずについてお伝えします。
「親知らず」と呼ばれる第三大臼歯は、
思春期から20代初めにかけて生えてくることが多い歯です。
歴史的に見ると、先祖が硬い食物を摂取していた時代には
役立つ歯でしたが、現代の食生活においては必須の歯ではありません。
とはいえ、親知らずが問題を引き起こすことは少なくなく、その扱いに悩む人が多いのも事実です。
では、親知らずに対してどのように対応するのが良いのでしょうか?
親知らずは、上下左右の一番奥に位置する大臼歯で、
通常、16歳から25歳頃に生え始めます。
しかし、スペース不足や歯の向きにより、完全に生えないこともあります。
こうした場合、親知らずは「埋伏歯」と呼ばれ、
歯茎や顎骨の中に埋もれた状態になります。
正常に生えない親知らずは、痛みや腫れを引き起こし、他の歯にも悪影響を与える可能性があります。
一部の人は親知らずが正常に生えて問題を起こさないこともありますが、
多くの場合、親知らずは斜めや横向きに成長し、隣接する歯を押し曲げたり、
歯茎を刺激して痛みや炎症を引き起こすことがあります。
これにより、食べ物が詰まりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが増加します。
また、親知らずの周囲に嚢胞(のうほう)が形成されることもあり、
これが周囲の歯や骨にダメージを与えることもあります。
親知らずが問題を引き起こす場合、抜歯が推奨されることがあります。
抜歯は、一時的に痛みや不快感を伴う処置ですが、長期的には口腔内の健康を維持するために重要な手段です。
抜歯のメリットとしては、
隣接する歯への圧迫やダメージを防ぎ、虫歯や歯周病のリスクを減らすことが挙げられます。
また、親知らずが生えてくるスペースが限られている場合、歯並びが乱れる原因ともなり得るため、
特に矯正治療を行っている人には抜歯が有効です。
一方、抜歯にはリスクも伴います。術後の痛みや腫れ、出血は一般的であり、
まれに感染症や神経損傷などの合併症が発生することがあります。
特に、下顎の親知らずの抜歯は神経に近接しているため、神経損傷のリスクが高くなります。
したがって、抜歯の決断には慎重な検討が必要です。
歯科医師と十分に相談し、
親知らずの状態や自分の口腔内の状況を考慮して判断することが重要です。
すべての親知らずが抜歯を必要とするわけではありません。
親知らずが正常に生えており、
周囲の歯や歯茎に悪影響を及ぼしていない場合、
必ずしも抜歯を行う必要はありません。
しかし、この場合でも定期的なチェックが欠かせません。
親知らずの位置が奥にあるため、ブラッシングが難しく、
食べ物や歯垢が溜まりやすいためです。これにより、虫歯や歯周病のリスクが増加します。
親知らずを様子見にする場合は、
定期的な歯科検診を受け、歯科医師に状態をチェックしてもらうことが推奨されます。
特に、歯茎の腫れや痛み、口臭、またはかむ際の違和感がある場合は、
すぐに歯科医師に相談することが必要です。
さらに、口腔ケアを徹底し、歯間ブラシやフロスを使用して親知らず周辺の清潔を保つよう心がけましょう。
もし抜歯を決断した場合、術後のケアも重要です。
抜歯後は、出血や腫れ、痛みを軽減するために、適切な口腔ケアと医師の指示に従ったアフターケアが必要です。
例えば、
・術後24時間は強くうがいをせず、出血を防ぐためにガーゼを噛むなどの処置を行います。
・また、患部を清潔に保ち、感染症を防ぐための抗生物質の服用や、痛みを和らげるための
鎮痛剤の使用も考慮されます。
・食事に関しては、硬い食べ物や熱い飲み物を避け、柔らかく栄養価の高い食品を摂取することが
推奨されます。
・また、抜歯後数日間は、患部を直接刺激しないように気を付ける必要があります。
術後の経過に問題がある場合、例えば、腫れがひどい場合や痛みが持続する場合は、
早めに歯科医師に相談しましょう。
親知らずの扱い方には個人差があり、状態や生え方によって対応が異なります。
親知らずが痛みや腫れを引き起こしている場合は、抜歯を検討することが一般的ですが、
問題を引き起こしていない場合には様子を見ることも可能です。
どちらの場合でも、定期的な歯科検診と適切な口腔ケアが重要であり、
健康な歯と快適な生活を維持するための鍵となります。
親知らずに関する疑問や不安がある場合は、
早めに歯科医師に相談し、最適な対応をとるようにしましょう。
2024年07月09日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
日常生活の中で「血糖値」という言葉を耳にする機会が増えています。
健康診断や糖尿病の予防に関連して
話題になることが多いこの血糖値、一体どのように変動し、
私たちの体にどのような影響を与えるのでしょうか?
今回は、血糖値の変動とその管理について解説します。
血糖値とは、血液中に含まれるグルコース(ブドウ糖)の濃度を示す数値です。
ブドウ糖は、私たちの体の主要なエネルギー源であり、
食事から摂取した炭水化物が消化吸収される過程で生成されます。
血糖値は、私たちの体がエネルギーをどのように利用し、管理しているかの指標となります。
正常な範囲であれば健康的なエネルギーの供給が行われている証ですが、
大きく変動するとさまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。
血糖値は常に一定ではなく、さまざまな要因によって変動します。
最も影響を受けるのは、食事の内容とタイミングです。食事を摂ると
消化器官で炭水化物がブドウ糖に分解され、血液中に取り込まれるため、食後に血糖値が上昇します。
食事の内容によっても変動が異なり、
高GI(グリセミック・インデックス)食品(白パン、砂糖など)は急激に血糖値を上昇させるのに対し、
低GI食品(全粒穀物、野菜など)は緩やかな上昇に留まります。
また、運動も血糖値に大きな影響を与えます。
運動すると筋肉がエネルギー源としてブドウ糖を利用するため、血糖値が低下します。
特に有酸素運動は、血糖値を効果的に下げる方法として知られています。
一方で、激しい運動や長時間の運動は一時的に血糖値を上昇させることもあるため、
運動の種類や強度に応じた血糖値の変動に注意が必要です。
ストレスや睡眠不足も見逃せない要因です。
ストレスを感じると、体は「ストレスホルモン」として知られるコルチゾールを分泌します。
このホルモンは血糖値を上昇させる働きを持ち、慢性的なストレスが続くと高血糖状態が続くことがあります。
また、睡眠不足はインスリンの感受性を低下させ、血糖値の調整を困難にすることがあります。
血糖値の変動を管理するためには、いくつかの実践的な方法があります。
まず、食事の管理が基本です。
高GI食品の摂取を控え、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。
食物繊維を多く含む食品や、タンパク質と良質な脂質を組み合わせることで、
血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。
規則的な運動も血糖値の管理には不可欠です。
有酸素運動や筋力トレーニングを日常生活に取り入れることで、血糖値のコントロールが改善されます。
運動のタイミングにも工夫が必要で、
特に食後の運動は血糖値の急上昇を抑える効果があるため、軽いウォーキングなどがおすすめです。
ストレス管理も血糖値の安定に役立ちます。
リラクゼーション法や趣味の時間を取り入れ、ストレスを軽減する工夫をしましょう。
十分な睡眠も血糖値の調整に重要な役割を果たすため、質の良い睡眠を確保することが望まれます。
さらに、血糖値の自己モニタリングも効果的です。血糖値を定期的に測定することで、
自分の血糖値のパターンを把握し、異常な変動が見られた場合には早めに対応することができます。
自己モニタリングには、血糖値測定器や連続グルコースモニタリング(CGM)などのツールが利用できます。
血糖値が異常に高い状態(高血糖)は、長期間続くと糖尿病の発症リスクを高め、
心血管疾患や神経障害、腎臓病などの合併症を引き起こす可能性があります。
一方、血糖値が異常に低い状態(低血糖)は、
意識障害やけいれん、昏睡といった急性の危険を伴うことがあります。
そのため、血糖値の異常な変動を放置せず、適切な管理が必要です。
血糖値の変動は私たちの体にとって重要な健康指標です。
食事や運動、ストレス管理、睡眠といった日常生活の要素が血糖値に大きな影響を与えるため、
これらをバランスよく管理することが大切です。
定期的な自己モニタリングも含め、適切な対策を講じることで、
血糖値を安定させ、健康的な生活を送るための第一歩となるでしょう。
健康な体を維持するために、日々の生活習慣を見直し、
血糖値の変動に対する意識を高めていきましょう。
2024年07月05日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、ドライマウスについてお伝えします。
日常生活でふと口の乾きに気づいたことはありませんか?
「ドライマウス」という状態に陥ると、単なる口の乾燥だけでなく、
さまざまな不快症状が現れることがあります。
ドライマウス(口腔乾燥症)は
唾液の分泌が減少することで起こる症状で、その原因は多岐にわたります。
今回は、ドライマウスの原因と対策について解説します。
まず、ドライマウスの主な原因の一つとして、薬の副作用が挙げられます。
抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、降圧薬、利尿薬など、さまざまな薬が唾液の分泌を抑制する副作用を持っています。
特に、長期間にわたる服用が必要な薬の場合、その影響は顕著です。
これらの薬を使用している方は、薬の副作用としてドライマウスが起きる可能性があることを認識し、
必要であれば医師に相談することが大切です。
次に、疾患もドライマウスの大きな原因です。
自己免疫疾患のシェーグレン症候群は、免疫系が自分の唾液腺を攻撃し、唾液の分泌を阻害します。
また、糖尿病の患者は、血糖値の管理が不十分だと唾液の分泌が減少することがあります。
これらの疾患によって唾液腺が影響を受け、ドライマウスの症状が出ることがあるため、
これらの疾患を持っている方は特に注意が必要です。
生活習慣も無視できません。
喫煙は唾液腺の機能を低下させ、アルコールの過剰摂取は口腔内の乾燥を引き起こします。
また、脱水状態が続くと唾液の分泌量が減るため、常に十分な水分を摂取することが重要です。
特に暑い季節や運動後などは水分補給を心がけましょう。
治療や医療処置もドライマウスの原因となることがあります。
頭頸部のがん治療における放射線治療では、放射線が唾液腺を損傷し唾液の分泌を減少させることがあります。
また、化学療法の一部の薬剤も唾液腺に影響を与えることがあり、ドライマウスの原因となります。
ドライマウスの症状は多岐にわたり、日常生活に影響を与えることが少なくありません。
口内の乾燥感、飲み込みにくさ、話しにくさ、味覚の変化、舌の痛みや炎症、
さらには口臭の悪化や口内炎、虫歯の増加などが代表的な症状です。
これらの症状が続くと、食事や会話が困難になり、生活の質が低下する可能性があります。
では、ドライマウスに対してどのような対策が有効でしょうか?
まずは生活習慣の改善が基本です。
喫煙を控え、アルコールの摂取を減らし、十分な水分を摂取することが重要です。
食事の際には、辛い食べ物や酸性の飲み物を避けることが乾燥感を和らげる助けになります。
加えて、無糖のガムやキャンディを口にすることで、唾液の分泌を促進することができます。
口腔ケアも欠かせません。
唾液代替品として市販されている口腔潤滑剤や保湿ジェル、スプレーなどを使用するのも一つの方法です。
これにより、口腔内を保湿し、乾燥感を和らげることができます。
また、薬の副作用でドライマウスが生じている場合は、
医師に相談して薬の変更や調整を検討してもらうことが必要です。
専門的な治療が必要な場合もあります。
唾液腺の機能を刺激する薬や、特定の治療法が効果的な場合もあるため、
症状が重い場合は専門医に相談することが推奨されます。
特にシェーグレン症候群などの疾患が原因である場合、免疫抑制剤や他の薬剤治療が必要になることがあります。
ドライマウスは軽視されがちな症状ですが、
適切なケアと対策を行うことで症状の軽減が可能です。
日常生活に支障を来す前に、早めに対応し、健康的な口腔環境を維持しましょう。
2024年06月25日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、いびきや歯軋りついてお伝えします。
いびきの主な原因は、気道の狭さや閉塞です。
これは、鼻や喉の構造的な問題、過剰な体重、アレルギー、風邪、
飲酒、喫煙などによって引き起こされます。
特に睡眠時に筋肉がリラックスすると、
気道が狭くなり、空気が通過する際に振動していびきが生じます。
その他、扁桃腺の肥大や鼻中隔の偏りなども関与します。
いびきは睡眠の質を低下させ、無呼吸症候群の兆候である可能性もあるため、
持続する場合は医療機関での相談が推奨されます。
いびきの改善には、体重管理と横向きで寝ることが効果的です。
アルコールや鎮静剤を避け、鼻呼吸を促進するために鼻孔拡張テープや鼻腔スプレーを使用します。
定期的な運動や禁煙も重要です。適度な高さの枕を使い、頭を少し高くすることで気道を開通させます。
持続するいびきや無呼吸症候群が疑われる場合は、
医療機関での診察を受け、専門的な治療を検討することが推奨されます。
いびきの改善のために歯科医院でできることには、以下のような方法があります。
まず、歯科医は専用の口腔装置(スリープスプリント)を提供します。
これは、睡眠中に下顎を前方に固定することで気道を広げ、いびきを軽減する装置です。
スリープスプリントは個別に作成され、装着感が良く効果的です。
次に、歯科医は口腔内の詳細なチェックを行い、気道を塞ぐ可能性のある要因を特定します。
不正咬合や歯並びの問題がある場合、歯列矯正を行うことで咬合を正し、気道を広げることができます。
また、顎関節の異常がいびきの原因となっている場合、その治療も行います。
さらに、歯科医は患者に対して生活習慣の改善アドバイスを提供します。
これは、睡眠時の姿勢や飲酒・喫煙の制限、体重管理など、いびきを軽減するための具体的な指導です。
これらの方法を通じて、
歯科医院は包括的にいびきの改善にアプローチし、患者の生活の質を向上させることができます。
持続するいびきや重度の場合は、
専門的な治療を受けるために耳鼻咽喉科や睡眠専門医と連携することもあります。
歯軋り(ブラキシズム)の主な原因は、ストレスや不安です。
日中の緊張や心理的ストレスが、睡眠中に無意識の歯軋りを引き起こすことがあります。
また、不正咬合(かみ合わせの問題)、歯の欠損、歯並びの不整合も関与することがあります。
さらに、カフェインやアルコールの摂取、喫煙、薬物の副作用、
睡眠障害(例えば、睡眠時無呼吸症候群)も原因として挙げられます。
遺伝的要因や特定の神経系疾患も関連することがあります。
歯軋りは歯や顎の問題を引き起こす可能性があるため、専門家の診察を受けることが重要です。
歯軋りの改善には、ストレス管理が重要です。
リラクゼーション法やマインドフルネス、適度な運動でストレスを軽減しましょう。
また、カフェインやアルコールの摂取を控え、規則正しい睡眠を心がけます。
不正咬合が原因の場合は、歯科医で適切な治療を受けることが効果的です。
就寝時にマウスガードを使用することで、歯の損傷を防ぐこともできます。
必要に応じて、専門医の診察を受け、適切なアプローチを検討することが大切です。
歯軋りの改善のために歯科医院でできることには、以下のような方法があります。
まず、歯科医は患者に適合するマウスガード(ナイトガード)を作成します。
これにより、睡眠中の歯軋りから歯を保護し、歯や顎関節への負担を軽減します。
ナイトガードは個別にフィットするように作られ、快適な装着感が得られます。
次に、歯科医は口腔内の詳細な検査を行い、
歯軋りの原因となる不正咬合や歯並びの問題を特定します。
必要に応じて、歯列矯正治療を行うことで咬合を正し、歯軋りを軽減します。
また、顎関節の異常がある場合、適切な治療を提供し、顎関節の負担を軽減します。
歯科医は患者の生活習慣についてもアドバイスを行い、ストレス管理やリラクゼーション法、
カフェインやアルコールの摂取制限など、歯軋りを防ぐための具体的な指導を行います。
これらの方法を通じて、歯科医院は歯軋りの改善に包括的に対応し、患者の歯や顎の健康を守り、
生活の質を向上させることができます。
質の高い睡眠はとても大事です。改善して快適な生活を目指しましょう。
気になることがあればお気軽にご相談くださいね。
2024年06月21日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今月の歯の健康におすすめレシピを二つ紹介したいと思います。
サーモンと野菜のホイル焼き
サーモンを薄切りにし、マッシュルーム、ズッキーニ、人参、
玉ねぎなどの野菜と一緒にホイルに包んで焼きます。
オリーブオイル、ハーブ、レモンの絞り汁などで味付けし、
オーブンで焼きます。
栄養豊富な野菜とオメガ3脂肪酸が含まれるサーモンが
歯や歯ぐきの健康をサポートします。
鶏胸肉と野菜のスープ
鶏胸肉を細かく切り、野菜(キャベツ、ニンジン、セロリなど)と
一緒に鶏がらスープで煮込みます。
塩やハーブで味付けし、栄養豊富なスープを作ります。
柔らかい鶏肉と野菜に含まれるビタミンやミネラルが
歯や歯茎の健康を促進します。
これらのレシピは、栄養バランスが良く、歯の健康に役立つ食材を含んでいます。
また、柔らかい食材を使っており、歯に優しい食事となっています。
歯の健康を維持するためには、栄養バランスの良い食事が重要です。
特に、カルシウムやビタミンDを豊富に含む食材(牛乳、チーズ、ヨーグルト、魚など)は
歯の骨やエナメル質を強化し、歯周組織を健康に保ちます。
また、繊維が豊富な野菜や果物は唾液の分泌を促進し、口腔内の浄化や歯周病の予防に役立ちます。
さらに、砂糖や酸が多い食品や飲料は
歯のエナメル質を溶かすリスクが高まるため、摂取を控えることが重要です。
まず、週初めに食材のリストを作成し、栄養バランスが良いメニューを考えます。
できるだけシンプルで素材の味を生かした料理を選び、調理時間を短縮します。
調理の際には、複数の調理法を駆使して同時進行で料理を進めることで、効率的に時間を節約できます。
また、事前に下ごしらえや冷凍保存を活用しておくと、
忙しい日でも手軽に健康的な食事を準備することができます。
歯にも体にも良いメニューのレパートリーを増やしながら、
楽しくメンテナンスしていきましょうね。
2024年06月14日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、舌苔についてお伝えします。
舌苔は、舌の表面に付着する白っぽいまたは黄色っぽい物質で、
口腔内の細菌や食べかす、死んだ細胞などが混ざり合ったものです。
まず、専用の舌ブラシや舌スクレーパーを使うと効果的です。
これらの道具を使用する際は、舌の奥から手前に向かって優しく擦るように動かします。
ブラシは柔らかいものを選び、強く押しすぎないように注意します。
歯ブラシを使う場合も同様で、柔らかい毛先のものを選び、
少量の歯磨き粉を使うことで清涼感が得られます。
また、抗菌作用のあるマウスウォッシュを併用することで、
舌苔の形成を抑え、口腔内の清潔を保つことができます。
まず、舌苔には細菌が多く含まれており、これが口臭の原因となるため、
舌苔を取り除くことで口臭の予防と改善が期待できます。
また、口の中がすっきりと清潔になり、爽快感が得られます。
さらに、舌苔が厚くなると味覚が鈍くなることがあるため、
舌苔を除去することで味覚が正常に働き、食事をより楽しむことができます。
まず、力を入れすぎないことが重要です。
舌の表面はデリケートなので、強く擦りすぎると傷つけてしまい、
逆に細菌の繁殖を促すことがあります。優しく丁寧に行うことが大切です。
また、舌苔の除去は1日に1回から2回が目安で、頻繁に行いすぎると舌を傷つける可能性があります。
さらに、舌苔が頻繁にできる場合、食生活や口腔内の乾燥、喫煙などが原因となることがあります。
これらの要因にも注意し、改善を心がけることが大切です。
最後に、舌苔が異常に厚い、色が変わっている、痛みがある場合は、
口腔内の健康状態に問題がある可能性があるため、歯科医師や医師に相談することが重要です。
これらの方法と注意点を守りながら舌苔を取り除くことで、
口腔衛生を保ち、健康な口内環境を維持することができます。
舌苔を取り除くことは、口腔衛生を向上させ、口臭や口内環境の悪化を防ぐだけでなく、
味覚を研ぎ澄まし、食事をより楽しむことができます。
新たな習慣を始める勇気を持ち、自分の健康と笑顔を大切にしましょう。
2024年06月11日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
歯の痛みがない治療法についてお伝えします。
麻酔の注射もなるべく痛みを感じにくくするため、良い香りのする表面麻酔を麻酔予定部に塗布します。
その次に麻酔をします。
この麻酔は局所麻酔といって、これから処置をする歯の周囲の歯茎に注射針で麻酔を注入していきます。
麻酔の注射自体を痛く感じないようにするため、麻酔の注射の前に良い香りのする表面麻酔を歯茎に塗る、
極細の注射針を使う、麻酔薬を体温程度に温めておく、
同じスピードでゆっくりと麻酔薬を注入できる電動麻酔注射器を使う等の工夫をしています。
また麻酔がしっかり効いてから治療することが大切だと考えております。
そのため麻酔が効くまでの時間をゆっくり取り、麻酔が効いていることを何度も確認しながら、
患者さんが治療中の痛みを感じないように治療を行います。
痛みは精神的に不安定な場合に感じやすくなるため、
充分に患者さんの歯の悩みに関するカウンセリングを行ってから治療することが大切だと考えております。
安心して治療を受けていただくことで痛みを感じにくくなるのです。
待合室、診療室にはアロマディフューザーでリラックスしていただき、
歯科医院独特の臭いを消しています。ぜひ、リラックスしてご来院くださいね。
2024年06月04日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、踊ることが心身に与える影響について
考えてみたいと思います。
身体的な面では、踊ることは有酸素運動として働き、
心臓や循環系を強化し、筋力や柔軟性を向上させる効果があります。
また、踊りは姿勢やバランスを改善し、身体のコアを鍛えるのにも役立ちます。
心理的な面では、踊ることはストレス解消やリラックスにつながります。
音楽に合わせて身体を動かすことで、心身が一体となり、心地よい感覚や幸福感を生み出すことがあります。
また、踊ることは創造性や表現力を刺激し、自己表現の手段としても機能します。
さらに、踊りは社交的な活動でもあります。
グループで踊ることでコミュニケーション能力が向上し、人間関係を築くきっかけにもなります。
そして、踊りは文化や伝統を継承し、共有する手段としても重要な役割を果たしています。
総じて言えば、踊ることは身体的、心理的、社会的な側面から様々な利益をもたらします。
その中でもいくつか代表的なものを挙げてみましょう。
サルサ(Salsa)は、ラテンアメリカ発祥のダンスで、キューバを中心に広まりました。
リズミカルで情熱的な音楽に合わせて踊る、華やかなスタイルが特徴です。
タンゴ(Tango)は、アルゼンチンのブエノスアイレス発祥のタンゴは、情熱的でしなやかな動きが特徴です。
二人が密接に絡み合いながら踊る姿が印象的です。
フラメンコ(Flamenco)は、スペイン・アンダルシア地方発祥のフラメンコは、
情熱的な音楽に合わせて踊る舞台芸術です。力強く、感情豊かな表現が特徴です。
バレエ(Ballet)は、クラシックバレエやモダンバレエなど、様々なスタイルがあります。
優雅で美しい動きが特徴で、専門的な技術と練習が必要です。
ブレイクダンス(Breakdance)は、アメリカ発祥のストリートダンスで、
アクロバティックな動きやフリースタイルの要素が特徴です。
ヒップホップ文化の一部として広く知られています。
ハワイアンフラ(Hawaiian Hula)は、ハワイの伝統的なダンスで、
手の動きや体の動きを使って物語を表現します。
文化や歴史を伝える重要な要素として、ハワイで大切にされています。
これらは一部の代表的なダンスや踊りですが、
世界中にはさらに多くのダンススタイルや地域特有の踊りが存在します。
フラダンスはハワイの伝統的なダンスで、
手の動きや体の動きを使って物語を表現します。
美しい自然や文化、神話などをテーマにしたダンスが多く、
草のスカート(ヒラスカート)を身に付けることもあります。
穏やかで優雅な動きが特徴で、手の動きや姿勢に重点が置かれます。
サンバはブラジルのリオデジャネイロを中心に発展したダンスで、カーニバルなどで盛んに踊られます。
サンバの特徴は、軽快なリズムに乗って軽やかなステップと体の動きを行うことです。
ヒップの振りや足の速いステップが特徴的で、活気ある雰囲気があります。
ベリーダンスは中東や北アフリカを中心に起源を持つ舞踊で、腹部の動きを中心にしています。
ヒップや腹部、胸などの柔らかい動きが特徴で、独特の魅力を持っています。
装飾的な衣装やアクセサリーを身に付け、エレガントな動きと表現力豊かな演技が求められます。
ダンスは未来への輝かしい扉を開きます。
リズムに身を委ね、心と体が調和すると、自信が湧き、夢への道が明るく輝きます。
友情の絆が深まり、新たなコミュニティが広がります。
文化の多様性を称賛し、尊重する心が芽生え、世界がより豊かになります。
創造性が溢れ、楽しみが広がる中、自己表現の喜びを味わいます。
挑戦に立ち向かい、成長する喜びに満ちた未来が、ダンスのリズムと共に待っています。
ぜひ取り入れてみてくださいね!
2024年05月31日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、アロマの新しい楽しみ方
についての提案をしたいと思います。
まずは、アロマ・マッサージ体験がおすすめです。
アロマオイルを使ったマッサージはリラックス効果があります。
パートナーや友人と一緒に、お互いにマッサージをしてみるのも楽しいです。
バスタブに温かいお湯をためて、お好みのアロマオイルを加えてリラックスしましょう。
キャンドルを灯して、リラックスタイムを充実させるのも良いですね。日常にすぐに取り入れられますね。
ルームディフューザーを使って、お気に入りのアロマオイルを部屋中に香らせるのも良いです。
特に仕事や勉強の合間にリフレッシュするのに効果的です。
さらに、アロマ・セラピーもいいですよね。
ストレスや不安を感じたときに、アロマセラピーを試してみてください。
ラベンダーやユーカリなどのアロマオイルを使って、リラックスしたり気分をリフレッシュしたりできます。
意外かもしれませんがアロマ・クッキングという方法もあります。
アロマオイルを料理に取り入れて、新しい味わいを楽しんでみましょう。
例えば、ローズマリーやタイムのオイルを使った料理は、香りと味わいが豊かになります。
どれも楽しくて効果的な方法です。あなたの好みや興味に合わせて試してみてくださいね!
料理の中で香りを楽しむためのいくつかのコツがあります。
皆さんお馴染みの方法として、
新鮮な香辛料とハーブを使うのはもちろんおすすめですね。
新鮮な香辛料やハーブを使うことで、
料理に豊かな香りを与えることができます。
例えば、ミント、バジル、ローズマリー、タイムなどを使って料理すると、香りが強く引き立ちます。
料理を調理する際に、香りを楽しむことができます。
香辛料やハーブを炒めたり、調理中に香りが広がるタイミングで、その香りを楽しんでみてください。
それから、香辛料を挽くという一手間も、生活の質アップにつながりますね。
香辛料を挽くことで、その香りが一層引き立ちます。
例えば、フレッシュなシナモンやクローブを挽いて使うと、料理に素晴らしい香りが広がります。
オイルやバターを香りづけすることもおすすめです。
オイルやバターを使って料理する際に、香辛料やハーブを加えて香りを付けることができます。
例えば、オリーブオイルにローズマリーやガーリックを加えて加熱すると、
その香りがオイルに移り、料理全体に広がります。
いずれにしても、フレッシュな香りを大切にしたいですね。
香辛料やハーブはできるだけ新鮮な状態で使うことが大切です。
古くなった香辛料やハーブは香りが薄れるため、料理に十分な香りを与えることができません。
これらのコツを使って、料理を通じて香りを楽しんでみてくださいね。
香りを楽しむことは、心身にさまざまな影響を与えることが知られています。
とにかくリラクゼーションとストレス軽減につながります。
特定の香り(例えば、ラベンダー、カモミール、ローズなど)は、
リラクゼーションやストレス軽減に効果があります。
これらの香りを嗅ぐことで、心身がリラックスし、心の安定をもたらすとされています。
また、記憶や感情を刺激します。香りは、過去の経験や記憶と強く結びついています。
特定の香りを嗅ぐことで、過去の出来事や感情が思い起こされることがあります。
これにより、ポジティブな感情を引き出したり、心を慰めたりする効果があります。
集中力や注意力の向上も期待できますね。
特定の香り(例えば、ペパーミント、レモン、ローズマリーなど)は、集中力や注意力を高める効果があります。
これらの香りを嗅ぐことで、心がクリアになり、思考が集中しやすくなります。
それから心地よい睡眠も促進します。
リラックス効果のある香りを嗅ぐことで、睡眠の質を向上させる助けになります。
特に就寝前にラベンダーやカモミールの香りを楽しむことで、より良い睡眠を得ることができます。
気分の改善もできます。香りが心身に与える影響は個人によって異なりますが、
一般的には特定の香りを楽しむことで、気分が改善されることがあります。
例えば、フルーティーな香りやシトラス系の香りは、活力を与えたり気分を明るくする効果があります。
これらの影響は、個々の人や使用される香りによって異なりますが、
香りを楽しむことは心身の健康にポジティブな影響を与えることができると言われています。
日常にちょっとした工夫を加えて、心身整えていきましょうね。
2024年05月24日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
高齢になったときには何本の歯が残っていると望ましいか
ご存じでしょうか?
答えは、20本です。
一般的には、高齢になったときには
少なくとも20本以上の歯が残っていることが望ましいとされています。
これは、食事摂取や発音、口の健康など、口腔機能を維持するために重要な役割を果たすためです。
ただし、個々の状況によって異なります。
歯科医との定期的な相談やケアは、口腔健康を維持する上で重要です。
それは、以下のことを実践することが重要です。
まずは、正しい歯磨きの習慣を身につけることです。
毎日2回、歯科医が勧める方法で歯を磨くことが重要です。
歯垢や食べカスをしっかりと取り除くことで、虫歯や歯周病を予防できます。
次に、フロスを使用することです。
歯ブラシだけでは届かない歯間の汚れや歯垢を取り除くために、毎日フロスを使用しましょう。
そして、正しい食事を心掛けましょう。
栄養バランスの取れた食事を摂取し、特に砂糖や粘りのある食品の摂り過ぎに注意しましょう。
歯を傷つける食品や飲み物を控えることも大切です。
それから、歯科医の定期的な診断と治療を受けることも重要です。
虫歯や歯周病などの問題を早期に発見し、適切な治療を受けることが重要です。
定期的な歯科検診とクリーニングを受けることで、歯の健康を維持できます。
また、タバコや喫煙を避けましょう。
タバコや喫煙は歯や歯肉の健康に悪影響を与えるだけでなく、
全身の健康にも悪影響を及ぼすことが知られています。
これらの習慣を若いうちから実践することで、将来的に自分の歯を健康に保つことができます。
歯を残すことは、精神面における忍耐も重要です。しかし、精神論よりも、望ましい習慣が重要だと考えます。
歯を健康に保つためには、適切な歯科ケアや予防策を実践する必要があります。
精神的な意志や意欲は重要ですが、それだけでは不十分です。
改めて考えてみましょう。
まずは、痛くない歯でよく噛むことができることです。
自分の歯が多いことで、食事をより豊かに楽しむことができます。
十分な噛みしめが可能であり、
栄養バランスの取れた食事を摂取することができます。
これにより、全身の健康を維持し、疾患のリスクを低減することができます。
次に、良好な口腔機能を維持できることです。
自分の歯が多いことで、発音や会話におけるコミュニケーション能力が向上し、
口腔機能を維持することができます。
また、自然な噛み合わせを保つことで、顎の関節や筋肉の健康も維持されます。
さらに、自信と生活の質の向上です。
自分の歯が多いことで、良好な口元の美しさを保つことができます。
これにより、自信を持って笑顔を見せることができ、社会的な交流や活動に積極的に参加することができます。
また、口腔トラブルや痛みのリスクが低いため、生活の質も向上するでしょう。
もちろん、歯科治療の負担の軽減も期待できます。
自分の歯が多い場合、入れ歯や義歯の必要性が減少します。
これにより、歯科治療やメンテナンスの負担が軽減され、経済的な負担も低減されます。
以上のような利点から、高齢になっても自分の歯を多く残すことは重要です。
口腔健康を維持するためには、定期的な歯科検診や適切な口腔ケアを続けることが重要です。
2024年04月19日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は「スポーツと歯のメンテナンス」について
お伝えしたいと思います。
スポーツは、健康的な生活を送る上で重要な役割を果たします。
しかし、多くの人々がスポーツと身体的健康の関係に焦点を当てる一方で、
歯の健康については軽視されがちです。
実は、スポーツと歯の健康には密接な関係があります。
ここでは、その重要性について考えてみましょう。
まず第一に、スポーツ中の怪我や事故によって歯が損傷する可能性があります。
特に接触スポーツや激しい運動を行う際には、歯の保護が不可欠です。
適切なマウスガードやヘルメットの着用は、歯を保護し、
治療中などで痛い歯を痛くない状態に保ち、重大な歯の損傷や損失を防ぐことができます。
歯の損傷は痛みだけでなく、治療にも時間と費用がかかるため、予防が重要です。
また、スポーツを行う際に口呼吸が増えることがあります。
口呼吸は口腔内の乾燥を引き起こし、歯周病や虫歯のリスクを高める可能性があります。
歯科医との定期的な健康チェックや、適切な口腔ケアの習慣の確立は、口内の健康を維持する上で重要です。
さらに、スポーツドリンクやエネルギージェルなどの使用が一般的ですが、
これらは歯の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
これらの飲料は高い糖分を含み、歯の表面に酸を作り出すことがあります。
長期間にわたってこれらの飲料を摂取することは、
歯のエナメル質を弱め、虫歯のリスクを高めることがあります。
水を積極的に摂取し、飲料の摂取を制限することで、歯の健康を保つことができます。
最後に、スポーツのパフォーマンスにも歯の健康が影響を与えることがあります。
口の中の状態が良好であれば、口呼吸を減らし、酸素を効率的に取り込むことができます。
また、口腔内の炎症や感染症があると、全身の炎症反応が引き起こされ、
パフォーマンスが低下する可能性があります。
スポーツと歯の健康は、密接に関連しています。
適切な予防策を講じることで、歯の健康を保ちながらスポーツを楽しむことができます。
定期的な歯科検診や口腔ケアの習慣は、
スポーツパフォーマンスを向上させ、全身の健康を維持する上で欠かせません。
スポーツの中でも特に野球プレイ中のケガについて考えてみたいと思います。
野球は素晴らしいスポーツであり、
運動能力やチームワークを高めるだけでなく、
健康的な生活を促進する面でも魅力的です。
しかし、野球をプレイする際には様々なケガのリスクが存在します。
特に口腔内のケガは、選手やコーチが注意を払うべき重要なポイントです。
ここでは、野球プレイ中によく見られる口腔内のケガと、それらを予防するための対策について考察します。
野球では、打球やボールが口に直撃することがあります。
その結果、歯が折れたり、欠けたりすることがあります。
特にキャッチャーは、ヘルメットやマスクを着用しているため、それほどリスクは高くありませんが、
他のポジションの選手は歯を保護するためのマウスガードの着用が重要です。
投手や野手がボールを投げたり、捕球したりする際に、
口の中にある歯ぐきや口腔組織がボールに当たることがあります。
これにより口内炎が発生することがあります。
特にハードスローを投げる投手や、ボールを猛スピードで打つバッターは、このリスクが高まります。
口内炎ができた場合は、適切な処置を行い、感染を防ぐために口腔ケアを行うことが重要です。
野球中に歯茎や口内の組織に怪我をすることで、口の中から出血することがあります。
特に口の中の粘膜がダメージを受けやすいので、出血が起こることがあります。
出血がある場合は、口を洗浄し、適切な応急処置を行うことが必要です。
これらの口腔内のケガを予防するためには、以下の対策が役立ちます。
マウスガードの着用:
マウスガードは歯や口内のケガを防ぐために非常に効果的です。
適切なフィット感のあるマウスガードを使用し、プレイ中に歯を保護しましょう。
口腔ケアの徹底:
歯磨きやフロスを定期的に行い、口内の清潔さを保ちます。
口内炎や出血のリスクを低減するために重要です。
スポーツを安全に楽しむためには口腔内のケガに対する注意が必要です。
選手やコーチはこれらのリスクを認識し、適切な予防策を講じることで、
ケガのリスクを最小限に抑えましょう。
2024年04月16日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は「春の訪れと共に楽しむアロマの魅力」について
お伝えしたいと思います。
春の訪れは、新しい始まりと活力の象徴です。
暖かな日差しや優しい風が心地よく吹き抜ける季節に、
私たちは自然と活力を取り戻したくなります。
そんな春の訪れを彩るのにぴったりなのが、アロマテラピーです。
芳香を楽しむことで心身をリフレッシュし、新たな季節への活力を取り戻しましょう。
まず、春におすすめなアロマの一つは、シトラス系の香りです。
レモン、オレンジ、グレープフルーツなど、爽やかで明るい香りは、春の陽気にぴったりです。
これらの香りは、気分を明るくし、活力を与えてくれます。
特に、朝の目覚めにはレモンやオレンジの精油をディフューザーで香らせると、
一日の始まりがさらに爽やかになるでしょう。
また、春は新しい始まりを象徴する季節でもあります。
その象徴的な花として、ラベンダーが挙げられます。
ラベンダーの穏やかな香りはリラックス効果があり、心を落ち着かせてくれます。
疲れた心身を癒やし、新たな季節への準備を整えるのに最適です。
バスタイムや就寝前にラベンダーの香りを楽しむことで、心地よい眠りへと導かれるでしょう。
さらに、春には花々が咲き誇る季節です。その中でも、ジャスミンの香りは特に魅力的です。
ジャスミンの甘くセンシュアルな香りは、ロマンティックな雰囲気を演出してくれます。
特に、デートや特別な夜には、ジャスミンの香りを身にまとうことで、
雰囲気を盛り上げることができるでしょう。
春の訪れと共に、アロマテラピーを取り入れて心身をリフレッシュしましょう。
シトラス系の明るい香り、ラベンダーの穏やかな香り、
そしてジャスミンの魅惑的な香りが、春の日差しと共に私たちを包み込んでくれることでしょう。
新たな季節の始まりに、心地よい香りと共に幸せな時間を過ごしましょう。
アロマだけでなく実際に咲いている花を楽しむことができる季節です。
春は桜の花が満開になり、日本中が美しいピンク色に染まる季節です。
この季節には、
日本の文化として古くから愛されてきた「花見」があります。
桜の花見は、ただ花を見るだけでなく、五感を通じて春の訪れを楽しむ贅沢な時間です。
その中でも、香りを通じた花見の楽しみ方について考えてみましょう。
桜の花は美しいだけでなく、独特の甘い香りも持っています。
特に、桜の花びらを優しく摘むと、その微かな芳香が漂います。
花見の際には、桜の花びらをひとつ手に取り、鼻に近づけて香りを楽しんでみてください。
そんなひと時は、ただ花を見るだけでは味わえない特別な体験となることでしょう。
また、桜の花見の場所には、様々な花や木々が咲き誇る公園や川沿いなど、自然の美しさが広がっています。
そんな場所では、桜の花だけでなく、他の花々からもさまざまな香りが漂います。
例えば、梅の花は淡い甘い香りを持ち、菜の花は爽やかな芳香が広がります。
花見の際には、桜だけでなく、周囲の植物の香りも楽しんでみると良いでしょう。
さらに、花見では桜の木の下でピクニックを楽しむことが一般的です。
その際には、お弁当やお菓子、飲み物など、香りの楽しめる食べ物や飲み物を用意すると良いでしょう。
例えば、桜の花を使った和菓子や桜酒など、
桜の香りを楽しめるアイテムを取り入れると、花見のひと時がさらに特別なものになることでしょう。
花見は、春の訪れを感じるだけでなく、香りを通じて自然と調和する貴重な機会です。
桜の花の甘い香りや周囲の花々の香りを楽しみながら、
心地よいひとときを過ごしてみてください。
そんな花見の魅力を通じて、春の訪れを存分に楽しんでみてください。
2024年04月12日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は「花粉症と歯のメンテナンスの関連性」について
お伝えしたいと思います。
花粉症と歯のメンテナンスの関連性は、主に以下の点で考えられます。
まず第一に、花粉症の症状により、鼻が詰まりやすくなり口呼吸が増えることがあります。
口呼吸は口の中を乾燥させ、唾液の分泌が減少します。
唾液は口内のバクテリアの成長を抑制する重要な役割を果たしています。
口内乾燥が続くと、口腔内のバクテリアの増殖が促進され、歯周病や虫歯のリスクが高まります。
口呼吸による口の乾燥が持つ影響は、
口腔内の微生物生息環境の変化や唾液の減少に関連して、歯の健康にいくつかの影響を与えます。
具体的には以下のような影響が考えられますね。
唾液には口腔内の酸性環境を中和し、歯のエナメル質を保護する役割があります。
口腔内の乾燥により唾液の分泌が減少すると、
歯の表面に残留した食べカスや酸が中和されにくくなり、虫歯のリスクが増加します。
口腔内の乾燥は歯周病の発症や進行にも影響を与えます。
唾液には歯周ポケットの中の細菌を洗い流す役割があり、
唾液の減少により口腔内の細菌の増殖が促進され、歯周病の進行を招く可能性があります。
口腔内の乾燥は口臭の原因となります。
口腔内の細菌が増殖しやすくなり、口臭の発生が増加します。
口腔内の乾燥により、歯の表面が乾燥して敏感になることがあります。
これにより、冷たい物や熱い飲食物や甘い食べ物などによる
刺激に対する歯の感受性が増加する可能性があります。
それから、口腔清掃の重要性という点も関係します。
花粉症の症状で鼻水やくしゃみが増えると、口腔内の細菌やアレルゲンが増加しやすくなります。
このため、花粉症の季節には口腔清掃をより丁寧に行う必要があります。
十分なブラッシングやフロス使用により、
口腔内の細菌やアレルゲンを除去し、歯や歯ぐきの健康を保ちます。
花粉症の季節には、口腔内の細菌やアレルゲンが増加しやすくなります。
そのため、通常よりも頻繁にブラッシングを行いましょう。
特に朝と夜の歯磨きは欠かさず行い、食事後にもブラッシングすることが効果的です。
歯間には歯垢や食べカスが溜まりやすく、花粉症の季節には口内のアレルゲンも付着しやすくなります。
フロスやインターデンタルブラシを使って、歯間の清掃も十分に行いましょう。
花粉症の季節に口腔内を清潔に保つためには、うがいや口腔洗浄液の利用が有効です。
うがい薬や口腔洗浄液を使って口腔内のアレルゲンや細菌を除去し、口臭や口内の不快感を軽減します。
花粉症の季節には口の状態が変化しやすいため、歯科医の定期健診を受けることが重要です。
歯科医は口腔内の状態を詳細に診断し、適切なケアや治療を提案してくれます。
花粉症の季節は空気が乾燥しやすいため、口腔内も乾燥しやすくなります。
加湿器を使って室内の湿度を保ち、口腔内の乾燥を防ぎましょう。
花粉症の症状で食欲が低下したり、特定の食品が避けられることがあります。
栄養バランスが偏ると、歯や歯ぐきの健康に影響を与える可能性があります。
健康的な食事を心がけ、
特に花粉症の季節には栄養補助食品を検討することも重要です。
ビタミンCには抗酸化作用があり、
炎症やアレルギー反応を抑制する助けになることが知られています。
オレンジやイチゴ、ブロッコリーなどのビタミンCを豊富に含む食品を摂取しましょう。
オメガ-3脂肪酸は炎症を抑制する働きがあり、花粉症の症状を軽減する可能性があります。
サーモンやマグロ、チアシード、亜麻仁などの食品を摂取することでオメガ-3脂肪酸を補給しましょう。
ブルーベリーやスイートポテト、アボカドなど、抗炎症作用のある食品を積極的に摂取することで、
花粉症の症状を和らげる助けになるかもしれません。
腸内細菌のバランスを整えることで免疫力を高めることができます。
ヨーグルトやキムチ、麹などの発酵食品を積極的に摂取し、腸内環境を整えましょう。
加熱調理された食品はアレルゲン反応を引き起こす可能性があるため、
できるだけ生の状態で食べるように心がけましょう。
充分な水分を摂取することで体内の排泄を促進し、アレルゲンを体外に排出するのに役立ちます。
毎日適切な量の水を飲むことを心がけましょう。
花粉症は多くの人を悩ませている現代病です。
医療機関をうまく頼って乗り切っていきましょう。
2024年03月12日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
健康づくりには、ストレスとうまく付き合っていくことが大切です。
そこで今日は「アロマ」についてお伝えします。
私自身、アロマを炊くのが好きで、リラックス効果を実感しています。
まず、最近のアロマのトレンドについては、
個々の健康とウェルビーイングの向上に焦点を当てたものがあります。
例えば個々のニーズや好みに合わせて、カスタマイズされたアロマブレンドを作成することが人気です。
これにより、ストレスの軽減、リラックス、集中力の向上など、
特定の目標に向けた効果的なブレンドが可能になります。
それから、近年、ストレス管理やリラックス効果を求める人々が増えています。
ラベンダーやカモミールなどの穏やかな香りが特に人気で、
リラックスした状態を促進するために使用されています。
また、睡眠の質を向上させるためのアロマセラピーも注目されています。
ラベンダーやベルガモットなどのエッセンシャルオイルが、
より良い睡眠をサポートするために使用されています。
さらに、自宅でのリラックスやホームスパ体験を求める人々が増えています。
アロマディフューザーやアロマキャンドルなどのアロマテラピー製品が、
家庭でのリラックスやリフレッシュに使用されています。
これらのトレンドは、個々の健康とウェルビーイングへの関心が高まる中で、
アロマテラピーの人気が持続的に高まっていることを示しています。
まずは嗅覚刺激です。
アロマテラピーに使用されるエッセンシャルオイルの香りは、
脳の嗅覚受容体を刺激し、感情や記憶と関連付けられた部分に影響を与えます。
例えば、ラベンダーやカモミールの香りは、リラックスやストレス軽減に関連付けられています。
つぎに、神経系への影響があります。
エッセンシャルオイルは、呼吸や皮膚から吸収された際に、神経系に影響を与えると考えられています。
これにより、身体や心の状態に変化をもたらし、リラックスやストレス軽減を促す効果が期待されます。
それから、自然療法の一環としての効果も期待できます。
アロマテラピーは、自然療法の一環として広く利用されており、
リラックス効果やストレス軽減の補助的な手段として機能することがあります。
ただし、アロマテラピーは医学的な治療方法ではなく、その効果や安全性には個人差があります。
総括すると、アロマテラピーのリラックス効果は、
香りの嗅覚刺激や身体への影響を通じて実現されると考えられますが、個々の体験や反応は異なります。
また、医療用途や健康上の問題に関しては、医師や専門家に相談することが重要です。
アロマのリラックス効果について
アロマのリラックス効果については、一般的に次のようなメカニズムが考えられていますが、
特定の効果を保証することはできませんし、医療アドバイスとして解釈されるべきではありません。
ストレスを軽減し、リラックスし、病気を寄せ付けない健康的な体づくり、
メンタルのケアを行っていきましょうね。
2024年03月08日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、「歯の黄ばみ」についてお伝えしたいと思います。
「歯の黄ばみが気になります。どうしたら良いですか?」
という声をよく聞きます。
歯の黄ばみを軽減するためには、以下の方法が役立つかもしれません。ただし、専門家の意見を仰ぐことも重要ですね。
まず何よりも、歯の黄ばみを防ぐためには、適切な歯磨きが重要です。
歯茎の中に歯ブラシの毛先を少しあてながら歯ブラシを優しく、
円を描くような動きで歯の表面全体を磨くことが大切です。歯ブラシの交換も定期的に行いましょう。
佐伯歯科では歯周ポケット内の清掃のために特殊な歯ブラシによるブラッシング指導を行い、
ホームページをご覧になりお越しいただいた患者さまには、この歯ブラシをサービスで差し上げております。
それからフッ素入りの歯磨き剤の使用も大事ですね。
フッ素入りの歯磨き剤を使うことで、歯のエナメル質を強化し、歯垢の形成を防ぐことができます。
定期的な歯科検診はしてますでしょうか。
歯科医によるクリーニングやプロフェッショナルな歯の清掃が、歯の黄ばみを軽減する助けになります。
歯科医には歯の健康状態やクリーニングの頻度について相談してみてください。
それから根本的な対策になりますが食事の見直しが実はとっても大事です。
タバコやコーヒー、紅茶などが歯の着色の原因となります。
これらの摂取を控えるか、口をすすぐなどの対策をすることで、黄ばみの進行を遅らせることができます。
ホームホワイトニングがお手軽にできる時代になりました。
歯科医に相談の上で、専用のホワイトニング製品やキットを使用することも考えられます。
ただし、誤った使用方法や過度の使用は歯に悪影響を及ぼす可能性があるため、
歯科医の指導を受けることが重要です。
当院でも行っておりますので、気になる方はおっしゃってくださいね。
適切な水分摂取も良いです。
口の中を適切に湿らせることで、歯の表面に付着した色素や汚れを予防できます。
十分な水分を摂ることで、口腔内の清潔を保ちましょう。
これらの対策を組み合わせることで、歯の黄ばみを軽減し、より白い歯を維持することができるでしょう。
ただし、歯の状態によっては、歯科医のアドバイスを受けることが最善の方法です。
一人で悩まずにぜひお気軽にお問い合わせください。
綺麗で健康的な歯を保って、楽しい日々を送りましょうね。
2024年03月01日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、歯がグラグラする状態について
お伝えしたいと思います。
歯がグラグラする状態は、いくつかの異なる原因が考えられます。
以下は、歯がグラグラする可能性があるいくつかの一般的な原因です。
まず歯周病(歯槽膿漏)の可能性が考えられます。
歯周病は歯茎の炎症や歯周組織の損傷を引き起こす病気で、進行すると歯が抜ける可能性があります。
歯周病による歯茎の炎症や歯槽膿漏が進むと、歯がグラグラすることがあります。
次に歯の骨の減少ということもありえます。
歯が支えられている骨が減少すると、歯がしっかりと固定されなくなり、グラグラすることがあります。
これは歯周病や年齢の影響によって引き起こされることがあります。
それから、むし歯という可能性もありますね。
歯の表面に穴ができてしまうむし歯が進行すると、歯の組織が減少し、歯がグラグラすることがあります。
また、咬み合わせの問題も考えられます。
歯が正確な咬み合わせを欠いている場合、歯にかかる圧力が均等でなくなり、歯がグラグラすることがあります。
もちろん歯に対する外傷がある場合も、グラつきの原因になります。
歯が外部からの力や急な衝撃によって損傷されると、
歯の支持組織が影響を受け、歯がグラグラすることがあります。
例えばスポーツ中に歯に強い衝撃が加わると、さまざまな症状や問題が発生する可能性があります。
歯の痛みが起こりますね。衝撃を受けた歯が直接的に痛むことがあります。
この痛みは即座に感じられることもありますし、しばらくしてから現れることもあります。
そして、歯のグラグラ感があることもあります。
歯が強い衝撃を受けると、歯がグラグラする感覚が生じることがあります。
歯の支持組織に損傷が生じ、歯が不安定に感じられることがあります。
そして衝撃によって歯が割れたり欠損したりすることがあります。
歯の表面や歯の一部が破損する可能性があります。
また 衝撃によって歯ぐきが損傷され、歯茎からの出血が発生することがあります。
衝撃が強い場合、歯の中にある歯髄(神経や血管を含む組織)が損傷され、
激しい痛みが生じる可能性があります。
また衝撃によって歯髄が損傷され、歯の色が変化することがあります。
歯が灰色や黒ずんだように見えることがあります。
歯がグラグラしたり、スポーツ中に歯に衝撃を受けた場合は、
できるだけ早く歯科医師に相談することが重要です。
歯のグラグラが進行すると、歯を失う可能性が高まります。
歯科医師は原因を詳しく調査し、適切な治療を提案することができます。
自己診断や放置せず、専門家の助言を受けることが歯の健康を維持するために重要です。
2024年01月23日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、歯磨き時間が楽しくなる工夫について
お伝えしたいと思います。
まずはリラックスした環境を作ることが大事だと考えます。
歯磨きは日常のルーティンの一部ですが、できるだけリラックスできる環境を作ると良いでしょう。
好きなキャンドルやアロマディフューザーで部屋に香りをつけたり、柔らかい光を灯したりして、
歯磨きの時間を特別なものにしましょう。音楽を聴きながら、映画を見ながらというのも良いですね。
歯磨きに必要な時間は5分程度です。
タイマーや歯ブラシについている歯磨きの進捗を知らせる機能を活用して、
時間を短く感じるように工夫してみましょう。
それから、最近は歯磨き粉のバラエティも豊富です。
歯磨き粉やジェルにはさまざまなフレーバーや香りがあります。
自分の好みに合ったものを選ぶと、歯磨きがより楽しくなります。
また、フレーバーを変えることで毎回新しい体験ができます。
歯磨き後に自分への小さなご褒美を用意すると、歯磨きが楽しみになります。
例えば、お気に入りのお茶を飲んだり、好きな本を読んだりすることで、
歯磨き後の充実感を感じることができます。
歯磨きをゲーム感覚にすることで楽しさが増します。
歯みがきの流れを考えて、歯の上を磨く時間、側面外側を磨 く時間、側面内側を磨く時間と段階を分けて、
少しずつクリアすることで、モチベーションが向上する可能性がありますよ。
これらのアイディアを組み合わせて、歯磨きを楽しい時間に変えてみてください。
楽しみながら歯の健康を維持することは、日常生活にポジティブな影響をもたらします。
電動歯ブラシは手動の歯ブラシよりも歯垢や汚れを除去しやすいとされています。
効果的で、歯磨きが手軽に感じられるかもしれません。
歯磨きが苦手な理由や歯に対する不安がある場合は、歯科医に相談してみてください。
歯科医は適切なアドバイスを提供し、歯の健康に対する不安を解消するサポートができます。
佐伯歯科医院でもブラッシングのコツをお伝えしていますので、
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。楽しく歯の健康を維持していきましょう。
2024年01月16日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回の記事では、日本人の歯の特性についてお伝えしたいと思います。
日本人の歯の特性には、一般的な傾向がありますが、
個々人の歯の状態は個人差があります。
以下は、一般的な日本人の歯の特性に関する一般的な情報になります。
まず、日本人は一般的に他の人種に比べて小顔の傾向があります。
このため、歯の配置が顔全体に対して調和して見えることがよくあります。
歯並びについては、一般的に、日本人は歯並びが比較的良好で、
歯並びが乱れているケースが他の人種に比べて少ないとされています。しかし、これには個人差があります。
歯のサイズは、一般的に、日本人の歯は他の人種に比べてやや小さい傾向があります。
これは、小顔傾向とも関連しています。
歯の色については、 日本人の歯の色は、黄色味がかった象牙色が一般的です。
ただし、食生活や歯のケアの影響も受けるため、個人差がありますね。
虫歯の少なさが特徴的です。
遺伝的な要因や食生活の違いによりますが、一般的には日本人は虫歯が少ないとされています。
これは、米食が主流であるため、西洋諸国に比べて砂糖の摂取が控えめであることが影響していると
考えられています。
歯の形状にも個人差がありますが、一般的には円錐形が多く見られます。
特に、上顎の前歯がやや尖っていることがあります。
これらはあくまで一般的な傾向であり、例外もあります。
個々の歯の状態は遺伝的な要素や個人の歯のケア、食生活などにも影響されます。
歯の健康を維持するためには、適切な歯科ケアと定期的な歯科検診が重要です。
このように日本人の歯の特性を知っていただいた上で、
日本人が歴史的に行ってきた歯のメンテナンス方法についてお伝えしたいと思います。
歴史的に日本人が行ってきた歯のメンテナンス方法は、
時代や地域によって異なりますが、以下に一般的な傾向をいくつか挙げてみます。
まず、歯みがき粉の使用についてです。
古代から歯みがき粉が存在し、歯みがきのために木の小枝や茎を噛んで使ったこともありました。
江戸時代には、焼いた塩を歯みがき粉として使用することが一般的でした。
木炭やミョウバンの利用もされていました。
歴史的な時代において、木炭やミョウバン(明礬)は歯磨きに使われることがありました。
これらは歯の汚れを取り除く効果があるとされていました。
歯みがき棒の利用もありました。
古代から歯みがきのための小さな棒や小枝が使用されていました。
これは歯の間の汚れを取り除くために使われました。
茶の利用も歯のメンテナンスの一つです。
日本の歴史の中で、茶が歯の健康に良いとされ、歯のメンテナンスに利用されることがありました。
茶には抗酸化物質やポリフェノールが含まれており、これが歯の健康に寄与すると考えられていました。
歯の保存方法についても少し紹介しますと、
昔の日本では、歯を大切にし、抜けた歯を保存することが一般的でした。
歯はお守りや身代わりとして、また縁起物として扱われたこともあります。
これらの方法は歴史的なものであり、
現代では歯科医学の進歩により、歯ブラシや歯磨き粉、フロスなどが一般的に使用されています。
現代の歯科ケアは予防的なアプローチを重視し、歯の健康を保つための様々な方法が利用されています。
佐伯歯科医院ではこのように定期的に歯の健康に向けたトピックを定期配信していますので、
ぜひ読んでご自身の歯の健康に繋げていっていただけたらと思います。
楽しく、歯の知識を身につけて健康な歯を維持していきましょうね。
2024年01月09日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
年始は新しい年を迎え、新たな可能性や冒険を楽しむ絶好の機会です。
年始を楽しむためにも色々と計画を立ててみましょう。
まずは、新年の抱負をたてることです。
新年の始まりは、新しい目標や抱負をたてるのに最適なタイミングです。
自分の成長や挑戦に焦点を当て、実現可能な目標を掲げてみましょう。
それから、親しい人たちと集まる絶好の機会ですね。
年始は友人や家族と集まるのに素晴らしい時期です。
新年の最初の日を特別な人たちと共有し、一緒に笑い、食事を楽しむことで、素晴らしい思い出ができます。
また、新しい趣味やアクティビティを始めるのもこのタイミングがもってこいです。
新しい年は新しいことを始める良い機会です。
興味を持っている趣味やアクティビティに挑戦するか、新しいことにチャレンジしてみることで、
新しい才能や楽しみを見つけることができます。
ちょっと発想を変えて、自然に親しむのもいいですね。年始には自然に親しむこともおすすめです。
散歩やハイキングに出かけたり、美しい景色を眺めながらリフレッシュすることで、
心身ともにリラックスできます。
そのほか、文化的な体験を楽しむことも取り入れてはいかがでしょうか。
新しい年には美術館や劇場などの文化的な施設を訪れることも考えてみてください。
新しいアートやパフォーマンスに触れることで、刺激を受け、感動的な体験ができます。
また、料理や食べ物を楽しむのもいいですね。
特別な料理を作ったり、新しいレシピに挑戦してみたりすることで、
美味しい食事を通じて新年を祝福しましょう。
そして何より大事なのが、自分へのご褒美かと思います。
新年が始まると、前の年の努力や挑戦に対する
自分へのご褒美を考えてみてください。
リラックスやエンターテイメントを満喫することで、
新しい年のスタートをポジティブに切ることができます。
自分に合った方法で楽しんで、素晴らしい一年にしましょうね!
年始行事において食事は重要な要素であり、歯の健康にも影響を与えることがあります。
以下に、年始行事での食事と歯の健康の関連についていくつかのポイントを挙げてみましょう。
年始行事では、甘い料理やお菓子が多くなることがあります。
過剰な砂糖の摂取は歯の健康に悪影響を与える可能性があります。
砂糖は歯垢をつくり、そこにいる細菌がこれを分解して酸を作り出し、歯を傷つける原因となります。
糖分の摂取を控え、歯磨きをこまめに行うことが重要です。
だからこそフルーツと野菜の摂取を増やすように心がけてみてくださいね。
年始行事での食事には、フルーツや野菜も多く含まれることがあります。
これらは歯の健康に良い影響を与える栄養素を提供します。
特に、繊維が豊富な食品は唾液の分泌を促進し、歯のクリーニングをサポートします。
年始行事ではアルコールが飲まれることが一般的ですが、
アルコールは口中の乾燥を引き起こす可能性があります。
口が乾燥すると唾液の分泌が減少し、これが歯の健康に悪影響を与えることがあります。
水分補給を心がけ、歯の健康を保つために適切なケアを行いましょう。
歯を守るための習慣を継続することが欠かせませんね。
年始行事でリラックスしていると、歯のケアを怠りがちになることがあります。
しかし、歯磨きやフロスの習慣は続けることが重要です。
特に、寝る前の歯磨きは寝ている間に口内の細菌の増殖を防ぐのに役立ちます。
これらのポイントに留意することで、年始行事でも歯の健康を守ることができます。
定期的な歯科検診も欠かさず行い、プロの意見を仰ぐこともおすすめです。
こちらのブログでは継続的に歯の健康に向けて発信してますので、
ぜひ定期的にみて、ご自身の健康維持に繋げてもらえたら嬉しいです。
2023年12月19日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
歯が折れた時にどうしたら良いかについてお伝えします。
歯が折れてしまった場合は、できるだけ早く歯科医師に相談することが重要です。
以下は、歯が折れたときの基本的な対処法と注意点ですが、
とにかく、歯科医師に相談して治療をしてもらうことが何より大切です。
歯が折れた場合、口の中の組織が腫れたり痛んだりすることがあります。
冷却パッドや袋に氷を包んで、患部に数分間当てることで腫れを抑えることができます。
歯が折れた部分をできるだけ触らないようにし、食事や口の中の刺激から保護します。
柔らかい食べ物を選び、患部に直接かかる咀嚼を避けるように心掛けましょう。
できるだけ早く歯科医に連絡し、アポイントメントを取りましょう。
歯が折れた場合、歯科医が適切な治療を提供することが重要です。
折れた歯の状態によっては、修復や補綴が必要となることがあります。
折れた歯片があれば、清潔な容器に保存して歯科医に持参しましょう。
歯科医が折れた部分を見ることで、適切な治療方法を選択できる可能性が高まります。
痛みや不快感がある場合は、一般的な鎮痛剤(痛み止め)を使用することも考えられますが、
歯科医に相談してから使用するようにしましょう。
最も重要なのは、できるだけ早く歯科医の診察を受け、適切な治療を受けることです。
歯を強くするためには、良好な口腔衛生習慣や健康的な生活習慣が重要です。
以下に、歯を強くするための日頃からの注意点をいくつか挙げてみます。
歯を強くするためには、適切な歯磨きが不可欠です。
歯磨きは毎日2回行い、歯垢や食物の残りをしっかりと取り除きましょう。
適切な歯磨き方法や歯ブラシの選び方について、歯科医に相談すると良いです。
フッ素は歯を強化し、虫歯の予防にも役立ちます。
フッ素を含む歯磨き粉やマウスウォッシュを使用するか、歯科医の勧めるフッ素処置を受けると良いでしょう。
カルシウムやビタミンD、リンなどのミネラルは歯を強くするのに重要です。
健康的でバランスの取れた食事を心掛け、特に乳製品、野菜、果物などを摂るようにしましょう。
カルシウムや、リン、ミネラルを摂取するには具体的にどのような料理メニューが良いでしょうか。
カルシウムを含む食品として
乳製品にあたる牛乳、ヨーグルト、チーズなどは豊富なカルシウムの源です。
さらに豆腐はカルシウムを含み、非常に多くの料理に取り入れることができます。
葉野菜も重要で、 ほうれん草、ケール、小松菜などの葉野菜にもカルシウムが含まれています。
魚介類も食べましょう。サケや鮭、さばなどの魚にもカルシウムがあります。
リンを含む食品としては、
まず肉類です。牛肉、鶏肉、豚肉などはリンを多く含みます。
魚介類もいいですね。魚の種類によって異なりますが、一般的にはリンが含まれています。
卵もリンの良い供給源です。乳製品にはリンも含まれています。
その他のミネラルを含む食品としては、
鉄分を多く含む肉類、豆腐、ひじき、小松菜などが良いでしょう。
マグネシウムを含む、ほうれん草、アーモンド、バナナ、全粒穀物などがマグネシウムの良い源です。
これらの食品をバランスよく食事に取り入れることで、歯や骨の健康をサポートすることができます。
バラエティ豊かな食事が最良の方法であり、栄養のバランスを考えることが重要です。
また、特定の栄養素を補完するためにサプリメントを摂取する場合は、
医師や栄養士に相談することをお勧めします。
正しい噛み習慣は歯を強化する一環です。
食べ物を十分に噛んで飲み込むことで、歯にかかる負担を分散させることができます。
歯ぎしりや食いしばりなどのストレスによる習慣も歯を傷める原因となります。
ストレスを適切に管理することで、歯を守ることができます。
定期的な歯科検診で、専門家である歯科医の定期的な検診を受けることで、
歯の健康状態を把握し、早期に問題を発見して対処できます。
これらのポイントに気を付けることで、歯の強化と健康をサポートすることができます。
また、歯科医のアドバイスや指示に従うことも大切です。
毎日のちょっとした心掛けの積み重ねで、健康で強い歯を維持して行きましょう。
2023年12月15日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
嚥下トレーニングはなぜ重要なのか?と言うテーマで
お伝えしてまいります。
嚥下トレーニングは、嚥下機能の改善や嚥下障害の克服に向けて
非常に重要な役割を果たすリハビリテーションの一部です。
以下は、嚥下トレーニングの重要性についての主なポイントです。
嚥下障害を持つ個人は、飲食物を適切に嚥下できない可能性があります。
これにより誤嚥(食べ物や液体が気管に入ること)のリスクが高まり、肺炎や窒息の危険性が増加します。
嚥下トレーニングは、食事の安全性を向上させ、これらのリスクを軽減します。
嚥下障害を持つ人々は、十分な栄養を摂取するのが難しい場合があります。
嚥下トレーニングを通じて、特定の食品や栄養素を摂取できるようになることで、
栄養状態を維持し、健康をサポートします。
嚥下障害による制約がある場合、日常生活の質が低下する可能性があります。
嚥下トレーニングは、個人が食事を楽しむ機会を提供し、
社会的な経験や家族との食事を再び楽しむことができるようになります。
嚥下機能を改善することで、個人は自己独立性を維持できる可能性が高まります。
自分で食事を摂ることができることは、生活の質と自尊心に寄与します。
嚥下は食事だけでなく、音声と関連があります。
嚥下トレーニングは、言語聴覚療法の一部として言語能力とコミュニケーションスキルの向上にも貢献します。
嚥下障害を早期に対処し、トレーニングを行うことは、将来の合併症や健康問題を予防する助けになります。
特に高齢者や特別なニーズを持つ人々にとって重要です。
総合的に、嚥下トレーニングは生活の質を向上させ、健康や安全を確保する重要な手段として認識されています。
個別の状況やニーズに合わせて、適切なトレーニングプランを提供することが大切です。
日本において嚥下トレーニングが広く取り入れられるようになったのは、比較的最近のことです。
嚥下トレーニングの重要性が認識され、普及してきた背景には、
高齢者人口の増加に伴う高齢者ケアの重要性や、
嚥下障害に関する研究や専門家の知識の向上が関与しています。
特に、平成時代(1989年から2019年まで)後半から令和時代(2019年から現在)にかけて、
日本では高齢者の嚥下障害が社会問題として注目され、それに伴い嚥下トレーニングの普及が進みました。
公共施設や医療機関、介護施設において、スピーチセラピストや専門家が嚥下トレーニングを提供することが
一般的になりつつあります。
また、日本では嚥下トレーニングに関するガイドラインや研究が発表され、
専門家や介護スタッフにとってのリソースが増加しています。
嚥下トレーニングの効果やアプローチについての研究が進行中であり、その知識が実践に活かされています。
要するに、嚥下トレーニングの普及は、
高齢者ケアや健康維持の必要性が高まる中で、近年に急速に進展してきたものと言えます。
日本の社会が高齢化する傾向を考慮すると、今後も嚥下トレーニングの重要性が増すことが予想されます。
歯科医師においては、主に口腔や歯に関連する問題に焦点を当てて診療を行いますが、
嚥下トレーニングの一部として、以下のようなアドバイスや指導を提供することがあります。
歯科医師は、歯や口腔の健康状態を確認し、歯の状態が嚥下に影響を及ぼす可能性があるかどうかを評価します。
必要に応じて虫歯や歯周病の治療を行い、嚥下トレーニングの成功に寄与します。
歯科医師は、歯を使って食べ物を適切に噛む方法についてアドバイスを提供できます。
噛む力やテクニックを向上させることで、食べ物を細かくかみ砕くことができ、嚥下の準備が整います。
歯科医師は、特定の食品や飲み物の選択についてアドバイスを提供し、
口腔内での調理や飲食の方法について指導します。
食材の適切な調理法や調整が、嚥下トレーニングをサポートします。
歯科医師は、嚥下動作や食物の嚥下プロセスについて評価を行い、問題点を特定します。
この情報は、嚥下トレーニングの個別の計画に役立ちます。
歯科医師は、嚥下中に食べ物が詰まらないように、飲食物を安全に摂る方法を指導し、
快適に食事を楽しむための支援を提供します。
歯医者は歯科衛生士や歯科助手と連携して、患者の口腔と歯の健康を管理し、
嚥下に関連する問題を解決するために協力します。
嚥下障害や食事に関連する問題がある場合、歯科医師は他の専門家、
例えばスピーチセラピストや栄養士と協力し、適切な治療やトレーニングプランを提供します。
お気軽にご相談くださいね。
2023年12月08日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今年も早いものでもう年末です!
年末に食べるものの中には、
歯の健康を脅かす可能性がある食べ物がいくつかあります。
ホリデーシーズンには砂糖が多く含まれるお菓子やキャンディーが豊富にあります。
過度の砂糖摂取は虫歯のリスクを高めます。
糖分を摂取した後は、できるだけ早く歯を磨いて清潔に保つことが重要です。
炭酸飲料やアルコール飲料も歯の健康に悪影響を及ぼすことがあります。
これらの飲み物は酸性であり、歯のエナメル質を侵す可能性があるため、
飲む際はストローを使用するなどの工夫が役立つかもしれません。
ドライフルーツは健康的な印象を受けることがありますが、高い糖分濃度を持っています。
また、粘性が高いため、歯の表面に付着しやすく、虫歯の原因となることがあります。
それから、均等に噛むことが難しい食べ物にも気をつけましょう。
堅いナッツや氷などを噛むと、歯に負担がかかり、歯のひび割れや損傷のリスクが高まります。
またお正月といえばお餅を食べますね。
このお餅も要注意な食べ物のうちの一つなのです。なぜでしょうか。
お餅が歯に挟まると、虫歯の進行が促進される可能性があります。
これは次のように進行してしまいます。
お餅は主に米から作られ、糖質を含む食品です。
唾液と接触すると、お餅の糖分が酵素によって分解され、酸が生成されます。
この酸は歯のエナメル質を侵食し、虫歯の原因となります。
歯の表面に歯垢や食べかすが付着し、お餅の粘りが歯に挟まると、歯の表面に歯垢が蓄積しやすくなります。
特に歯にひび割れや溝がある場合、食べかすがそこに入り込み、効果的に歯ブラシで取り除きにくくなります。
忙しいホリデーシーズンでは、歯のケアを怠りがちになることがあります。
しかし、適切な歯磨きや歯間清掃を怠ると、
食べ物の残りかすや細菌が歯に残り、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
これらの食べ物や習慣に気を付けることは、歯の健康を維持するために重要です。
歯科医のアドバイスに従い、歯のケアを怠らず、
バランスの取れた食事を心がけることがおすすめです。
楽しく過ごせるように歯の健康に気をつけていきましょうね。
2023年11月24日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、なぜチーズが歯に良いのかと言うテーマでお伝えします。
チーズはカルシウムの良い供給源です。
カルシウムは歯の健康に重要であり、歯のエナメル質を強化し、歯の骨を保護します。
カルシウムは虫歯や歯周病の予防に役立ちます。
チーズは中性またはアルカリ性のpHを持っており、口の中の酸性環境を中和する助けとなります。
酸性の環境は虫歯の原因となりますが、中性またはアルカリ性の条件では細菌の成長が制御され、
虫歯のリスクが低くなります。
チーズを噛むと、唾液の分泌が促進されます。唾液には口内のバクテリアを中和する能力があり、
口の中のバクテリアの成長を制御し、虫歯の予防に役立ちます。
チーズにはタンパク質とリンが豊富に含まれています。
これらの成分は歯のエナメル質を再石灰化し、修復するのに役立ちます。
ただし、チーズを適切に食べることが重要です。
過度なチーズの摂取はカロリーや脂質の摂取量に影響を与える可能性があるため、
バランスの取れた食事を心がけましょう。
また、歯の健康を保つためには、定期的な歯科検診と適切な口腔衛生の実践も不可欠です。
野菜では、葉物野菜(スピナッチ、ケール、レタスなど)です。
それからセロリ・キュウリ・ブロッコリ・カリフラワー・アボカドも該当します。
また、果物であれば、バナナ・ウォーターメロン・グレープフルーツ・カンタロープ・レモンです。
他には、ナッツ(アーモンド、カシューナッツなど)・オリーブオイル・大豆製品(豆腐、豆乳など)も
該当します。
これらの食品は通常、酸性食品(例:砂糖、肉類、炭酸飲料)と組み合わせて食べることで、
食事の酸性度を調整し、体内の酸塩基バランスを保つのに役立ちます。
アルカリ性食品を食事に取り入れることは、酸性食品の過剰な摂取による
健康への悪影響を軽減するのに役立つかもしれません。
ただし、酸塩基バランスの具体的な管理については、
個々の健康状態や食事のニーズに合わせた医療専門家のアドバイスを受けることが重要です。
歯にまつわるいろんな情報や知識を得ていくと楽しいですね。
楽しみながらはのメンテナンスをしていきましょうね。
2023年11月14日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は歯のエナメルについてお伝えします。
歯のエナメルは、歯の表面を覆う硬い組織のことを指します。
エナメルは歯の最外部に位置し、
歯を保護し、摩耗や酸に対する耐性を提供します。
エナメルは主にヒドロキシアパタイトと呼ばれる鉱物質から構成されており、
非常に堅く、酸や細菌から歯を守る役割を果たしています。
エナメルは日常の食事や飲み物の摂取、歯のブラッシングなどによる
摩耗や酸蝕にさらされるため、適切な歯のケアが重要です。
歯のエナメルが摩耗すると、歯の内部の象牙質にダメージが及び、
虫歯や敏感な歯の問題が生じる可能性が高まります。
エナメルを保護し、健康な歯を維持するために、適切な歯磨きや歯科医の診察が必要です。
歯のエナメルを保護するためには、以下のいくつかの方法を考慮することが重要です。
歯をきちんとブラッシングすることは、エナメルの保護に非常に重要です。
歯ブラシを選び、正しい歯磨きの技術を使用して、食事後や寝る前に歯をブラッシングしましょう。
過度な力をかけずに優しく磨くことが大切です。
フッ化物はエナメルを強化し、虫歯を予防するのに役立ちます。
フッ化物配合の歯磨き粉やフッ化物洗口液を使用することで、歯の表面を保護しましょう。
酸性の食べ物や飲み物はエナメルを脆弱にし、腐食させる可能性があるため、食事に注意を払いましょう。
砂糖や炭酸飲料の摂取を制限し、歯磨きの前に30分以上待つことで、酸蝕から歯を守ることができます。
歯科医の診察を受けて、エナメルの健康状態を確認し、必要に応じて治療を受けることが重要です。
歯科医はフッ化物の応用やシーリングなど、エナメル保護のためのさまざまな方法を提供できます。
上記を意識して、健康的な生活習慣に気をつけましょう。
タバコや喫煙の習慣を避け、アルコールの摂取を控えることも、歯のエナメルを保護するのに役立ちます。
エナメルは一度失われると再生できないため、予防が最も重要です。
定期的な歯科検診と適切な歯のケア習慣を実践することで、エナメルを守り、健康な歯を維持できます。
患者さんの中には大人になってから虫歯予防のためにフッ素を歯に塗布しても
意味がないのではないかと言われる方がおられます。
しかし、大人になってからフッ素を歯に塗布することは、虫歯予防において有用な方法の一つです。
フッ素は歯のエナメルを強化し、虫歯の進行を防ぐ役割を果たします。
一般的に、歯科医はフッ化物トリートメントを提供し、
歯の表面にフッ素を塗布することで、エナメルを保護し、虫歯のリスクを減少させます。
フッ化物のトリートメントは、以下のような状況で有用です。
フッ化物はエナメルを堅くし、虫歯の進行を遅らせる効果があります。
特に虫歯のリスクが高い人々、例えば歯の表面が傷ついている場合や
矯正歯科治療を受けている場合には、フッ化物トリートメントが役立つことがあります。
フッ化物は歯の表面の感度を軽減し、冷たい飲み物や熱い飲み物に対する過敏症を緩和することができます。
一部の初期の虫歯やエナメルの軽微なダメージに対して、
フッ化物はエナメル再石灰化を促進し、歯を修復するのに役立つことがあります。
ただし、フッ化物トリートメントは定期的なケアの一部として受けるべきであり、
他の虫歯予防策と組み合わせて効果的です。
歯科医に相談し、個別のケースに合わせて適切なケアプランを立てることが重要です。
虫歯予防には、歯の適切なブラッシング、フッ化物配合の歯磨き粉の使用、
食事療法の管理、歯科検診などが含まれます。気になることお気軽にご相談くださいね。
2023年11月10日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
冬に歯軋りがひどくなるのはなぜ?
と言うテーマでお伝えしてまいります。
冬場に歯軋りが激しくなる理由は、いくつかの要因が影響している可能性があります。
寒冷な気温の中で、特に夜間に寒冷な気温が下がることで、筋肉の収縮が促進され、
特に顎の筋肉が緊張しやすくなります。これにより、歯ぎしりが増加する可能性が高まります。
ストレスや不安は、歯ぎしりの主要な誘因とされています。
冬季は季節的な変化や年末のストレス、年度末の忙しさなどがストレスの増加につながることがあり、
これが歯ぎしりの原因となることがあります。
冬場には寒冷な天候に備えて体を温めようと、姿勢が変化することがあります。
頭や首の位置が変わることで、歯ぎしりが引き起こされることがある可能性があります。
冬季は日照時間が短くなり、夜間の睡眠時間が長くなることがあります。
寒さや暗さによって睡眠の質が低下し、歯ぎしりの発生率が上昇することが考えられます。
歯ぎしりは個人によって異なる原因が影響することがあり、
冬季に限らず、様々な原因で一年を通じて問題となることがあります。
歯ぎしりが続く場合、歯科医に相談し、適切な治療法や対策を検討することが重要です。
歯ぎしりが歯や顎に損傷を与える可能性があるため、早めの対処が重要です。
歯軋り(歯ぎしり)が継続的に問題となる場合、様々な健康被害を引き起こす可能性があります。
歯軋りは歯に対する圧力や摩耗を増加させ、歯の表面にダメージを与えることがあります。
これにより、歯の欠けや割れ、歯質の減少が生じる可能性があります。
歯軋りによる圧力や歯ぎしりの運動が歯ぐきに影響を与え、歯周組織の炎症や出血を引き起こすことがあります。
これは歯周疾患のリスクを高める要因となります。
歯軋りによる長時間の顎の過度の圧力や運動は、
顎関節に負担をかけ、顎関節症状(TMJ症状)を引き起こす可能性があります。
これにより、疼痛や不快感が生じることがあります。
歯軋りによる筋肉の緊張や圧力は、頭痛や偏頭痛の発生を促進することがあります。
顎の筋肉の過度の緊張が頭痛の原因となることがあります。
歯軋りはしばしば夜間に発生し、睡眠の質を低下させることがあります。
これにより、日中の疲労感や眠気が生じることがあります。
歯ぎしりが強い場合、耳に聞こえる耳鳴りの症状が引き起こされることがあります。
歯軋りが健康に与える被害は個人によって異なる場合があります。
しかし、長期間にわたり歯ぎしりが続くと、
歯科医や歯科専門医に相談し、適切な治療法や対策を検討することが重要です。
歯ぎしりの早期対処は、これらの健康被害を軽減し、将来的な問題を防ぐのに役立ちます。
無理をせず、早めに歯科医師へご相談ください。
2023年11月7日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、寒い日に歯が痛むのはなぜか、寒暖差があるとなぜ歯は痛むのか
についてお伝えしたいと思います。そして対策についてもお伝えします。
寒い日に歯が痛む原因はいくつか考えられます。
寒冷な気温や飲食物を口に入れることで、歯の表面や内部が急激に冷やされます。
これにより歯の組織が収縮し、神経に刺激を与えることがあります。
その後、暖かい室温や飲食物に触れることで歯が急速に膨張し、
この変化が歯の神経に圧力をかけて痛みを引き起こすことがあります。
歯の内部には微小な毛細血管が存在し、これらの血管は温度の変化に敏感です。
寒冷な気温や飲食物を口に入れることで、これらの血管が収縮するため、
歯の内部の血液供給が制限され、歯に痛みを引き起こす可能性があります。
歯の神経は外部刺激に敏感で、寒冷な刺激が歯の表面に影響を与え、歯の内部に伝わります。
この刺激が神経を刺激し、歯の痛みを引き起こすことがあります。
歯の痛みが寒冷刺激に敏感になる場合、
歯髄(歯の神経と血管からなる内部部分)に何らかの問題がある可能性があります。
歯の蛀食、歯髄炎、歯ぎしり、歯の割れ目などが原因であることがあります。
寒冷な気温から急激に温かい部屋に入るなどの環境の変化は、
歯の表面に影響を与え、歯の感受性を増加させることがあります。
これにより、歯の冷たい飲食物や熱い飲み物への感受性が高まり、痛みや違和感が生じることがあります。
寒暖差が急激な場合、歯の組織が収縮と膨張を繰り返すことがあります。
これにより、歯の表面に微小なひび割れが生じる可能性があります。
これらのひび割れが進行すると、歯が割れることがあります。
寒冷な気温にさらされた際に、一部の人は歯ぎしりや食いしばりの癖を強化することがあります。
これにより、歯に過度の圧力がかかり、歯の摩耗や歯ぐきの問題が生じる可能性があります。
寒冷な気温が血管を収縮させるため、歯茎の血液供給が制限されることがあります。
これは歯肉の健康に悪影響を及ぼし、歯茎の炎症や感染症のリスクを増加させる可能性があります。
歯の痛みが継続する場合、歯科医師に相談しましょう。
歯科医師は痛みの原因を特定し、適切な治療を提供します。
歯の蛀食、歯髄炎、歯ぎしり、歯の割れ目など、さまざまな問題が歯の痛みを引き起こす可能性があります。
歯の感受性が増加する場合、歯科医師から勧められる歯磨き剤を使用することができます。
これらの歯磨き剤には歯の感受性を軽減する成分が含まれています。
歯ぐきにやさしい柔らかい歯ブラシを使用し、歯磨きを注意深く行いましょう。
歯の表面を傷つけないように心がけることが大切です。
歯ぎしりや食いしばりが原因である場合、歯科医からマウスガードの装着を勧められることがあります。
マウスガードは歯を保護し、歯ぎしりによる損傷を防ぎます。
健康な食事と適切な水分摂取は口の健康に影響を与えます。
カルシウムとビタミンDを含む食品を摂取し、歯の健康をサポートしましょう。
歯科医の定期的な検診を受けることは歯の問題を早期に発見し、治療するために重要です。
定期的な歯科検診を受けましょう。
歯の痛みがある場合、自己診断や自己治療を行う前に歯科医師に相談することが最良の方法です。
善は急げで、自分の体調メンテナンスに気を配って寒い秋・冬を乗り越えていきましょうね。
2023年10月27日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、「嚥下」についてお伝えします。
嚥下は、食べ物や飲み物を食べるとき、それを食道という管を通っておなかに送ることです。
イメージできるように、食べ物や飲み物が口から食道を通っておなかに行くのを考えてみてください。
嚥下は、私たちが食べ物を食べて体に栄養を取り込む大切なプロセスです。
大切なプロセスなので、その時に必要な筋肉をトレーニングをしておくことがとっても大事なのです。
嚥下のために必要な筋力は、食物や飲み物を飲み込む際に関与するさまざまな筋肉によって成り立っています。
嚥下に関連する主要な筋肉群には、
● 舌筋(舌の筋肉)● 咽頭筋(喉の筋肉)● 下咽頭筋(下咽頭部の筋肉)
● 顎筋(顎の筋肉)● 唾液腺筋(唾液腺の筋肉)
があります。
舌筋(舌の筋肉)つまり舌の筋肉は、食物を後方に押し出して飲み込む際に重要です。
これらの筋肉は食べ物を嚥下するための制御を提供します。
咽頭筋(喉の筋肉)は、喉の上部に位置し、食物や液体が喉を通る際に協力します。
これらの筋肉は嚥下を調整し、気道を閉じて誤嚥を防ぎます。
下咽頭筋(下咽頭部の筋肉)は、食物や液体を食道に送り込む役割を果たします。
これらの筋肉は嚥下の際に非常に重要で、正確な調整が必要です。
顎筋(顎の筋肉)は、食物を噛む際に重要で、嚥下の準備段階においても役立ちます。
唾液腺筋(唾液腺の筋肉)は、唾液の分泌を調整し、食事の摂取を助けます。
適切な唾液分泌は、食事のスムーズな嚥下に重要です。
これらの筋肉は嚥下の各段階で協力して動作し、食物や液体を食道を通って胃に送り込みます。
嚥下に必要な筋力は、個人の年齢や健康状態によって異なります。
嚥下のための筋力アップトレーニングは、特定の筋肉群を強化し、
嚥下の効率を向上させることを目的としています。
以下は、嚥下筋力を向上させるための一般的なトレーニング方法のいくつかです。
舌を上、下、左、右に移動させる練習を行います。
舌を口の中で巻いたり、上下に伸ばしたりする動作を行います。
舌を食物に当て、押し出す動作を練習します。
喉を使って声を出す練習(発声練習)を行います。
声を出すことで喉の筋肉が鍛えられます。深呼吸を行い、喉の筋肉を鍛えます。
顎を下げ、上げ、左右に動かす動作を行います。
頭を前後に傾ける運動を行い、下咽頭筋を鍛えます。
ガムを噛むことや食物をよく噛むことは、顎筋を鍛えるのに役立ちます。
顎を開いたり閉じたりする運動を行います。
シトラスフルーツなどの酸味のある食物を摂取することで、唾液腺を刺激し唾液の分泌を増やします。
トレーニングプログラムは個人の状態や必要に応じて調整が必要です。
気になる方はぜひお気軽にご相談ください。健康に向けて楽しく取り組んでいきましょうね。
2023年10月17日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
歯をきれいに保つためには、以下の特徴や生活習慣が重要であると
伝えてきていますね。今一度見直してみましょう。
歯ブラシを使って、朝と寝る前に歯を磨くことが大切です。
歯ブラシの毛先が歯と歯茎の間に届くように、正しい歯磨きのテクニックをマスターしましょう。
歯ブラシは柔らかめのものを選び、歯ぐきに優しいものを使います。
歯磨き粉にはフッ素が含まれているものを選びましょう。フッ素は歯を強化し、虫歯予防に役立ちます。
歯の間や歯と歯ぐきの隙間に歯間ブラシや糸くず取りを使うことも、とても有効です。
食物のかすや細菌を取り除きます。
さらに、歯科医院でフッ素の処置を受けることが、歯を強化し虫歯予防の助けになります。
高糖分の食品や飲み物の摂取を控え、バランスの取れた食事を心掛けましょう。
食事後に歯を磨くと良いですが、即座に歯磨きできない場合は、口を水ですすぐことが大切です。
定期的に歯科医院で検診とクリーニングを受けましょう。
歯医者が歯の健康状態をチェックし、早期に問題を発見できます。
喫煙や過度なアルコール摂取は口内健康に悪影響を及ぼすことがあります。
できる限り控えるか、やめることを検討しましょう。
それからストレスは歯ぐきの問題を引き起こす可能性があるため、ストレスを管理することも重要です。
これらの生活習慣を実践することで、歯をきれいに保つことができます。
歯の健康は全体的な健康にも影響を与えるため、しっかりとケアすることが大切です。
定期的な歯科検診も忘れずに行いましょう。
例えば、チョコレートを食べたあとはどのようなことをするかについてお伝えします。
歯の健康を保つために、チョコレートなどの甘い食べ物を摂った後に以下の注意点を守ることが重要です。
チョコレートを食べた後は、なるべく早く歯を磨くことが大切です。
歯に付着した糖分を取り除き、虫歯のリスクを減らすために歯磨きを行います。
ただし、チョコレートを食べた直後に即座に歯磨きをするのは避けましょう。
食後20〜30分待つことが望ましいです。これは、食後直ぐに酸性の食べ物を摂ることで歯を傷つけないためです。
チョコレートのような粘着性の甘い食べ物は歯の間に詰まりやすいため、
歯間ブラシや糸くず取りを使って歯の間の清掃を行いましょう。
口を水ですすぐことも歯をきれいに保つことにつながります。
チョコレートを食べた後、口を水ですすぐことで、糖分や食べかすを口から洗い流すのに役立ちます。
甘い食べ物を摂る際には、適切な量に注意しましょう。過度な砂糖摂取は虫歯のリスクを高めます。
チョコレートの中には、ビタミンやミネラルを含むものもあります。
ダークチョコレートはミルクチョコレートに比べて砂糖が少なく、
カカオが豊富に含まれているため、歯に対する影響が少ないとされています。
しかし、それでも摂取量には注意が必要です。
総括すると、チョコレートを食べた後には歯磨きや歯間の清掃を行い、口内を清潔に保つことが大切です。
また、甘い食べ物の摂取には適度な制限を設け、歯の健康を守る努力を継続しましょう。
そして、定期的な歯科検診も忘れずに受けることが大切です。
2023年10月10日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
食欲の秋!
美味しい食材がスーパーにあふれています。
そんな季節ならではの記事をお届けしたいと思います。
秋はハロウィンや感謝祭、クリスマスなどのイベントが多い季節で、
甘いお菓子やデザートが豊富になりがちです。
過度な砂糖摂取は虫歯のリスクを高めるため、砂糖を摂る際には適切なケアが必要です。
秋は寒くなる季節で、温かいコーヒーや紅茶、シードルなどを楽しむ機会が増えます。
しかし、これらの飲み物には歯を着色する可能性のある成分が含まれていることがあります。
飲み物を摂る際にストローを使ったり、歯を守る助けになる歯磨き粉を使用したりすることが考えられます。
秋は乾燥した空気が増える季節で、口の中の唾液の量が減少しやすくなります。
唾液は口の中を洗浄し、細菌の成長を抑える役割を果たしています。
口の中が乾燥しやすいと、虫歯や口臭のリスクが高まります。
水をこまめに飲んだり、必要に応じて口腔保湿剤を使用したりすることが役立ちます。
秋には新しいスケジュールや学校、仕事などのストレスが増えることがあります。
ストレスは歯ぎしりや歯ぎしりを引き起こす要因となり、歯にダメージを与える可能性があります。
ストレスの管理と、必要な場合は歯ぎしり用のマウスガードを使用することが大切です。
異なる食材の特徴を理解し、歯の健康に役立てることは
楽しみながら健康な生活を維持する一環として素晴らしいアプローチです。
食材の特徴を把握し、それを生かすことで、美味しい食事を楽しむと同時に、歯の健康をサポートできます。
以下は、秋ならではの食材ごとの、歯の健康に役立てる方法の例ですので、ご参考にされてくださいね。
これらの果物は食物繊維が豊富で、噛むことで歯をきれいにする助けになります。
また、シャキッとした食感と自然の甘さを楽しむことができます。
糖分が多い果物なので、摂りすぎには注意が必要です。
食べた後は、歯を丁寧にケアしましょう。柿の場合は、酸があるため、歯のブラッシングが特に重要です。
かぼちゃはビタミンAが豊富で、歯と歯ぐきの健康に良い影響を与えることができます。
炭水化物も含まれていますが、適切な量で楽しんでください。
健康的な食事習慣と歯のケアを組み合わせることで、
歯の健康を保ちながら美味しい食事を楽しむことができます。
また、歯科医のアドバイスを受けながら、自分に合った食事療法を考えることも大切です。
さまざまな季節を楽しみながら、その時々の食材の特徴についての知識をつけて、
ゲーム感覚で楽しく歯をメンテナンスしていきましょうね。
2023年09月19日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、カフェインが歯に与える影響について
お伝えしたいと思います。
以下に、カフェインが歯に与える影響に関する
主な点をまとめてみました。
カフェイン自体が直接的に歯のエナメル質を損傷するという研究結果はほとんどありません。
しかし、カフェインを含む飲料(特にコーヒーや紅茶)が酸性を帯びていることがあり、
これによって歯のエナメル質が脱灰(ミネラルが減少すること)される可能性があります。
長期間にわたる脱灰が続くと、エナメル質が弱くなる可能性があります。
カフェインを含む飲料はしばしば色素を含んでおり、これが歯の表面に着色する可能性があります。
特にコーヒーや紅茶は、歯のエナメル質に茶色い着色を引き起こすことがあります。
ただし、着色効果は個人差があります。
カフェインを含む飲料のpHが低い場合(酸性が高い場合)、
口内の酸度が上がり、歯のエナメル質が脱灰しやすくなる可能性があります。
飲料のpHに注意することが重要です。
しかし、お茶やコーヒーは日々の暮らしの中で楽しい時間でもあります。
上手に歯をメンテナンスすることで、健康を保っていくことが良いでしょう。
そのためには、ブラッシングのタイミングに気をつけると良いでしょう。
カフェインを摂取した直後は、歯の表面が酸にさらされているため、即座に歯を磨くのは避けた方が良いです。
少なくとも摂取後30分から1時間は待つことが望ましいでしょう。
また色素沈着してしまった場合には、ホワイトニングケアをすることで、歯を白く美しくすることもできますね。
総じて言えることは、カフェインそのものが歯に直接的なダメージを与えるわけではないですが、
カフェインを含む飲料の成分や飲用方法によって歯の健康に影響を及ぼす可能性があるということです。
歯の健康を維持するためには、バランスの取れた飲食習慣と適切な口腔ケアが重要です。
歯の健康について気になることがあれば、是非お気軽にご相談くださいね。
健康な歯を保ち、健やかにすごしましょう。
2023年09月08日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
世界中にはさまざまな文化や環境があり、
それに応じた歯のメンテナンス方法が存在します。
以下にいくつかの国々での意外な歯のメンテナンス方法を
紹介しますね。
今回は日本にない習慣についてご紹介したいとおもいます。
インドネシアでは、歯のホワイトニングや歯の美容にココナッツ炭を使用することが一般的です。
ココナッツ炭は歯の表面の汚れを取り除く効果があるとされています。
インドでは、アーユルヴェーダの考え方に基づいた歯のオイルプルーフィングが行われています。
これは食用の植物油(通常はココナッツ油)を口に含み、数分間うがいをする方法で、
歯の健康と全身の調和を保つとされています。
トルコでは、ミスワックと呼ばれる植物の枝を歯ブラシとして使用する習慣があります。
ミスワックは天然の繊維と抗菌性を持ち、歯垢を取り除くのに役立つとされています。
スウェーデンでは、フッ素入り塩を使用して歯を磨くことが一般的です。
フッ素は歯のエナメル質を強化する効果があり、虫歯予防に寄与します。
ブラジルでは、アサイーと呼ばれるスーパーフルーツを摂取することで
歯の健康をサポートする考え方が広まっています。
アサイーは抗酸化作用があり、口内環境を改善するのに役立つとされています。
これらの国々では、地域の特性や文化に合わせた独自の歯のメンテナンス方法が存在します。
ただし、どの国でも歯科医師のアドバイスに従うことが大切ですね。
では、日本の特徴はなんでしょうか。
日本では、歯を磨く前に「うがい」が重要視されています。これは日本特有の習慣なのですね。
食事の後や歯磨き前にうがいを行い、口内を清潔に保つことが習慣とされています。
手洗い・うがいをして病気を防いで健康を保っていきましょうね!
2023年08月29日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
アルコールは、歯にさまざまな影響を与える可能性があります。
以下に、アルコールが歯に与える主な影響をいくつかお伝えします。
アルコールは酸性の成分を含むことがあり、これが歯のエナメル質を脆弱化させる可能性があります。
長期間の過剰な飲酒は、歯の表面を弱くし、虫歯のリスクを高めることがあります。
アルコールは体内の水分を減少させる傾向があります。
唾液は歯の保護に重要な役割を果たすため、口腔内の適切な唾液分泌が保たれることが大切です。
唾液が不足すると、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。
アルコールの摂取は神経系に影響を及ぼすことがあり、歯ぎしりや咬合の問題を引き起こす可能性があります。
これによって歯が削れたり、歯の形態に変化が生じる可能性があります。
アルコールを含む飲料はしばしば色素を含んでいます。
これにより、歯の表面に色素が付着して歯が黄ばむ可能性があります。
頻繁な嘔吐は、歯の表面を侵食し、エナメル質を傷つける可能性があります。
総じて言えることは、適度な飲酒と良好な口腔衛生習慣の両方が重要です。
歯の健康を保つためには、適切な歯磨きや定期的な歯科検診を行い、
アルコールの摂取は適切な範囲で行うことが大切です。
もしアルコールの摂取が歯に与える影響に心配がある場合は、
歯科医師に相談することをおすすめします。
2023年08月29日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
残暑が続くこの頃いかがお過ごしでしょうか。
今の時期に多い歯のトラブルについてお伝えしたいと思います。
予防するために、適切なケアを心がけることが重要ですので、
ひとつずつ見ていきましょう。
まずは、脱水による口の乾燥が口腔内の健康状態に悪影響を与えます。
水分を摂ることが重要ですが、脱水症状が起きることもあります。
少し涼しくなり油断をした時は、特に要注意です。
口の中が乾燥すると唾液の分泌が減少し、細菌の繁殖が進みやすくなります。
これによって口臭や虫歯、歯周病のリスクが高まる可能性があります。
冷たい飲食物の摂取によって、虫歯リスクが上がります。
アイスクリームや冷たい飲み物を摂ることが多い夏ですが、
急激な温度変化が歯のエナメル質を弱める可能性があります。
これによって歯の感受性が増し、冷たい刺激に敏感になることがあります。
甘い飲み物やスナックの過剰摂取もありますよね。
夏には屋外でのキャンプなどアクティビティが増えることで、甘いジュースやスナックを摂る機会も増えます。
しかし、これらの食品は歯にとって有害な酸を産生し、虫歯の原因となります。
スポーツドリンクの摂取も注意が必要です。
スポーツドリンクは水分と電解質を補給するために利用されますが、糖分や酸が含まれていることがあります。
これらの成分が歯に付着することで虫歯のリスクが高まる可能性があります。
夏にはプールで遊ぶ機会も増えますが、
プールの塩素は口内のpHを変化させる可能性があり、口腔のバランスを崩すことがあります。
これらの歯のトラブルを防ぐためには、適切な歯磨きや口腔ケアを行うとともに、
バランスの取れた食事や水分摂取を心がけることが大切です。
また、定期的な歯科検診を受けることも、早期に問題を発見し対処するために重要です。
まだまだ暑い日が続きますが、健康管理をして元気に過ごしましょうね!
2023年08月18日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
夏野菜といえば、なんでしょうか。
やはり、トマト、キュウリ、ズッキーニなどですよね!
夏野菜は夏の気候に適応した野菜であり、
多くは暑さに耐える能力や水分を多く含む特徴を持っています。
トマトは、ビタミンCやリコピンなどが含まれ、サラダやソース、スープなどさまざまな料理に使用されます。
キュウリは、水分が豊富で、涼感を与える食材。酢の物やサラダによく使われます。
ズッキーニは、独特の食感を持ち、炒め物やグリル、フライなどで調理されます。
ナスは、茄子(えんぴつなす)やなすび(なすび)とも呼ばれ、炒め物や揚げ物に利用されます。
オクラは、ネバネバした食感が特徴で、天ぷらや炒め物、スープに使われます。
ピーマンは、甘みがあり、肉詰めや炒め物に利用されることが多いです。
これらの夏野菜は、夏の暑い季節に食欲をそそる料理を楽しむために重要な役割を果たしています。
野菜は歯に多くの良い影響をもたらす食材なんですよ。では、どんな良いことがあるのでしょうか。
野菜は食物繊維を豊富に含んでおり、かむことによって歯の表面をクリーニングする効果があります。
特に、歯垢や食べかすをかき出すのに役立ちます。
野菜を噛むことで唾液の分泌が促されます。
唾液には歯を保護する働きがあり、酸や細菌から歯を守る効果があります。
野菜はビタミンやミネラルが豊富であり、
特にビタミンA、C、カルシウム、マグネシウムなどが歯の健康に重要です。
これらの栄養素は歯のエナメル質の強化や修復に寄与します。
例えば、パセリやセロリなどの香りの強い野菜は、
口内の細菌を抑える効果があるため、口臭の軽減に寄与します。
さらに、抗酸化作用も期待できます。
野菜に含まれる抗酸化物質は、口内の酸化ストレスを軽減し、歯肉の健康を保つのに役立ちます。
低カロリーであることから、少々食べすぎても大丈夫ですね。
多くの野菜は低カロリーであり、歯の健康を維持しながら体重管理にも役立ちます。
総じて、野菜は歯の健康をサポートする重要な役割を果たす食材です。
バランスの取れた食事に野菜を取り入れることで、歯を健康に保つことができます。
しかし、歯の健康を保つためにも野菜を取り入れたいと言う気持ちがあっても、
なかなか調理が難しいと言う声も聞きます。
では、どうすれば良いでしょうか。
調理が難しい場合でも、いくつかの簡単な方法で野菜を取り入れることができますね。
以下にいくつかのアイデアを出してみます。
野菜を洗って切り、ドレッシングをかけてシンプルなサラダを作ることができます。
サラダにはトマト、キュウリ、レタス、スピナッチなどを利用して、
ビタミンや食物繊維を摂取することができます。
野菜をフルーツと一緒にブレンドしてスムージーにすることで、
野菜を食べるのが苦手な人でも楽しみながら摂取できます。
例えば、スピナッチやケールをフルーツと一緒にブレンドしてみてください。コクが楽しめますよ。
野菜を炒め物や煮込み料理に加えることで、味を引き立てながら栄養を摂取できます。
色とりどりの野菜を使って、見た目も楽しい料理を作ってみてください。
人参やセロリなどの野菜をスティック状に切って、ハムやチーズと一緒に食べることで、
ヘルシーなスナックとして楽しむことができます。
あなたのお気に入りのレシピを少しアレンジして、野菜を加えるのも良いかもしれません。
たとえば、スパゲッティソースにトマトやパプリカを加えたり、
カレーやスープに色々な野菜を入れてみてください。
また、野菜を調理する際には、シンプルな調理法を選ぶことで手間を減らすことができます。
蒸す、焼く、炒めるなど、簡単な調理方法を試してみてください。
野菜の風味や栄養が活かされるだけでなく、調理の手間も軽減されます。
夏も終盤とはいえ、まだまだ暑いですね。
栄養をたっぷりとって、元気に過ごしましょうね。
2023年05月30日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「口腔機能低下症」についてお伝えします。
この言葉を聞いたことはありますか?
口腔(口の中)の機能が低下している状態を指す一般的な用語です。
口腔機能には、噛む、飲み込む、話す、口内を清潔に保つなどの機能が含まれます。
口腔機能低下症は特定の病気や疾患ではなく、平たく言うならば、口の中の不調というところです。
口腔機能低下症は、さまざまな要因によって引き起こされることがあります。
● 高齢化に伴う筋力の低下や関節の動きの制限
● 神経障害
● 口腔内の疾患
● 歯の喪失
などが原因となる場合があります。
口腔機能低下症の症状には、
● 噛むことや飲み込むことが困難になる
● 話しにくい、唾液の分泌量が減少する
● 口の中の不快感や乾燥感がある
などがあります。
これらの症状は、栄養不良や体力低下などの問題を引き起こす可能性があります。
さまざまな健康上の問題が生じる可能性があります。
まずは栄養不良を引き起こすことがあります。
口腔機能低下により、噛むことや飲み込むことが困難になります。
十分な栄養を摂取できないため、栄養不良や体重減少が起こる可能性があります。
それから嚥下障害も起こりえます。口腔機能低下により、飲み込むことが難しくなります。
これにより、誤嚥(食べ物や飲み物が誤って気管に入ること)や窒息のリスクが高まります。
そのほか、言語障害と言って、 口腔機能低下により、発音や口の動きが制限されることで話しにくくなります。
言語の理解やコミュニケーションの困難さが生じる可能性があります。
それから、口腔感染症のリスクも高まります。
口腔内の清潔が保てないため、口腔感染症(口内炎、歯周病、口内カンジダ症など)が発生しやすくなります。
これにより、口内の痛みや腫れ、悪臭が生じる可能性があります。
心理的影響も出てきます。口腔機能低下により、食事やコミュニケーションに制約が生じます。
これにより、食事の喜びや社交活動の満足感が減少し、
うつ病や社会的孤立感のリスクが高まる可能性があります。
口腔機能低下症は、早期の対策や治療によって進行を予防できる場合があります。
定期的な歯科検診や口腔ケアの実施、必要に応じた口腔リハビリテーションや治療の受け入れが重要です。
早めのケアによって、健康状態と生活の質を改善することができます。
口腔機能低下症の治療には、
● 口腔リハビリテーションや栄養指導
● 口腔内の疾患の治療
● 歯科治療(例:入れ歯やインプラントの装着)
● 口腔ケアの指導
などが含まれます。
治療の目的は、口腔機能を改善し、患者の食事摂取や生活の質を向上させることです。
口腔機能低下症の予防には、
● 定期的な口腔ケアや歯科検診の受診
● バランスの取れた食事
● 適切な噛むトレーニング
● 喫煙やアルコールの制限
などが重要です。
早期の対策や適切な治療によって、口腔機能低下症の進行を予防することができます。
口腔内の不調を感じる場合には、歯科医師に相談しましょう。
お気軽に当院にご相談ください。
2023年05月23日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「低酸素症」についてお伝えします。
「低酸素症」とはどのような症状を起こすのか、何が原因なのか、
歯との関係について考えていきたいと思います。
低酸素症の症状には、呼吸困難、息切れ感、頻脈、意識の変化、集中力低下、手足のしびれ、疲労感などが
あります。
低酸素症の原因は、通常は呼吸器や循環系の疾患、高山病、意識障害、貧血などの他の要因によるものです。
低酸素症は、身体の酸素供給が不十分な状態を指し、
通常は血液中の酸素濃度が低下することによって引き起こされます。
睡眠不足でも低酸素症と似た症状が出ることがあります。
しかし、睡眠不足は、睡眠の量や質が不足している状態を指し、
体内の機能や調節に悪影響を及ぼす可能性がありますが、直接的な低酸素症の原因ではありません。
ただし、睡眠不足が長期間続くと、身体の一部の機能が低下し、
酸素の利用や供給に影響を与える可能性があります。
例えば、睡眠不足は呼吸パターンや循環系の調節に影響を与えることがあり、
これによって酸素供給が適切に行われない場合、一時的な低酸素状態が生じることがあります。
しかし、これは一時的な状態であり、睡眠不足が主な原因ではありません。
睡眠不足の場合は、適切な睡眠をとることによって身体の機能や酸素供給が正常化され、
低酸素症のリスクを減らすことができます。
低酸素症は脳の働きに影響があります。そのため、IQとの関係性も気になるところです。
個人のIQは多くの要素によって決定されるため、低酸素症だけがIQの低下の唯一の要因であるとは言えません。
遺伝要因、環境要因、教育などの要素も重要な役割を果たします。
低酸素症がIQに与える影響は個人によって異なり、症状の程度や継続時間によっても異なる可能性があります。
しかし、低酸素症が長期間続く場合や重度の場合、
慢性的な酸素不足はより深刻な影響を及ぼす可能性があります。
慢性的な酸素不足は、脳組織の損傷や神経細胞の機能障害を引き起こす可能性があります。
このような場合、認知機能の低下やIQの低下など、より長期的で持続的な影響が現れる可能性があります。
次に、低酸素症と歯の健康は、関係があるのでしょうか。
低酸素症が直接的に歯の健康に直接的な影響を与えることはありません。
歯の健康は、口内の適切な口腔衛生、定期的な歯科検診、バランスの取れた食事などによって維持されます。
ただし、低酸素症が原因となる他の健康上の問題が存在する場合、
それが歯の健康に影響を与える可能性があります。
例えば、低酸素症によって心血管系の問題が引き起こされると、
全身の循環が悪くなり、口腔組織への血流や酸素供給が減少する可能性があります。
このような場合、歯ぐきの健康が損なわれ、歯周病のリスクが高まる可能性があります。
また、低酸素症が睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea)と関連している場合、口呼吸が増加することがあります。
口呼吸は口内の乾燥を引き起こし、唾液の分泌量が減少するため、
虫歯や口臭のリスクが増加する可能性があります。
口の中が乾燥していると、虫歯リスクが高まる話は、こちらのブログでもこれまでにお伝えしている通りです。
まとめますと、十分な睡眠と酸素の供給は、健康的な脳機能を維持するために重要です。
睡眠不足や低酸素症が長期にわたって続く場合は、
IQの低下などの認知機能の問題を引き起こす可能性があるため、
早期の対処が必要ですので、専門医へ行くことをおすすめします。
また、低酸素症が歯の健康に影響を及ぼす場合は、主に間接的な要素が関与しています。
しかし、一般的には低酸素症自体が歯の健康に直接的な影響を与えることは少ないです。
しかし、様々な体の不調が、口腔内環境に影響することがあります。
歯の健康を維持するためには、適切な健康管理と口腔衛生の習慣と定期的な歯科検診が重要です。
2023年05月16日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「お出かけ先での歯のメンテナンス」についてお伝えします。
歯の健康は身体全体の健康にも大きく関わってきますね。
お出かけが増える季節かと思います。お出かけ先でどのような
歯のメンテナンスができるかお伝えしてまいります。
出先で簡単にできる歯の健康につながる習慣としては、以下のようなアイデアがあります。
食事の後は、食べ物の残りカスや細菌が歯に付着しやすくなっています。
うがいをすることで、口の中をきれいに保ち、虫歯や歯周病を予防することができます。
出先でも、持ち運びやすい小型のうがい用具があるので、是非取り入れてみてください。
したことがない方も、気軽に持ち歩いてみましょう。
外食や移動中にも、歯ブラシを使って口の中を清潔に保つことができます。
持ち運びに便利なコンパクトな歯ブラシや、歯間ブラシなどがありますので、
自分に合ったものを選んで使ってみてください。
楽しいパーティなどでは、「だらだら食べ」になりがちです。
歯磨きの前後には、数時間の間を空けることで、歯の再石灰化を促進することができます。
外食が多いと、ついつい食べたり飲んだりしてしまいますが、
可能な限り絶食時間を作るように心掛けてみてください。
楽しむことと、健康管理のバランスが大切ですね。
最近では20秒間口に含んで吐き出すと、口腔内の洗浄ができるスティック状の洗口液が販売されていて、
こちらは口臭除去もできるのでかなりおすすめです。
わたしは常にハンドバッグに一つ入れております。薬局にて購入可能です。
出先で簡単にできる歯の健康につながる週間のアイデアをご紹介しました。
どれも手軽に取り入れることができますので、是非試してみてくださいね。
2023年04月25日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の院長、佐伯 薫です。
今回は、「春、新生活で破壊と創造の季節」について
思うことをお伝えしたいと思います。
春は、新しい出会いや別れの季節であり、
様々な変化が起こる季節です。
そのため、破壊と創造の季節とも言われます。
まずは、自分自身を見つめ直す絶好の機会とも言えます。
春は、新しい始まりの季節でもあります。
自分自身を見つめ直し、今までの自分の生き方や目標を再確認することが大切です。
これまでの自分を破壊し、新しい自分を創造するチャンスでもあります。
また、新しいことに挑戦するのも自分自身の成長につながります。
春は、新しいことに挑戦するのに最適な季節です。
新しい出会いや別れによって、新しいチャレンジに挑戦することができます。
自分が興味を持っていることに挑戦してみたり、新しい趣味を見つけることが大切です。
春は、新しい環境を作るのに最適な季節です。
自分の身の回りを整理し、新しい環境を作ることができます。
例えば、部屋の模様替えをする、新しいアイテムを買う、自分の身だしなみを整えるなど、
自分自身を取り巻く環境を整えることが大切です。
何より、春は大自然が気持ち良い季節です。
外に出て季節を楽しみましょう。自然の生き物たちが新しい命を得る季節でもあります。
外に出て、自然の美しさを楽しんだり、春の花や緑に触れることでリフレッシュすることができます。
良い変化も悪い変化も、同じようにストレスにつながるのです。
それはなぜでしょうか。
人が変化にストレスを感じるのは、
その変化に伴う不確定性や予測不能性が、心理的な不安や恐怖を引き起こすためです。
人間は、自分がコントロールできない変化に対して、不安や恐怖を感じる傾向があります。
たとえ変化が良いものであっても、それによって生活スタイルや環境が変化することで、
予測がつかなくなり不安を感じることがあります。
また、人間は安定した状態に慣れ親しんでいるため、
その状態から離れることがストレスを引き起こすこともあります。
たとえ変化が望ましいものであっても、それに適応するまでに時間がかかり、
不安やストレスを感じることがあります。
しかし、変化に対するストレスは必ずしも悪いものではありません。
ストレスは、新しい状況に適応するためのエネルギーやモチベーションを引き出すことができます。
ストレスは、個人が自己成長や変化に対応するための重要な役割を果たすことがあります。
ただし、ストレスが長期間続くと、身体的・精神的な健康に悪影響を与えることがありますので、
ストレスを軽減するためには適切な対処が必要です。
変化はストレスを伴うものと知っているだけで、心が楽になることもあると思います。
素敵な季節、春を存分に楽しみ、生活を整えていく流れを作っていきましょうね。
2023年04月25日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の院長、佐伯 薫です。
今回は、「口内炎のできやすい口腔内環境」についてお伝えします。
口内炎は、口の中の粘膜や口腔内の皮膚にできる潰瘍で、
一般的には「あかぎれ」や「ひび割れ」のような症状として現れます。
口内炎は、一般的に痛みを伴います。
さまざまなものがありますが、一般的な原因は、
● 口の中の粘膜や皮膚が損傷した場合(歯ブラシや歯医者の治療などが原因になる場合があります)
● ビタミン不足や栄養失調が原因の場合
● アレルギーや免疫不全が原因の場合
● ストレスや睡眠不足が原因の場合
が考えられます。
また、口腔内の細菌やウイルスの感染が原因の場合もあります。
それから、一部の人は、口内炎ができやすい傾向にある場合もあります。
例えば、アフタ性口内炎と呼ばれる口内炎が、遺伝的な要因によって発生する場合があります。
ストレスや睡眠不足が増える時期や、冬場の乾燥した時期などが挙げられます。
また、アルコールや辛い食べ物なども、口内炎を引き起こす原因の一つとなる場合があります。
時間が経てば自然に治癒することが多いです。
市販の鎮痛剤を使用することができます。そして、食事に気をつけましょう。
口内炎ができると、食べ物がしみたり痛みを感じたりすることがあります。
硬い食べ物や辛いもの、酸味のあるもの、アルコールやタバコは刺激になるので避けましょう。
口内炎用の薬剤を使用することも効果的です。
市販のものや処方されたものがあります。塗り薬やうがい薬、スプレーなどがあります。
何より、口の中を清潔に保ちましょう。口内炎ができると、細菌やウイルスが感染する可能性があります。
定期的に歯磨きをし、うがいを行うことで予防できます。
歯科医師や医師に相談して適切な治療を受けることが必要です。
口内炎が慢性化する場合や、口の中に腫瘍ができる場合もあるため、早めに専門家に相談しましょう。
放っておいてしまうと、痛みや不快感が持続してしまいます。
口内炎があると、食事や会話などの日常生活に支障をきたすことがあります。
放置していると痛みや不快感が持続するため、日常生活にも影響が出る場合があります。
口内炎が長期間治癒しない場合や、慢性化する場合もあります。
この場合、炎症が悪化し、痛みや不快感が強くなる場合があります。
感染症を引き起こす可能性もあります。
口内炎が治癒しない場合、細菌やウイルスなどの感染症を引き起こすことがあります。
これは、口内炎ができた部分の細菌が増殖して感染症を引き起こすことが原因です。
ほとんどの口内炎は自然治癒するため、過度な心配は入りません。
しかし、生活リズムが乱れているときや様々な要因が重なると、
悪化して口腔内環境の悪化に繋がり口内炎がなかなか治らない時もあります。
どんな悩みでも、早めに受診して相談しましょう。お気軽にお問い合わせください。
2023年04月21日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の院長、佐伯 薫です。
今回は、「花粉症と歯の状態に関係性」についてお伝えします。
しかし、花粉症が持続する期間中、口の中の状態に影響を与える可能性があります。
花粉症の症状である鼻水や鼻づまりがあると、口呼吸をすることが増えます。
口呼吸をすると、口の中が乾燥し、唾液の分泌が減少する可能性があります。
唾液には、口の中のバクテリアを抑制する役割があるため、
唾液の量が減少すると、虫歯や歯周病などの口の病気が進行する可能性があります。
また、花粉症の症状であるくしゃみや鼻水などによって、口腔内に花粉が入り込むことがあります。
これが原因で、口内炎や口唇炎などの症状が起こることがあります。
そのため、花粉症の症状が出ている場合は、口の中の清潔を保つことが重要です。
歯磨きやうがいをしっかり行い、口の中の乾燥を防ぐために、水分をこまめに摂取することが大切です。
このような対策は、日頃からブログでお伝えしていることと同じですね。
歯磨き・うがい・水分の摂取で口内環境を整えることが大切ですね。
口の中を清潔にするためにできることについて、もう少し深めてみたいと思います。
歯磨きは、虫歯や歯周病の予防にとても効果的です。
春は花粉が飛散する季節で、口の中に花粉が付着する可能性があるため、歯磨きをしっかり行うことが大切です。
歯磨きは、朝晩の2回、2分程度を目安に行いましょう。
歯と歯の間には、ブラシでは届かない部分があります。
こうした部分についた食べカスや細菌が、口臭や歯周病の原因になることがあります。
フロスを使うことで、歯と歯の間の汚れを取り除きましょう。
口腔洗浄液は、口の中を清潔に保つために役立ちます。口臭や口内炎の予防にも効果的です。
使い方は、歯磨き後に口に含んでうがいをするだけです。
口腔洗浄液はお近くのドラッグストアで販売されています。
口の中が乾燥すると、唾液の分泌が減少し、口の中のバクテリアが増殖する原因になります。
こまめに水分を摂り、口の中を湿らせるようにしましょう。
春は花粉が飛散する季節で、口の中に花粉が付着する可能性があるため、こまめな口のケアが必要です。
以上のような方法で、口の中を清潔に保ちましょう。
どんな小さな悩みでも、早めに受診して相談しましょう。お気軽にお問い合わせください。
2023年03月31日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「リラックス状態を保つと健康的」ということを
お伝えしたいと思います。
感染症が猛威を振るっていた期間は、多くの人々が自宅に留まり、
外出や社交を控えていました。しかし、感染症が落ち着くにつれて、
人々は再び外出や社交を行うようになってきましたね。
感染症が猛威を振るっている期間は、不安やストレスが原因で睡眠や休息が
不十分になることがあった人もいらっしゃったのではないでしょうか。
しかし、感染症が落ち着くにつれて、人々はより良い睡眠や休息を
とりやすくなってきているのではないかと思います。
とても寒い冬も越えて、春の訪れも感じつつ、過ごしやすくなってきましたよね。
ストレスは、不安やうつ病などの精神的な問題を引き起こすことがありますが、
適度なストレスは、私たちのモチベーションや創造性を高めることがあります。
しかし、過度のストレスは、私たちの心を疲れさせます。
ストレスによる負荷を減らすことで、私たちの心はより健康的になっていきます。
過度のストレスは、高血圧、心臓病、糖尿病、消化器系の問題など、
様々な身体的な健康問題を引き起こすことがあります。
しかし、ストレスが軽減されると、身体の緊張が解け、血圧や心拍数が正常に戻ることがあります。
また、ストレスが軽減されることで、睡眠の質が改善され、身体の回復力が高まります。
歯ぎしりや食いしばりといった癖が改善される可能性があります。
ストレスが原因で、歯ぎしりや食いしばりをすることがありますが、これらの癖は歯を傷つける原因となります。
歯ぎしりや食いしばりをすると、歯に負担がかかり、歯ぐきや歯の神経にダメージを与えることがあります。
ストレスが軽減されることで、これらの癖を改善することができ、歯の健康を維持することができますね。
また、歯周病のリスクが低下する可能性があります。
ストレスは、私たちの免疫力を低下させ、口内環境を悪化させることがあります。
歯周病は、歯ぐきの炎症を引き起こす疾患で、歯周病の進行によって歯が抜け落ちることがあります。
ストレスが軽減されることで、免疫力が回復し、
口内環境が改善されることで、歯周病のリスクを低下させることができます。
ただし、感染症が落ち着いたことで、油断は禁物でしょう。
感染症が落ち着いたからといって、衛生習慣を緩めることは避けるべきですね。
お互いに、人を思いやる気持ちをもち、感染症が再び拡大することを避けるために、
手洗いやマスク着用などの衛生習慣を継続することが望ましいです。
2023年03月22日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「楽しい歯磨き」についてお伝えしたいと思います。
歯磨きが習慣化されている方には
そこまで考えることではないのかもしれませんが、
歯を磨く時間を楽しくすることで、歯のメンテナンス時間を増やし、
結果的に口の中が健康に保たれることを目指したいと考えています。
「音楽を聴きながら、またテレビをみながらじっくりゆっくり歯を磨くよ〜」というスタッフがおります。
無理なく時間を作って歯を磨けるのが良いとのことです。
確かに、好きな音楽を聴きながらなら、リズミカルにできそうですよね。
一曲が5分なので、あっという間に5分歯磨きすることができるでしょう。
"Happy" by Pharrell Williams >>> YouTube
アップテンポで、とってもノリノリで歯磨きできますよ〜。
また、歯ブラシや歯磨き粉などのケア用品を自分の好きなものに変えてみたり、
気分転換に違う場所で歯を磨いたり、
歯ブラシを可愛らしいキャラクターのものに変えたりすることで
楽しみながら磨くことができるという意見もありました。
もちろん、歯をきれいに保つためには、機能面も大事です。
しかし、そもそも歯磨きを続けるということができてこそですので、
ご自身のテンションがアップする工夫も効果的だと考えます。
歯ブラシ立てや、口をゆすぐコップをお気に入りのものを使うのもいいかもしれません。
それから、自分を褒めたり、報酬を与えることで、歯磨きを楽しいものにすることができます。
そして、私自身の特におすすめは、アロマを焚きながら歯を磨くことです。
歯磨きの時間をリラックスできる特別な時間にしています。
特に夜は一日の終わりに自分にお疲れ様の気持ちで、ゆったりとした時間を作ることがおすすめです。
いろんな工夫をして、大切な自分の歯を守っていきましょうね。
長い人生、歯は大事ですので、健康に保ってあげることは、
未来の自分へのとっても大きなプレゼントになりますよね。
2023年03月14日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「歯科治療の痛みの原因」と
「麻酔による痛みを感じないよう配慮した治療」についてお伝えしたいと思います。
治療中に歯の神経に刺激が加わることで、痛みを感じることがあります。
特に、虫歯や歯の神経が死んでいる場合には、神経に刺激を与えることで強い痛みを感じることがあります。
それから、治療中に歯を削ることが必要な場合がありますが、
この際に歯に対して切削器具などを使用することで、歯の表面が削られるために痛みます。
また、治療に用いられる器具によって、振動や音が発生することがあります。
この音や振動によって、歯や口の中の感覚神経に刺激が加わり、痛みを感じることがあります。
どんな痛みも辛いので、これらの痛みが辛くて歯医者嫌いになってしまう人も少なくありません。
しかし、それでは歯の健康を保てません。
当院では、「痛みを感じないよう配慮した治療」に特化して取り組んでおります。
適切に麻酔を取り入れることはもちろん、リラックスした状態で治療するよう努めております。
ストレスフリーな治療が可能となれば、様々なメリットが得られます。
歯科治療に対する不安がある患者さんにとって、精神的負担を軽減することができます。
また、痛みを抑えた治療であれば、患者さんは次回の治療に対する抵抗感が減少する傾向があります。
これにより、治療計画の進行がスムーズになり、治療期間が短縮される可能性があります。
安心感を持っていただくことで、継続的に通院していただくことになり、
結果として口の中を健康的な状態に保つことができます。
逆に痛みを我慢してしまうと様々なデメリットが生じてしまいます。何より精神的な増大が引き起こされます。
痛みを我慢することによって、患者さんは精神的な負担を感じることがあります。
特に、治療に対する不安がある場合や、痛みに対する過度の恐怖心がある場合は、
治療中のストレスが増大することがあります。
また、治療中に我慢しすぎると、治療中に痛みを我慢した場合、治療後に痛みが続くことがあります。
また、痛みを感じなかった場合でも、治療後に痛みが生じる可能性があります。
そのため、治療中に痛みを我慢することは、治療後の痛みの継続につながることがあります。
適切な麻酔の投与や、歯科医師とのコミュニケーションによって、
痛みを最小限に抑えた治療を受けることが、当院において大切にしている考え方です。
歯のお悩みがある方は、早めに受診しましょう。お気軽にご相談ください。
2023年02月28日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「顎関節症などの顎の不調・顎の痛み」について、
いただいた疑問にお答えしたいと思います。
顎の痛みは食事中やあくび、顎を動かす時に起こります。
主な原因としては、顎の筋肉の損傷・顎の筋肉の緊張・顎関節の歪み・関節のアンバランス・自律神経の乱れ・
虫歯などが考えられます。
対策としては、マウスピース・ストレッチ・痛み止めの薬・虫歯の治療などが行われます。
しかし、なかなか改善しなかったり、
一時的に良くなっても再発してしまったり根本的な解決は難しいところです。
佐伯歯科医院ではあごの痛みの原因は、
自律神経の乱れなどメンタル面・顎関節の歪み・顎の筋肉の痛みと考えています。
例えば、顎の関節が何かの原因で歪むとします。
そうすると噛み合わせが合わないことで筋肉に負担がかかり、
いつの間にやら硬くなってしまったり痛みを出してしまったりしてしまいます。
そうすると痛みからか自律神経が乱れてしまい無意識に噛んでしまったり、実にさまざまな問題がでます。
そうなってしまうとあとは悪循環を繰り返すようになり、なかなか状態が安定しなくなってしまいます。
このように顎の痛みはさまざまな問題の引き金にもなってしまいます。
虫歯になると、歯の象牙質が破壊されるため、歯肉と骨の間に隙間ができます。
その隙間から歯の内側に細菌が侵入し、
歯の隣接部分や顎関節などに炎症を起こすことで、顎の痛みを引き起こします。
顎や歯の痛みがないハッピーな毎日を皆さまが過ごせますように 🍀
2023年02月24日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「基本的な歯のメンテナンス」について書きたいと思います。
● 日頃から歯をきれいに保つ:
歯をきれいに保つためには、朝晩2回の歯磨きをし、歯間を綿棒で掃除するなどの
日常的な保健行為を続ける必要があります。
● 歯医者に定期的に行く:
歯医者に定期的に行くことで、歯の状態を定期的に把握することができます。
● 食事を注意する:
歯に良い食べ物と悪い食べ物があるため、歯の健康管理のために、
歯に良い食べ物を食べるよう注意する必要があります。
● 歯科用品を適切に使用する:
歯ブラシ、歯磨き粉、歯石除去歯磨きなどの歯科用品を正しく使用することで、歯の健康状態を維持できます。
● 歯石除去:
歯石は歯の表面に沈着し、歯の状態を悪くする原因となる可能性があります。
歯石を定期的に除去することで、歯科疾患を防ぐことができます。
● フッ素歯磨き:
フッ素歯磨きは、歯の健康状態を維持するための歯磨き法の一つです。
● 歯磨き専用の音楽を聴く:
歯磨きの時間を楽しくするために、歯磨き専用の音楽を聴くと良いでしょう。
● 歯磨きの時間を設定する:
歯磨きを楽しむために、毎日歯磨きの時間を決めておくと良いでしょう。
● 歯磨きを楽しむアイテムを購入する:
歯磨きを楽しくするために、歯ブラシや歯磨き粉などの歯磨きに特化したアイテムを購入すると良いでしょう。
● 砂糖:
砂糖は歯の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
砂糖を多く含んだ食べ物を頻繁に食べ過ぎないようにしましょう。
● ジュース、ソーダ、アルコール:
ジュース、ソーダ、アルコールなどは、歯の汚れをつくる原因となる可能性があります。
歯の健康のためには、控えましょう。
歯ブラシは1か月ごとに変えることが推奨されています。
歯ブラシを長期間使用すると、毛先が広がり、歯垢を取り除けなくなります。
また、歯ブラシを定期的に交換することで、歯科疾患を防ぐことができます。
体のメンテナンスを頑張っているあなたにエールをおくります!お疲れ様です!
体を健康に保つために、日頃からのメンテナンスは必要不可欠なことなので、あなたの頑張りに尊敬しています!
これからも頑張ってくださいね!
2023年02月14日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「虫歯かもしれないけど、歯科医院へ行きたくないんだ。」
というお悩みにお答えしたいと思います。
まず、虫歯を防ぐために、歯磨きを徹底し、歯茎をよく拭き取り、
歯磨き粉を使用し、歯間をきちんと清掃していることが重要です。
また、糖分の含まれる食べ物を減らしたり、歯磨き後に洗口をするなどの対策も必要です。
定期的な歯磨きをしてください。
また、歯磨き後、歯茎をよく拭き取ることも重要です。
歯を磨くだけでなく歯周病菌が存在する歯茎の中(歯周ポケット)もブラッシングしてください。
歯科医院に行かなくても、歯磨きの徹底が重要です。
しかし、気をつけていてもできてしまった虫歯は治療しなければ治りません。
その場合は、迷わずに歯科へいきましょう。
歯科医院へ行きたがらない方の理由は、多くが痛みが嫌だから、怖いからというものです。
それに対し、虫歯治療には麻酔が使われます。
麻酔は歯周病や歯科手術時によく使われ、疼痛を抑える効果があります。
歯科手術を行うとき、お口の中がぐったりとしてしまうことを防ぐためにも麻酔が使われます。
また、歯科手術を行うとき、歯が動かなくなるようにしたり、虫歯の治療を容易に行うため、麻酔を使用します。
当院では、痛みを感じない治療に力を入れています。
痛みを最小限に抑えるため、私たちは必要な麻酔を施します。
また、治療が終わった後も、定期的な診療を行い、虫歯が再発しないようにします。
歯科医療における麻酔の発展は、近年非常に進んでおり、様々な種類の麻酔薬が開発されています。
たとえば、セドロール(Sedrol)などは、投薬量を減らしても効果的な麻酔を実現するため、
特に歯科医療において広く使用されています。
また、今後、麻酔の適応症や投与量をより精度よく調整できるような新しい麻酔剤も開発され、
歯科医療において更なる安全性と痛み軽減効果が期待されています。
また、セカンドオピニオンをもらうことも有意義です。
セカンドオピニオンとは、
患者が受けた診断や治療方針を確認するために、他の専門家に相談することを指します。
セカンドオピニオンの意義は、
患者が自己診断に立ち入らず、正確な診断と治療方針を受けることができるようにすることです。
また、セカンドオピニオンでは、歯科医が患者に納得してもらえるような最高のケアを提供することが可能です。
当院ももちろん、受け入れておりますので、お気軽に受診してください。
2023年02月01日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「メンタルと痛みの関係」について、
お伝えしたいと思います。
例えば、気圧が低い日に急に痛くなったりすることはありませんか。
それから、なんだか不安を抱えているときには、歯の痛みを感じやすいということはないでしょうか。
実は、いろんなことが歯に影響を与えているのです。
人の体の中は、それぞれの器官がお互いに働きかけて成り立っています。
それでは、歯自体に虫歯があるわけではなく正常な状態なのに、
歯が痛いという状態は何が起こっているのでしょうか。
それは、一つの原因として精神的ストレスが考えられます。
大きな不安を抱え続けていると、脳が正常に働かなくなってしまいます。
そして、間違って歯が痛いと感じてしまいます。
そのため、歯自体を治療しようとしても、異常はありませんのでしようがありません。
歯周病を疑いクリニックにて治療しても痛みが無い状態にはならないでしょう。
それでは大きな不安というのをどう防げば良いのでしょうか。
これは大きなテーマになってしまいましたが..
人とたわいのない会話を日頃からすることも良いでしょう。
また、そうする中で自分の大事なことを話せる仲間を見つけることにもつながると思います。
優しい人が、人の悩みを聴いてあげすぎてストレスを抱えている場合もあります。
人の悩みまで背負いすぎないようにしなければいけませんね。
それから、やるべきことをやった後は、「なんとかなる」「うまくいく」という
ポジティブな気持ちでいることも大事ですよね。
なにごともバランスよく、無理しすぎずです。
美味しいものを食べて、自分を癒して、また元気になるから周りの人も笑顔になる、
そんな循環を目指していきたいですね。
2023年01月17日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「認知症予防について」歯科医院の視点から
お伝えしたいと思います。
よく噛むことと、よく運動することをオススメします。
認知症と歯は関係あるの?と思われた方もいらっしゃると思います。
しかし、とても大きな関係があるのです。
脳に血液が適切に流れることによって脳は機能します。
歯で一噛みするごとに、血液が脳に流れます。
そのため、歯でよく噛むということがとても大事なのです。
自分の歯が残っていることで、力を入れて噛むことができます。
ですから、自分の歯をなるべく残していくことが大事です。
では自分の歯を残すためには何ができるでしょうか。
これは、これまでの記事の内容とも重なりますが、
日々の歯磨きや糸フロスと、定期検診をすることをオススメします。
日々の歯磨きを丁寧に行ってください。
また、歯磨きに自信がない方はご遠慮なく、歯科医師に歯の磨き方を聞くようにしてください。
いまさら聴けないという声もたまに聞きますが、そんなことは気にしないでください。
ぜひ、正しい磨き方を身に付けていただけるよう、丁寧にお伝えします。
よく噛むと唾液もたくさん出て、消化も助けます。
また、たくさんの唾液を出すには、噛む以外にも方法があります。
以下の画像を参考に、顎から首の間を、優しく押してみてください。
唾液が多く出てくる場所が見つかるかと思います。
こちらも、血流の流れをよくすることが目的です。
血流をよくすることで、体内の老廃物を流すことにつながります。
そして、脳の状態もよくなり、認知症予防へとつながります。
では、どんな運動が良いのでしょうか。
日々の中で簡単に取り入れられて、続けられることがポイントとなります。
皆さんご存知のとおり、散歩はとっても体に良いですね。
散歩は、とにかくリラックスして、明確な目的を持たずに歩くことも大事です。
リラックスすることによって、脳をリフレッシュさせることができますね。
また、「簡単に運動」ということで、指体操や、椅子にかけながら行う体操など
様々な方法が提唱されていますね。いろいろ試してみるのも楽しいですね。
ぜひ、ご自身が継続しやすい軽い目の運動を見つけて行きましょう。
そして、認知症を予防しましょう。
2023年01月06日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「子供の顎の発達」についてお伝えしたいと思います。
お子様の口周りの環境をよくしていくためには、
日常生活習慣と、治療による改善があります。
まず、生活習慣の中で意識するべきことは、
顎へ適度な刺激を与えること、そのためにしっかり1口20回噛むことです。
顔を向き合わせて、一緒に楽しく噛むことで、お子さんはそう言うものだと思って、習慣ができていきます。
習慣は60日で出来上がると言うことも言われていますので、根気よく続けてみてください。
習慣にしてしまえば、そのあとは強く意識しなくても、自然と噛むことができる様になります。
体の骨や筋肉は、適度な刺激によって発達していきます。
顎や歯も同様に、ちょうど良い刺激が発達に必要なのです。
ちょうど良い刺激とはなんでしょうか。
それは、硬いものを定期的にしっかりと噛むことが大切です。
次に、治療による改善についてお伝えします。
現代人の顎は小さくなりがちです。
その様な顎の小ささを改善するために、マウスピースを使った治療や、
口周りのトレーニング(MFT=口腔筋機能療法)、額拡大装置による矯正治療があります。
いずれも5歳頃から始めることができます。
現代のお子様方は好んで召し上がる食べ物が柔らかくなったことなどの理由により顎の成長が良くないので、
歯が並ぶスペースが不足する場合が多いです。
拡大装置は成長を利用して顎を拡げます。
永久歯の大きさとその歯がすべて並ぶ顎の大きさのバランスが悪くて、きれいに並ばずに
だんだんとデコボコになり目立ってきたら、それはお子さんの骨格が小さい可能性があります。
顎の成長期であれば、歯並びを整えるために顎の健やかな成長を促し、
スペースを拡げて歯列の横幅を十分に確保できます。
真ん中のネジを二週間に一回、クリニックで調整して顎を広げてゆきます。
以下のような症例には拡大装置が良いです。
マウスピース療法では、シリコン製のマウスピースを、日中(1時間)と、就寝時にのみ使用します。
それにより、口周りの筋肉の発達や、顎の健全な発達を促します。
マウスピース療法と共に、口周りのトレーニング(MFT=口腔筋機能療法)をおすすめしています。
それにより、口呼吸や指しゃぶり、舌の動きの癖の改善が期待できます。
顎の骨格の状態や、歯並びをみて、その時点での見通しを立てることができます。
気になることを、いつでもお気軽にお問い合わせくださいね。
2022年12月27日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「お母さんの疑問にお答え!」というテーマで
お伝えしたいと思います。
保育園などでの小児歯科検診を行っている中で、保護者の方から
いただくよくある質問に、一問一答形式でお答えしますね。
どうぞ、日々のお手入れのご参考にされてください。
毎日の積み重ねが大切になります。
最初は負担かもしれませんが、良い習慣にして正しいメンテナンスを続けられる様にしていきましょうね。
2022年12月22日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「子供の歯磨きのタイミング」について
お伝えしたいと思います。
まず、夜寝る前の歯磨きは必ずします。
それは、夜間には口の中での唾液の量も減り、乾燥しやすくなります。
口が空いてしまうと、さらに乾燥します。
その状態は、虫歯菌が増えやすい環境になりますので、
避けなければなりません。
そのため、夜寝る前の歯磨きはとっても大事です。
次に大事なのが朝の歯磨きになります。夜にちゃんと歯を磨いたとしても、菌は夜の間に増えてしまいます。
そこへ、食べ物が入ってくると虫歯菌が喜んで活動的になってしまい、虫歯になりやすくなります。
そのため、まず朝一に、スッキリきれいに歯磨きをすることで、
一旦虫歯菌の数をできる限り減らしてしまうことが重要ですし、効果的です。
あとは、なるべく食べた後に口をゆすぐことが効果的です。
幼稚園や学校で給食を食べた後に、お茶を飲んだりうがいをするよう促されていることも多いと思います。
しかし、お子様本人の意識を育てることも大事です。
お菓子を食べた後は、口をゆすごうね!と大人も子供も声を掛け合って、いくのが良いと思います。
ポイントは、口の中に虫歯菌がいることを理解して、菌が増えそうになったらすぐにうがいや歯磨きをして、
菌の繁殖を最低限に抑えることです。
こどもの口の中の虫歯菌を減らす方法は、歯磨きや口をゆすぐことだけではありません。
野菜を食べることも、歯の表面の汚れを取り去ってくれます。
(味付けに砂糖を多く使ってるものではなく)
それから、チーズを食べると、口の中で虫歯菌が繁殖しにくくなるという研究報告もあります。
少し大変に感じる方も、習慣にしてしまえば、楽にとりくめます。
歯磨きのポイントは一つ前の記事(リンク)からご確認いただけます。
ぜひチェックして、歯の健康を保ちましょう。
現代社会の中では、甘いものも多く、お子さまの歯が危険にさらされやすくなっています。
親御さんの苦労もよく耳にします。声を掛け合ってたのしく、大切な子供の歯を守っていきましょう。
2022年12月22日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今回は、「乳幼児の歯磨きについて」お伝えしたいと思います。
まず、仕上げ磨きですが、およそ小学3年生くらいになるまでは、
続けていけるとよいです。
それでは、仕上げ磨きの方法をご説明します。
まず、きき手で歯ブラシをもち、
反対の手でお子さんの唇に指をそえて、
歯がよく見える状態にしてみがきます。
ポイントは、「一本ずつ磨くこと」「細かくこぎざみに、クルクル歯ブラシの毛先を歯に当てて磨くこと」です。
歯の表、裏を、それぞれ丁寧に磨きます。奥歯は、上も小刻みに一本ずつ磨きましょう。
溝が細かいので、要注意です。
力強く磨くと、お子様は嫌がり、歯茎が傷つく上に、思いの外汚れが落ちません。
プラークテストをしていただくとよくわかります。
軽い力で、小刻みに動かして、汚れを落としていきます。
乳歯を磨くときは、ガーゼを使いますね。1日5回程度磨くことをおすすめします。
赤ちゃんはよだれがよく出ますよね。その唾液の量が多いことで、歯の汚れを流してくれています。
そのため、ガーゼによる歯磨きで十分歯の健康を保てます。
(大人についても、よく噛んで唾液を出したりすることは、歯にも消化にも良いですね!)
ですので、乳歯の頃に優しくガーゼで磨くことで、歯磨きの時間は保護者との楽しい触れ合いの時間という習慣が作れるといいと思います。
マッサージのような気分でリラックスしてできるとよいですね。
映像を見ながらやる方法などで工夫されているという話もよく聞きますし、お子さんに合った方法を、見つけていきましょう。
好きなキャラクターの歯ブラシを使うのも効果的です。
冒頭で小学3年生くらいまでは仕上げ磨きをしてあげてくださいとお伝えしました。
しかし、お子さんが自分自身で磨くトレーニングは3歳頃からが良いと考えます。
それは、それくらいから始めることによって、自分で歯を磨く習慣をもつことができますし、
自分自身で磨いて歯を健康に保っていく訓練ができますね。
周りの大人の方達が協力して、大切な子供の歯を守っていきましょう。
長い人生、歯は大事ですので、健康に保ってあげることはとっても大きなプレゼントになります。
2022年11月15日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は「噛み合わせ」「歯並び」について考えてみたいと思います。
噛み合わせや歯並びは、口の中だけの話ではありません。
顎関節や口の周りの筋肉、広くは身体全体にまで影響があります。
食べる時には、まず第一に口の中で食べ物を分解します。
よく噛むことで、うまく分解することができますが、噛み合わせによって十分にできない場合もあります。
その場合は、胃や腸などに負担をかけることにも繋がります。
体の中の様々な器官がともに作用しあうことで、消化が成り立ちます。
食べ物の入り口となる口内環境は極めて重要な部分となります。
噛み合わせのズレは、姿勢の悪さにもつながっていきます。
首こりや、肩こりなども引き起こします。
そのほか、顎関節症や睡眠時無呼吸症候群を引き起こす場合もあります。
噛み合わせを整えることは、とても大事な体のメンテナンスなのです。
一見関係があまりないと考えられがちなことですが、体は相互に作用しあってバランスを保っています。
歯並びが全体的に気になる場合の改善策として、マウスピース矯正をおすすめしてます。
矯正治療をすることに対して不安な患者様は初回お試しで比較的低価格で始めていただくことも可能です。
また歯軋りや食いしばりが原因で歯の表面が摩耗し、噛み合わせが良くない状態になる場合もあります。
シンプルに歯軋り防止する装置は保険診療内でも作成可能です。
歯軋りは、知覚過敏や顎関節症の原因になるばかりか悪化すると頭痛や腰痛の原因にもなります。
またいびきでお悩みの患者さまも最近多く、
佐伯歯科ではいびき君といういびき防止の装置をおすすめしてます。
はやくお悩みを改善して清々しい毎日を送りたいものですね。🍀
佐伯歯科医院では、噛み合わせや歯並びへの対策をはじめ様々な方法を提案しています。
是非一度お気軽にご相談ください。
2022年11月08日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
一段と冷え込む日も増えてきて、すっかり秋らしくなってきました。
今日はストレス解消方法について考えてみたいと思います。
そもそもストレスがたまると、
健康管理に意識がいかなくなってしまったり、
日頃の食生活が乱れてしまったりと、
不調をきたしやすくなってしまいます。
また、秋は夏の疲れが出やすく、「秋バテ」というものもあります。
今年の夏には感染症も流行していたため、
夏の疲れとの掛け合わせでどこかすっきりしないという話をよく聞きます。
そんなさまざまな不調を見逃さずに、
病院でみてもらったり、食生活を整えること、適度な運動をすることを是非心がけていきましょう。
心の疲れを感じている人は、ゆとりを持った生活をするように心がけましょう。
自然と親しむ時間を意識的に取り入れてみてくださいね。
都会の中ではなかなか大変と思われるかもしれませんが、
身近に大きな公園や神社があって、すぐに行ける環境でもあります。是非散歩してみましょう。
また、家の中に観葉植物をおいてみるのもおすすめです。
それから、香りを楽しむことも癒しに繋がりますよね。アロマでリラックスしましょう。
また、秋は天然素材の食べ物が美味しい季節でもあります。
そのためには良く噛んで美味しく食べれるように、ブラッシング、歯肉のケアなども大切になります。
歯丈夫!胃丈夫!大丈夫!となります。^_^
ご自身の口腔環境を整えて、丈夫な身体と健全な心を目指して行きましょう。
2022年09月30日
こんにちは。名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今年の晩夏から初秋にかけて
天候不順や気温のアップダウンが激しかったりと
不安定な毎日ですが皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
歯磨きは1日何回行われてますか?
理想としては1日3回から4回ですが昼食後に歯磨きができない時は
口をゆすぐだけでも虫歯や歯周病になるリスクを減らせます。
歯磨きの目的としては、歯茎の血行を良くする事、
歯垢の中にある歯周病菌を除去することの2点が主な目的です。
まず朝の歯ブラシは起床後すぐに行ってください。
就寝中は唾液の分泌が少なくなり、お口の中のばい菌が洗い流されにくくなる事などから
口腔内環境が悪くなりやすくなります。起床時に口臭があるのはその理由からです。
そのため起床時はしっかりと、朝食あとは軽めにと朝2回磨きが理想となります。
夕食、朝食後の歯磨きは食事の直後は口の中の唾液の状態などが不安定で、
口腔内環境が落ち着く20分後くらいが効果的であると考えております。
補助的に糸ようじや、舌苔クリーナーなどを用いる事でさらに歯周病菌を除去することができます。
歯周病や虫歯の菌は認知症や、糖尿病、脳や心臓の病気の原因にもなりますので
歯磨きは、大袈裟に言うと命を守る習慣となります。
🌸歯磨き、がんばりましょう🌸
2022年09月06日
こんにちは。名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
毎年、学校歯科医をしている高校の生徒さまがたの歯科健診と
保育園の園児さまがたの歯科検診を担当させていただいてます。
最近は、虫歯がたくさんある生徒さま、園児さまは
あまりいらっしゃらなくなりました。
統計上、子どもの虫歯はどんどん減っています。
その理由としては予防対策や、ブラッシングに対する意識が
高まっていること等が考えられます。
一昨年より担当させていただいている保育園にて先生がたや保護者さまがたを対象とする
歯科講習会を年に一回開催してますが、保護者さまがたの歯科に対する意識の向上も確実に感じらます。
今年は12月を予定しております。
2022年08月30日
こんにちは。名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
早いものでもう9月です。
今年は天候不順で急に激しく雨が降ったりと、
気圧の変動も激しくなります。
気圧の変動により体内の気圧センサーである耳の奥にある三半規管の
反応によって、体温や身体の様々な部分をコントロールする
自律神経のバランスが崩れ、頭痛や歯痛を引き起こします。
この時期はゆっくりと音楽を聴いたり、
アロマやお香を焚いたりとまったりしてリラックスして過ごしていただくのが何よりです。
2022年07月08日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
佐伯歯科では、歯科治療に漢方薬を導入しております。
わたくしが、日本歯科東洋医学学会に所属し
漢方薬については勉強を重ねてきました。
歯科でよく使われている漢方薬は次の通りです。
① 立効散(りっこうさん):歯痛、抜歯後の疼痛
② 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう):口内炎
③ 黄連湯(おうれんとう):口内炎
④ 茵陳蒿湯(いんちんこうとう):口内炎
⑤ 五苓散(ごれいさん):口渇(口腔乾燥症)
⑥ 白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう):口渇(口腔乾燥症)
⑦ 排膿散乃湯(はいのうさんきゅうとう):歯周炎
参考URL https://www.jda.or.jp/park/trouble/kanpou03.html
五苓散(ごれいさん)や、白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう)は、口が乾く時に効果が期待できます。
口が乾いていると言うことは唾液が少ない状態です。
唾液はそもそも自浄作用があり、口の中を綺麗に洗浄してくれる働きがあります。
唾液があることで、口の中のゴミを取り去ってくれます。
しかし口が乾いていると、自浄作用がなくなり、歯周病や虫歯になりやすい口腔内環境となってしまいます。
そのため、何らかの対策が必要となり、漢方も一つの対策となります。
排膿散乃湯(はいのうさんきゅうとう)は、歯周炎がある時に処方しています。
さまざまな症状にどの漢方薬が効くかについて、今後もこちらのブログでお伝えしたいと思います。
患者様の痛みや辛さなどの不快な症状が治るよう、取り組んでまいります。
諦めてしまっている不調はありませんか?
そのままにしておかずに、ぜひ、一度お気軽にご相談くださいませ。
2022年06月28日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
佐伯歯科では、歯科治療に漢方薬を導入しております。
わたくしが、日本歯科東洋医学学会に所属し
漢方薬については勉強を重ねてきました。
歯科でよく使われている漢方薬は次の通りです。
① 立効散(りっこうさん):歯痛、抜歯後の疼痛
② 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう):口内炎
③ 黄連湯(おうれんとう):口内炎
④ 茵陳蒿湯(いんちんこうとう):口内炎
⑤ 五苓散(ごれいさん):口渇(口腔乾燥症)
⑥ 白虎加人参湯(びゃっこかにんじんとう):口渇(口腔乾燥症)
⑦ 排膿散乃湯(はいのうさんきゅうとう):歯周炎
参考URL https://www.jda.or.jp/park/trouble/kanpou03.html
まず立効散(りっこうさん)は、抜歯後や治療後に痛む場合に効果が期待できます。
ロキソニンなどの抗生物質に抵抗を感じる方には特におすすめです。
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)や黄連湯(おうれんとう)、
茵陳蒿湯(いんちんこうとう)は、口内炎がある時に処方しています。
また、舌炎、口唇ヘルペスにも効果を発揮する可能性もあります。
さまざまな症状にどの漢方薬が効くかについてのご説明は、
また今後のこちらのブログでお伝えしたいと思います。
患者様の痛みや辛さなどの不快な症状が治るよう、取り組んでまいります。
諦めてしまっている不調はありませんか?
そのままにしておかずに、ぜひ、一度お気軽にご相談くださいませ。
2022年05月17日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
佐伯歯科では、歯科治療に漢方薬を導入しております。
わたくしが、日本歯科東洋医学学会に所属し
漢方薬については勉強を重ねてきました。
漢方薬は今や歯科治療でも広く用いられていますが、
どのような経緯でそうなってきたのかという背景については、
あまり知られていませんので、簡単にお伝えしたいと思います。
皆さんは風邪をひいたときに、漢方を用いて体調を整えることはありますでしょうか。
多くの場面で人々の体調を整えることに、漢方は役立ってきました。
口腔内の不調についても、漢方薬は十分に力を発揮してくれます。
かなり多様な症状へ働きかけて、口の中の不快なことを改善してくれます。
なかなか、西洋医学の特性では対応できないところに、漢方が働きかけてくれるイメージですね。
漢方薬には長い歴史がありますので、各学会において様々な研究の蓄積があります。
どのような薬を用いると良いか、またどのような組み合わせで用いると良いかについて
研究が日々進められています。
また、一つの漢方薬で複数の症状に効きます。
漢方の特性と、患者さまの症状の診断内容に基づいて処方します。
例えば、口内炎・口腔乾燥症・味覚障害・口臭・舌痛症・顎関節症・抜歯後処置・歯周疾患・
口腔がん・口腔不定愁訴(苦しさを訴える状態)などの症状に対処していきます。
さまざまな症状にどの漢方薬が効くかについてのご説明は、
また今後のこちらのブログでお伝えしたいと思います。
患者様の痛みや辛さなどの不快な症状が治るよう、取り組んでまいります。
諦めてしまっている不調はありませんか?
そのままにしておかずに、ぜひ、一度お気軽にご相談くださいませ。
2022年02月25日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
一年の中でも一番寒い季節、みなさまお元気にお過ごしでしょうか。
この寒い冬が明けると、またあたたかい春がやって来ます。
新生活が始まる方も多いかとお思いますので、
今のうちに歯のメンテナンスをしておきましょう。
歯の健康のためにも、心身の健康が大切です。
今日はその中でも心の健康について、少し書いてみたいと思います。
ストレスがたまると…
● 甘いものが無性に食べたくなる
● ジャンキーなものが食べたくなる
● 口の中をつい噛んでしまう
● お酒の量が増えてしまう
などなど…
これらが増えると、口の中は虫歯が増えやすい環境になってしまいます。
とはいえ、なかなかおさまらないコロナ…
そもそも仕事が忙しかったり、人付き合いなどで様々なストレスがたまりますよね
ではどうすれば良いのか?
ストレスの根本原因と向き合うことが大切だと考えています。
まずは休息や睡眠が足りていますでしょうか。
つい頑張りすぎて、そういった基本的な体のメンテナンスをできていない場合は、まず、寝ましょう!
質の良い睡眠をとることで傷を治す力のある成長ホルモンを分泌できます。
人との交流は適度にとれていますでしょうか。
人は人と支え合って生きているものです。
なかなか、人と会いにくい期間が続いていますが、
手紙を書いたり、ちょっと電話やzoomでおしゃべりしてみてはいかがでしょうか。
また、自分だけが読む日記をつけるのも、精神衛生上とっても良いことです。
それから、口内炎ができやすくて、口の中を噛んでしまうことが続いている場合には、
ビタミンB2 B6 ビタミンAを摂取しましょう。
それから、クリニックで噛み合わせをチェックしてもらうのも良いですね。
お口の中に傷があるとお食事を美味しくいただけないですもんね。
心身の健康を気にかけて、寒い冬、コロナを乗り越えていきましょうね。
2022年02月25日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
歯の健康のために欠かせない栄養素がカルシウムです。
カルシウム摂取のためには牛乳をたくさん飲むのが良いとされてますが。
赤ちゃんがミルクを飲むと、小腸から分泌される乳糖分解酵素(ラクターゼ)が乳糖をグルコースとガラクトースに分解して吸収し、エネルギー源として利用します。
しかし、成長するにつれてラクターゼの分泌は低下し、やがて分泌されなくなります。
このため、乳糖を分解できなくなり、乳糖のまま大腸に至ります。
すると、大腸内の乳糖濃度を薄めようとして水が入り込み下痢となります。
また、大腸に棲んでいる菌が乳糖を分解しガスを発生させます。
ガスが溜まると膨満感や腹痛をもたらします。これが乳糖不耐症です。
牛乳不快症の方でもチーズやヨーグルトなら不快な症状は現れないのです。
チーズ製造時にホエイを排除するので乳糖も排除され、チーズ中の乳糖含量は大幅に減るからです。
ヨーグルトでは乳酸菌で発酵させる過程で乳糖が乳酸に変化し乳糖含量が減ります。
ヨーグルト中の乳糖含量は商品により多少の違いはありますが、概ね牛乳とほぼ同じか少し低い程度なのです。
牛乳が苦手なかたはチーズやヨーグルトを積極的に食べてカルシウムを補給しましょう🌹
2022年01月25日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
みなさまは、漠然とした疑問として、「口の中では何が起こっているのだろう?」と思ったことはありませんか?
簡単にいうと、二つの動きがあると言われています。
① 虫歯に近づく動き=「脱灰」
② 歯の修復=「再石灰化」
この「脱灰」と「再石灰化」が繰り返し行われています。
「脱灰」より「再石灰化」が活発ならば、健康的で、虫歯になりにくいです。
「再石灰化」より「脱灰」が活発ならば、虫歯になってしまいます。
「脱灰」は、お口の中が酸性の時に起こります。
「再石灰化」は、お口の中がアルカリ性の時に起こります。
そのため、お口の中をなるべく、可能な限りアルカリ性にしておくことが大切になります。
食事の時には、糖分や塩分によって、お口の中が酸性に傾いてしまいます。
一度酸性に傾いた後に、唾液が口の中の環境を整えます。
唾液が、中性へ、そしてアルカリ性へと導いてくれます。
そのため、食事のタイミングは規則正しいと、歯が酸性に晒される時間帯が短くて済むのですね。
だらだら食べがよくないのは、このためです。
だらだら食べていると、唾液がアルカリ性にしようとしては
台無しになってしまうことが繰り返されるイメージです。
そこで、唾液の力だけではなくて、食べるものを選ぶことで、
なるべくアルカリ性の時間を長くすることはできます。
また、日々のおやつなどを少し気をつけて、歯に良いものを選ぶことも、効果的です。
また、夜寝る前にどうしても、何か食べたくなった時にも、
アルカリ性になるような食べ物を食べることも、良いでしょう。
それでは、どのような食べ物や飲み物がお口の中をアルカリ性にしやすいのか、お伝えします。
野菜のほとんどが、アルカリ性食品となります。
わかめや、ひじき、昆布、海苔などの海藻類はアルカリ性食品です。
チーズや牛乳も、お口の中をアルカリ性にしてくれます。
これまでにご案内しているように、日々の歯磨き、唾液をふやすこと、
定期検診などを行うことと合わせて、生活習慣に取り入れていきましょう。
習慣となれば、楽ですよ。一緒に歯のメンテナンスを楽しんでいきましょうね。
2021年12月28日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、虫歯予防につながる食べ物をご紹介したいと思います。
いつも、私たちの口の中は、基本的には中性に保たれています。
しかし、食後は酸性となってしまいます。
この状態が続くと虫歯になりやすくなってしまいます。
そこで、酸性の逆のアルカリ性にしてくれる食べ物を食べることで、
虫歯になりにくい口内環境を作ることができます。
では、どんな食べ物が効果があるのでしょうか。
それは、乳製品であり、牛乳やチーズが身近で食べやすいものとして挙げられます。
牛乳やチーズが虫歯予防につながることは、WHO世界保健期間の公式ホームページに書かれているんですよ!
引用元:WHO公式ホームページ(PDF)
食後に、チーズや無糖ヨーグルトを食べることが効果的です。
もちろん、日々行っている口をゆすぐことや、歯磨きは続けて念入りにおこなってくださいね。
年末年始にかけておいしいものを食べる機会も増えるかと思います。
ここで、少し注意することで美しい歯をたもつことにつながります。
一緒に歯のメンテナンスに取り組んでいきましょうね。
2021年12月07日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、「定期検診は大切です」というテーマでお届けしたいと思います。
皆様は、どれくらいの頻度で定期検診を受けていますか?
これまで患者さんの話を伺うと、月に一回行ってきた方や、半年に一回の方など様々です。
いろんな意見があるとは思いますが、佐伯歯科のおすすめは2、3ヶ月に一度を推奨しています。
定期的に検診することにより、歯が虫歯になりそうになっている時点で発見することが望ましいです。
歯垢や歯石のうちに対処できると、ご自身の歯をなるべく削らずに治療することができます。
また、検診の時点で、ブラッシングの行き届いていないところを見つけることもできます。
自分の歯をなるべく多く、残していくためには定期検診を積極的に受けることが大切です。
検診へ行くことを習慣化すると、良い影響があります。
それは、「歯科医師にみてもらうまで歯を綺麗な状態に保とう」という意識が働くことです。
その繰り返しで、持続的に歯をメンテナンスしていけると良いですよね。
クリニックで点検されるから美しくしよう、という気持ちを持つような流れを作っていきましょう。
年末年始やお盆は、医療機関が休みとなることがほとんどです。
ぜひ、休みの前に検診を受けて健康体になりましょう!
年末は、美味しいものをたくさん食べる季節です!
楽しく過ごしましょう、けど歯のメンテナンスはしっかりですよ♪
一緒に美しい歯を目指していきましょうね。
2021年11月26日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、「外出が多いときの歯のメンテナンス」と言うテーマでお届けしたいと思います。
皆様、いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
今日も、皆様の歯の健康を願ってブログを書いています。
予防歯科の大切さが当たり前になりつつありますが、まだまだ日々のメンテナンスで苦戦している方は多いように感じています。
ですので、ここでは、なるべく日々のメンテナンスで心がけると良いことをお伝えしています。また、季節や世の中の流れに合わせて、タイムリーな話をしたいと思っています。
自分一人でメンテナンスするモチベーションを保ち続けることは大変ですので、ぜひこちらの記事をみにきて、歯が美しくなる習慣を一緒に作っていきましょう。
コロナが一時的に落ち着いていることもあり、外食が増えましたね。
久しぶりに会う家族や友達、とても楽しい時間を過ごされていることかと思います。
人と会う機会が増えることはとても良いことです。ストレス解消になり、気持ちが上がります。
そして、歯にとっても良いことでもあるんですよ。
なぜかというと、人は人前に出る機会が増えると、自分の身なりを整えますので、同時に「歯」も綺麗にしようという意識が高まるのです。
口元をみられる機会が増える → 口元を美しくしようという気持ちが高まる!!
ということなのです。
では、外出が歯に与える悪い影響はないのでしょうか?
ないということはありません。やはり外食は味が濃くなりがちです。甘いスイーツは注意が必要です。
外出時には食後にすぐに歯のお手入れをできないこともあると思います。
そんな時は、お水や緑茶を食後に口に含むようにすれば、リスクを下げられますね。
それから、カバンに糸フロスや爪楊枝、歯ブラシを持ち歩くのもオススメですよ。
習慣化してしまえば、気軽にできるようになります。
以上のように、外食のメリット、デメリットはあります。
それを覚えておいて、デメリットは対策をして潰してしまいましょう!
そして、外食のメリットの方を意識していきましょう。
表に出ることは、人に見られることが増えるということ、だから美しくしておきましょう。
さまざまな生活の変化をポジティブにとらえて、ケアしていきましょうね!
2021年11月16日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、「歯茎を強くするためには」と言うテーマでお届けしたいと思います。日々の歯磨きでは、歯を美しく保つことに意識が行きがちですが、同じくらい歯ぐきを美しくお手入れすることも大切です。
じつは、歯と歯茎の間には隙間があります。ここに汚れが溜まってしまいます。「隙間の汚れ」これを、取り除いていくことが、とても重要なのです。
「隙間の汚れ」は、そのままにしておくと口臭や、虫歯の原因となってしまいます。
時には、歯茎から血が出やすくなっている時もあると思います。その場合は、汚い古い血が溜まってしまってる状態の場合もあるので、むしろ血を出してしまった方が良いこともあります。
また「隙間の汚れ」が、舌につき、舌苔(したごけ)になり、口内での菌の繁殖、口臭につながり、虫歯が増えやすい環境になってしまいます。
歯茎の不調についても、放っておかずに歯科医師に相談してみましょう。自分で判断しにくい時もあるかと思います。
「歯や歯茎が痛くて、何が起こっているかわからなかったのですが、歯医者さんに歯茎と歯の間の汚れをきれいにするためのブラッシングを教えてもらいました。やってみると、最初は力加減がわからなかったのですが、徐々に掴めるようになり、気がついたら、緩んでいて自信のなかった歯茎が、強くなり、歯や歯茎の痛みがなくなりました。それから、その原因だった箇所が治ると、口臭もおさまり、驚いています。」
当院では、「デンタルプロ」という歯ブラシをお勧めしています。
毛先が、長いところと短いところがあることで、きちんと歯と歯茎の隙間に届きます。
それから、歯茎磨き専用の「マスティックジェル」をつかって、歯を磨くのもお勧めです。汚れがよく取れますよ。
歯茎の不調を見逃さずに、ケアしていきましょうね
2021年11月02日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
急に冷え込みましたね。
サンマの季節が急に来てしまった!と驚いています。
季節の変化をどう乗り越えるか、みなさん共通の話題だと思います。
そこで今日は『秋バテ』って何?というお話をしたいと思います。
『夏バテ』に関しては良く聞くかと思います。
しかし、実は意外と夏の疲れが襲ってくるのは、
季節の変わり目の今の秋口なのはご存知でしたか?
この秋口の夏バテを『秋バテ』と言います。
なぜ秋口に、ぐったりとバテてしまうのでしょうか。
それは、夏にクーラーなどで涼しい部屋と暑い外の寒暖差で自律神経が乱れ、
秋の涼しい空気が流れ血行不良になってしまう状態となるからなんです。
身体がだるい・食欲が出ないなどの症状が出るとされています。
先日から急にグッと冷え込みました。
今年の気候の変化は、極端ですね。
では、そのような秋バテにはどのような予防・対処の方法があるのでしょうか。
やはり血行をよくすることが大切のようです。
次のような具体的な対処をしてみてください。
● 37℃〜39℃のぬるめのお湯に長時間ゆっくり浸かって一日の疲れを癒す
● マッサージやストレッチでコリをほぐす
● 毎日20〜30分のウォーキングをする時間をとる
● ビタミンや各種ミネラルの摂取に積極的になる
もし今あなたが謎の体調不良で悩んでいるならば、それは『秋バテ』が原因かもしません。
『秋バテ』があるということを知っていただき、このようなちょっとした対策をして、
健康を保てるようにと少し意識するだけで改善と予防が出来ます!
少しでもだるい…食欲がない…と感じたら、上記の対応策を試してみてくださいね!
2021年10月05日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、歯の健康ケアについて考えてみたいと思います。
基本的には、やはり、歯と歯茎の健康を保つことが大切です。
そのためには、よく噛むこと!これがとっても大事です。
噛むことによって、唾液の分泌量も増えて歯にもよいですし、
消化の助けになります。
それから、みなさん外食が減っていてご自宅でのレパートリーに困っているところかもしれませんが、栄養バランスの良い食事を心がけておられますでしょうか。
「一汁一菜」、「まごはやさしい」という合言葉を思い出していただいたり、
良質なタンパク質を摂取するよう心がけていただいたりして、体の喜ぶ食事を目指したいところです。
食事で欠如しがちな、ビタミン類は特に意識してみてくださいね。
野菜や果物を摂るようにしてください。
食事をゆっくり味わって、楽しく食べることによって、心身ともに健やかになれますよね。
丁寧に準備をして、簡単に済ませずに、豊な食卓を。
それでは、みなさん引き続き健やかに、歯の健康を目指していきましょう!
2021年08月06日
こんにちは、名古屋市昭和区の佐伯歯科医院の歯科医師、薫です。
今日は、ワクチン接種前後の歯の治療の注意点についてお伝えします。
基本的に、ワクチン接種後でも、通常の治療は可能です。
歯石除去、クリーニング、虫歯治療は、発熱倦怠感などがない場合は
いつも通り施術しても大丈夫です。
ただし、副反応がある場合は控えたほうが良いです。
歯科医師によく相談しましょう。
それでは、抜歯についてはどうかについてご説明します。
抜歯により、体の免疫が働きます。
そのため抜歯直後には、免疫が働いているため、そのタイミングでワクチンを打つと、体の本来持つ免疫が働き、ワクチンに抵抗しやすくなり、ワクチンを摂取しても、想定している免疫が充分につかない恐れもあります。
日本医学会連合の提言では、ワクチン接種後の一過性の副反応がおさまる3日後以降には手術は可能としてますが、念のため1週間はあけていただくのが賢明かと考えております。
歯とは関係のない外科の処置も同様のことが言えます。
ワクチンの前後1週間は、外科的な治療を控えてください。
それから長時間の治療は控えてください。
臨機応変さが、もとめられる時期が続いていますが、乗り越えてまいりましょう。
治療できるかどうかなど気になる点は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
2021年06月25日
こんにちは、名古屋市昭和区の歯医者、佐伯歯科医院の薫です。
あなたはいつ歯科医院に行きますか?
私自身が歯科医師をしていて感じることがあります。
それは、患者様で多いのが、本当に痛くなってから駆け込む方です。
おそらく、家のこと、お仕事や勉強など、
生活の中で大事なことがたくさんあって、
なかなか歯の不調に気がつきにくかったのかなぁと思っております。
しかし、歯が本当に痛くなってから通院する場合は、
歯を削る量が多くなってしまうことがあります。
それから、治療期間が長くなるケースもあります。
そのため、できれば日頃健康なうちから、
かかりつけの歯科医に通う習慣をつけていただくことが望ましいと考えています。
治療ではなく予防をしていくということですね。
予防として歯科医院へ行き、歯垢や歯石などのうちに除去してしまいましょう。
それから、歯ブラシの癖についても、歯科医師に指摘してもらう機会を持つのも有効ですね。
日々の自宅でのメンテナンス方法も、よりよくしていきましょう。
「痛い」などの違和感がなくても、定期的に気軽に歯科医院に通っていただけたら、
ご自身の歯が虫歯になる前にケアし続けていくことができます。
そうすることで、歳を重ねたときになるべく自分の歯が残っていた方が良いですよね。
歳をとったら歯がないのはしょうがないと思わずに、
歳をとっても自分の歯でご飯を食べられるようにしていきましょう。
近くでかかりつけ歯科医院を見つけてみてくださいね。
2021年06月18日
こんにちは。昭和区の歯医者 佐伯歯科医院の薫です。
当医院では、コロナウイルス感染症予防対策として以下の対策を継続しております。
● コロナウイルス飛沫防止対策として、「フェイスシールド」を導入しております。
患者様にフェイスシールドをしています
● オゾン発生器を用いて空気清浄を行なっております。
● 清浄効果のある空気加湿清浄機を使用しております。
● 待合室、診療室の冷暖房はダイソンの空気清浄ファンヒーターを使用しております。
● 歯を削る時に使用するエアタービンを使用した直後は、十分な換気とともに、
飛沫が飛散すると予測される周囲約1メートルの範囲をアルコールスプレーにて毎回空間洗浄します。
また、タービンを使用中は、飛沫を外部に飛ばさぬ様
掃除機の様な音がしてしますが口腔外バキュームにて空気を吸引、消毒しております。
治療中は患者様のお顔の役10センチ程上部に、吊るすタイプのシールドを張り治療を行っております。
● 当面の間、歯を削る治療がある場合、
治療室内には1人の患者さんのみにお入りいただき、院内感染を防止します。
● 当面の間、待合室においても、
他の患者様と長時間同じ空間でお待ちいただくことが無いよう努めてまいります。
患者様をお守りすべく、対策に尽力してまいります。
2021年05月12日
こんにちは。昭和区の歯医者、佐伯歯科医院の薫です。
今日は、コロナ疲れも溜まって来ました。
メンタルケアがますます大事だと感じる今日この頃です。
患者さんが怒ってモノにあたってしまったという話を聞かせてくれました。
みんなもう限界感じていますよね。無理しないで自分の心の声を聞いてあげましょう。
コロナではなくても、季節変わり目でもあり、体調・メンタル(精神、心)のケアが大事な時期です。
気分転換に、音楽を聞いたり、体を動かすこと、楽しいことをしていきましょう。
植物を愛でるのも良いですよね〜^^
お家にある観葉植物、公園を歩いて空を見上げて葉っぱが揺れるのを眺めるのも癒されます。
そうしているうちに、ポジティブな感情が湧いて来て、気持ちが上がっていきますよね。
アロマの中でも、植物由来のものは本当に、心が軽くなります。
私もアロマが大好きで、ゆったりとした時間を作るようにしています。
それから、料理をするのが、しんどいけれど、外食も制限されがちで..
と、そんな時は、塩胡椒にオレガノ、フェンネルなどのハーブを入れて調理に活用する方法もおすすめです!
自分を無理させていませんか。手放していきましょう。
どんな小さいことでも良いので、楽しいこと嬉しいことをして、自分の中に安全地帯を作りましょう。
少し時間的な余裕があるのであれば、これまでやりたくてできなかったことをしてみるのも良いですね。
読書もおすすめです。
何か好きなことを取り入れて、嫌なことは手放していきましょう。
メンタルケアをして、心も健やかに、楽しい生活をおくりましょうね。
2021年04月05日
こんにちは。昭和区の痛みに配慮した歯医者、佐伯歯科医院の薫です。
今日は歯列矯正がからだに与える影響をお伝えしたいと思います。
1.消化を助け全身健康に
歯列矯正をすると、噛み合わせが整います。
そうすると、よく噛めるので、食べ物をより細かく砕けるようになります。
それだけでなく、よく噛めることで、唾液が出やすくなります。
結果、胃への負担が減り、消化を助けます。
噛み合わせが整うと、歯ぎしり、食いしばりも軽減されます。
それにより、歯周病の予防にも繋がりますし、偏頭痛持ちの方の症状が落ち着くこともあります。
2.口が開きやすくなる
口を大きく開けにくい方が、開けられるようになるケースもあります。
近年、小さい頃に硬いものを噛まなくなってきてしまっています。
噛み合わせが悪い上に、あまり硬いものを噛まないとなると、歯槽骨が衰えてしまいます。
そして、そのことによりさらに噛みづらくなり、唾液の分泌も少なくなると言う悪循環となってしまいます。
そのため、歯並びを整えて、噛み合わせをよくすることが大事なのです。
硬いものを食べなくなっている原因は、スーパーなどで並ぶ加工品は食べやすいようにと柔らかくなっていて、
人々のライフスタイルが以前よりもこういったものに頼ることが増えてきていると言うところにあるかと思います。
できれば、少し意識して、するめや煮干し、野菜など、硬いものも、食事やおやつに取り入れられると良いですね。
よく噛むと、脳へも良い影響があります。
当医院ではマウスピース矯正をお勧めしています。
マウスピース矯正の特徴は、無理なく続けやすい点です。
詳しくは、次回お伝えいたしますね。
年々、歯のメンテナンス方法も発展していきます。
ぜひ、取り入れて健康な歯・からだにしていきましょうね。
2021年03月12日
こんにちは。昭和区の歯医者、佐伯歯科医院の薫です。
今日は定期検診の重要性をお伝えしたいと思います。
虫歯の発見、歯石・プラークなどがブラッシングによって、
綺麗にされているかのチェックを行います。
噛み合わせが良いかについても、チェックいたします。
噛み合わせが悪いと、歯軋りの原因になります。
歯軋りが起こると、顎の機能が低下して顎関節症などの原因にもなります。
歯周病のチェックも行います。
歯周病が進行している場合は治療を行います。
兆候がある場合などは、ブラッシングの指導をいたします。
歯周病は加齢とともに、誰しも抱えうる歯の病気です。
正しくケアしていきましょう。
定期検診を行うことで、歯の不調の早期発見にも繋がります。
全身に関わる疾患が、歯の不調が原因で起こることがあります。
定期検診で、発見につながることもあります。
問題がなければ、クリーニングいたします。
ぜひ習慣にしてくださいね。
2021年03月05日
こんにちは。昭和区の歯医者、佐伯歯科医院の薫です。
今日は加齢に伴う歯のメンテナンスにおいて、
大事な点をお伝えしたいと思います。
30代後半くらいの方からに向けた記事となります。
特に大事なのが、歯周ポケットのケアです。
歯周ポケットの中には食べかすがたまりやすくなっております。
そこから、歯周病が始まってしまいます。
歯茎の血液循環が悪くなるため、歯茎をマッサージするようなブラッシングが重要となります。
カルシウム不足にもなりやすくなりますので、サプリで補うことが大切です。
特に女性の場合、ホルモンバランスの変化により口腔内が乾燥しやすいです。
口の中が乾燥しやすくなると唾液が出にくくなります。
唾液には歯周組織を洗浄する作用がありますが、それが減るため歯周病になりやすくなってしまいます。
乾燥予防のため、定期的に水分補給やうがい、歯磨きをしたり、
加齢と共に更に乾燥が気になる様でしたら、口腔内ジェルで潤いを与えるのもおすすめです。
舌に汚れや菌が付いていますので、洗浄・掃除が大切です。
これまでよりも、よく磨いてあげてくださいね。
1から4の対策は口臭予防にもつながります。また感染症の予防にもなります。
美しく、健康的な歯とともに年を重ねていきましょうね。
2021年01月29日
こんにちは。佐伯歯科医院の薫です。
今日は歯科矯正についてお伝えしたいと思います。
矯正を最近始めた方の生の声をお届けします。
ワクワクドキドキ 矯正への喜び、歯への圧力に新鮮な感じと、違和感があります。
夜寝るときにつけはじめました。眠れるのかな?と思いましたが、
意外と気にせず眠れるもんなんですね。全く問題なく熟睡できました。
朝、なんとなく少し痛いです。はずすと、また、痛いです。
少し、歯が動くような感じがして、怖い気持ちがあります。
矯正なので当然なのですが、噛み合わせがずれてくるので、
少し不安な気持ちです。
日中は外して過ごしました。
夕方になってくると、気にならなくなっていました。
夜寝るときにはめると、はめてた方が快適な感覚がしました。
(後から思うと、二日目に感じた違和感が最も大きかったように思います。)
朝、快適な目覚めです。
はずすと、やはりぎこちなくて違和感。
しかし、昨日よりも慣れてきて、やはり夕方には気にならない。
完全に慣れてきて、矯正について良い意味で気にしなくなってきた。
夜寝る前に、かぱっとはめて、寝る。
朝起きたら、外し、マウスピースを歯ブラシで洗浄し、水につけておく。
ルーティンができてきました。
やはり、始めたばかりの時が一番違和感を感じ、
個人差はありますが痛みを感じやすいですが、このように徐々に慣れてきます。
ぜひ楽しんで歯を整えていきましょう。
歯並びが揃うと、噛み合わせがよくなったり、歯磨きがしやすくなったり、
もちろん顔の印象がよくなり、良いことが多いですね。
ぜひ、楽しんでやっていきましょう!
2021年01月18日
こんにちは。名古屋市昭和区の歯医者、佐伯歯科医院の薫です。
今日は、感染症について、歯科医院として考えていることをお伝えしたいと思います。
まず、感染症を防ぐためには、自分自身の免疫力を高めることが重要です。
最近は、コロナウイルスに関心が集まっています、
それは当然ですが、ウイルスは、コロナだけではありません。
そのほかにも、様々なウイルス・細菌は身近にあります。
悪いウイルスや細菌から身を守れるよう、お役立ち情報をお届けしたいです。
とても単純なことですが、栄養不良の状態にあると、免疫力が低下してしまいます。
そのため、感染症にかかりやすくなってしまいますし、
かかった時に重症化しやすくなってしまいます。悪循環に陥ってしまうのですね。
そのため、常日頃から、バランスの良い食事を摂ることで、
栄養状態を良くすることが肝心です。色んな栄養素をとるようにしましょう。
ただし、適度な量にして、砂糖や塩分の取りすぎには注意しましょうね。
常日頃から患者様にはお伝えしていくようにしていますのが、
「ビタミンを摂取するように」ということです。
特に、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンC、亜鉛の摂取が、感染症対策になります。
私は、薬局市販のものを取り入れていますよ。
栄養状態を良くするためには、こういったビタミンなどを摂取するだけではなく、
規則正しい生活リズムを保つことも有効です。
お風呂に入ると、体温が上がり体液の循環を良くします。
適度な運動、十分な睡眠を心がけましょう。
散歩や、自転車なども良いでしょう。
自分自身の体を整えて、免疫力を上げて、ウイルス・細菌に打ち勝っていきましょうね!
2021年01月06日
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さぁ、皆様2021年も歯を大切にして、健康的な一年にしていきましょうねっ♪
新年ということで、昭和区の歯医者 佐伯歯科では、皆様に喜んでいただけるキャンペーン企画を2つお知らせしたいと思います。
歯の矯正は、若いうちにというイメージがありますが、中高年になってからの方がむしろ必要な場合もあります。
歯並びや噛み合わせが悪い状態がずっと続いていると、あごや顔の筋肉に負担がかかり、だ液の分泌も低下してしまうため、口腔崩壊に陥りやすくなります。将来のためにも、矯正をしたほうがいいのです。
歯並びや噛み合わせが悪いと噛む力が弱くなりますし、滑舌が悪くなります。食べる力やコミュニケーションが低下するので認知症のリスクにもつながります。
矯正の方法はいくつかあります。歯にワイヤーを貼る矯正法よりは、マウスピース矯正の方が負担が少なく、付けたいときだけ付けられますし取り外し可能な為、人気があります。
矯正にかかる費用は、年々お手頃になってきております。
それは、10〜20年前よりも技術が進歩し、また矯正をする方が増えたこともあり、
価格が下がってきたためです。意外とお値打ちにできると思っていただけるのではないかと思います。
価格・詳細については、お気軽にお尋ねくださいませ。
電話:052-853-6615
クリニックで自分用の歯型(トレイ)を、歯科で作ってもらいます。
そして、ジェルも購入し、自宅でケアします。
新春キャンペーンといたしまして、
歯型とジェル15回分程度で、29000円+税のところ、
税込み29000円といたします!
ぜひこの機会に白く美しい歯にしましょう!
今年も、佐伯歯科は、「痛みに配慮した治療」をモットーにし、患者様との信頼関係を築くことを大切にして、皆様の歯の健康に貢献してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
2020年12月23日
こんにちは。昭和区の歯医者、佐伯歯科医院の薫です。
今日は佐伯歯科医院が大切に考えていることついてお伝えしたいと思います。
当院は祖父が開院して始まり、50年以上の歴史があります。
祖父の代では、瑞穂区の診療所で、直来町に医院がありました。
父も歯科医師となり、祖父と一緒にやっていました。
父が途中で桜山駅にて独立開院し、今の診療所につながっています。
今も、祖父の代から受け継がれている「痛みを感じないよう配慮して安全に」を大事にしています。
「安全」であることは、お客様との信頼関係を築き適切な治療に繋がります。
祖父は時代に先駆けて「できるだけ痛みがない」ことにこだわり、地域医療に臨んでいました。
昭和の頃からこういったことを意識している医院は珍しかったと言われています。
私は、その姿を見て、幼心にも憧れていたことを覚えています。
身の回りに、歯科治療の器具がありましたので、それを手に取ってみたりしておりました。
私自身が医院長になってから、祖父・父の築き上げてきた医療技術を継承するとともに、
様々な歯の悩みに応えられるように新しいことにも取り組んでまいりました。
確実な治療を行うことはもちろんのこと、
「治療するときには、患者様がリラックスしていることが大切である」
という思いから、患者様との会話を入念に行っています。
カウンセリングを徹底することで、患者様の不安を取り除いていきます。
また、香りで人はとても癒されますので、院内ではアロマを炊いています。
リラックスできる環境作りを心がけています。
これからも「痛みを感じないよう配慮して安全に」を大切にしてまいります。
さらに、必要に応じて新しいことへのアンテナも張り、より良い治療をしてまいります。
一人でも多くの方が、歯へのストレスをなくし、
自信が持てる口内環境を作れるよう努めてまいります。
2020年12月18日
こんにちは。昭和区の歯医者 佐伯歯科医院の薫です。
当院では、歯のメンテナンス・確実な治療はもちろんのこと、
「痛みに配慮した治療」ということを心がけています。
もちろん人間には感情があります。
治療の痛みを感じた状態では、不安を感じてしまうものです。
「痛みに配慮した治療」をするために、何をしているか、お伝えしたいと思います。
麻酔をかける場合、通常は歯肉に打ちますが、効かない場合は、骨膜、歯根膜などに打ち痛みをかなり抑えられるようにしてから治療をするよう心がけております。
そうすることにより、治療中の痛み、そして治療後の痛みや不快感を和らげることができます。
麻酔を確実に安全にきかせるためには、「リラックス」していることがとても重要です。
緊張状態の患者さまに麻酔を打つことは大変危険です。
そのため、院内の雰囲気作り、医師・スタッフの和やかな雰囲気、そして、お客様の疑問や心配に寄り添ってお話をすることなどにより、
患者さまにリラックスしていただいています。
とても重要なポイントだと考えています。
必要以上に、グリグリと動かしすぎないようにしています。
無駄な動きをしないようにして、患者さまに負担がかからないよう配慮します。
当然、無駄に削らないようにしています。
鎮痛剤を飲んでから、ご帰宅いただく場合もあります。
また、痛みが出る可能性がある時は、翌日や、翌々日に来院してもらうようにしています。
子供は特に、興奮しやすいので麻酔を使う時には、注意が必要ですね。
このように、心がけ、実践した上で、患者さんに「痛いまま治療することはありません」と約束しています。
歯医者は、歯の健康を一緒に考える場所です。怖い場所ではありません。
また、歯の健康は、体全体・心のケアにも繋がります。
確実にメンテナンスしていきましょうね。
2020年12月07日
こんにちは。昭和区の歯医者、佐伯歯科医院の薫です。
インフォームドコンセント(informed consent)とは
インフォームドコンセントは、一般的に「説明と同意」と訳されますね。
「患者と医師が治療方針を決めていく過程」、
「医師が患者に説明をして、患者が納得同意すること」であると言われています。
では、佐伯歯科で、インフォームドコンセントはどのようなものであるかについて
改めて、言葉にしたいと思います。
私自身は、次のように考えています。
「患者様による歯の状態の説明、疑問・感情(治療することへの不安など)・治療の希望などをヒアリングする。その上で、医師は専門知識をわかりやすい言葉でお伝えする。このような会話を繰り返し、医師と患者が合意し、納得すること。」
一言で、インフォームドコンセントと言っても、捉え方様々ですが、
私は、医師の専門知識を一方的に説明するだけで、患者様にご納得いただくのは難しいと考えます。
患者様の意見、感情、漠然とした不安などに耳を傾けて、必要な説明をすることが大事です。
特に、初診の方は、丁寧に会話を繰り返して、ご納得いただけてから、治療をいたします。
ホームページを見てきてくれる人の中には、歯医者に対する恐怖感やトラウマのある方もいらっしゃいます。
ホームページから温かい雰囲気を感じ取って頂けているのではないかと思っています。
当院に来てくださって、ありがたいですし、やりがいがあると感じています。
その場合は、特に信頼関係を気づくことが大切になってきます。
信頼関係を築くためには、心理学から学ぶことがとても多いです。
私は、何を隠そう、心理学を学ぶのが大好きなんです♪
歯の治療も、心のケアからしていかないといけないと思います!
それから、女性歯科医であるという特徴・強みを活かしています!
最近特に、女の先生という需要が増えているのを感じています。
安心して頼ってきてくれる患者さんに感謝しています。
歯科医になり30年、開業独立して20年以上たち、
余裕を持って、自分自身もメンタルケアしながらやれるようになってきました。
口に対する悩みを解消してあげられるよう心がけて、
お客様に寄り添い、治療してまいります。
2020年11月26日
こんにちは。昭和区の歯医者 佐伯歯科医院の薫です。
新型コロナがまた流行ってきました。
インフルエンザなどの従来からの感染症も流行ってくる季節となりました。
しっかり歯をメンテナンスすると、感染症の予防にもなりますよ。
歯茎の中についた汚れ、歯周ポケット、舌の汚れを落とすことが大切です。
まずはうがいでサッと落とすのが有効ですね。
外出から帰ったら、手洗いうがいをします。
その後に、歯磨き、や舌磨きをすると効果的なんですよ。
帰宅時に、歯のメンテナンスをするのが良いというのは、初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか。
また、感染症の予防のためには、ビタミンC・ビタミンDを摂取するのも良いです。
なるべく毎日朝晩に摂取すると、免疫力が上がります。
マルチビタミンアンドミネラルを取るのは、大事でして、
中でもビタミンC・ビタミンDは新型コロナに有効だと考えています。
ビタミンは、サプリが補うのが良いでしょう。
ちなみに私は薬局で販売しているタケダのビタミンCを飲んでいます。
それから免疫力向上のためにマヌカハニーを、朝起きてすぐに、
ベロの上に乗せて、少しづつ溶かしながら摂取していくと良いですよ。
「ピロリ菌」「大腸菌」「サルモネラ菌」などの体内で悪さをする菌に対する殺菌、抗菌作用が高く、消化器官の諸症状の緩和に効果があるといわれています。
マヌカハニーで、健康を実感することができたら嬉しいですよね。
喉の炎症も、それで納めてくれます。
マヌカハニーは、デパートや成城石井など輸入食品を扱っているところにはあるでしょう。
歯のメンテナンスと体のメンテナンスは密接です。
知識をつけて、歯を大事にしていきましょうね。
2020年11月05日
こんにちは。佐伯歯科医院の薫です。
今日は、親知らずを抜いた患者様の声をお届けします。
「先日、上の親知らず抜きました先生は優しいし、いたくなく、思っていたよりも速く終わり、驚きました。
10分で完了しました。
歯を抜くということは、単純な怖さもありました。
それに、親知らずとはいえ、自分の歯が減ることの寂しさもありました。そういうことについて、先生が話をきいてくださって、心の準備ができたタイミングに抜いてもらうことができました。
私の場合、もう一本親知らずがまだ埋まっていますので、次もこちらでお願いしたいと思っています。」
患者様からのお声をいただき、感謝の気持ちです。
歯を抜くことは、特別なことだと考えています。患者様に寄り添い、痛みを感じない工夫をしながら、リラックスしていただいた状態で施術するよう努めております。
(施術時間は、歯の状況によって変化します。)
歯医者はこわいところではありません、リラックスして歯をメンテナンスする場所です。
大事な歯、口内環境を守っていきましょうね。お読みいただきありがとうございました。
2020年11月05日
こんにちは。昭和区の歯医者、佐伯歯科医院の薫です。
私は、とっても子供が大好き!
小さなお子さんには自然と微笑みかけています。
そういうこともあってか、子供さんとすぐに仲良しになれます。
そのため、保育園などから、歯科検診をご依頼いただいて、たくさんのお子さんの歯を見させていただいています。
今日は、とある4歳のお子様を背術したときの様子の動画をお届けいたします。
(2019年秋に撮影いたしました)
昭和区の佐伯歯科 診察風景
このように、お母さま、お子さまと信頼関係を築いてから、治療を行うよう努めております。
歯医者さんのことを嫌いにならないで欲しい、気軽に足を運んで歯をメンテナンスして欲しい、
そう願っています。
ご覧いただきありがとうございました。
2020年10月15日
こんにちは。昭和区の歯医者、佐伯歯科医院の薫です。
今日は、「唾液」についてお伝えします。
「唾液」の分泌が多いと健康に良い影響を与えます。
分泌量を増やすにはどうすれば良いのでしょう?
「唾液」には、歯についている汚れ・食べカスを洗い流す効果(自浄作用)があります。
歯の表面に糖分がつくと、その部分が酸性になります。
酸性になっていくと歯のエナメル質が溶け、虫歯になってしまいますが、
「唾液」が酸を洗い流して、虫歯を防いでくれます。
このように口腔内を清潔に保つことができ、いいことづくしです。
それから、食べ物を分解して、消化を助ける働きもあります。
小学校の理科の授業でも、勉強しましたよね〜
このように「唾液」は、体に様々な働きかけをして、歯や体を守ってくれるんですね。
「唾液」を多く出すためには、よく噛むことが大切です。
それから、唾液線を刺激することで、自分で唾液を分泌させることもおすすめです。
唾液線といって、一番奥の歯の内側の、歯茎の窪んだところにあります。
そこを指でマッサージすると効果的ですよ。
また、顎の下からマッサージすることでも唾液腺を刺激できます。
ご自身で、「唾液」が出る場所を探してみてください。
特に女性の更年期の時には、ホルモンバランスで口の中が乾きやすい時がありますので、
ぜひご自身で、唾液線を刺激してみてくださいね。
「唾液」をうまく使って、免疫力を上げていきましょう。
一緒に、歯を楽しくメンテナンスしていきましょうね。
読んでいただきありがとうございました。
2020年10月09日
こんにちは。昭和区の佐伯歯科医院の薫です。
口臭の原因は、主に舌にあります。
そのため、舌の汚れを落とすことが大切です。
また、歯周病が原因となって起こっている場合もあります。
歯周病というのは、歯周ポケットが大きくなってしまって、血液・膿がたまり、匂いが出ることがあります。その汚れが臭ってしまうのですね。
その場合は、歯周ポケットの中の汚れをとる磨き方を習得することが必要です。
歯周ポケットの掃除をするには、歯ブラシを、クルクルと回しながら磨きます。
使用する歯ブラシは、歯周病予防に効果的なものを選んでください。
(歯周病対策専用の歯ブラシを当院で販売しています。)
それから、糸フロス・歯間ブラシなどを使った清掃も必要です。
歯のメンテナンスグッズに、歯間ブラシがありますね。
歯間ブラシは、ブリッジの人工歯の下のお掃除などに使ってくださいね。
歯間ブラシを、楊枝のようには絶対に使わないでください。
使うと、歯茎が凹んでしまいます。
もちろん、食後に歯を磨くのも、口臭対策として有効ですよ!
まとめますと、食後に歯を磨き、同時に舌も磨くことをおすすめします!
そうすると、だいぶ効果を感じられるかと思います。
ぜひ、習慣にしてみてくださいね。
一緒に、歯を楽しくメンテナンスしていきましょうね。
読んでいただきありがとうございました。
2020年09月23日
こんにちは! 昭和区の佐伯歯科の薫です。
お口の健康をサポートする歯科として、皆様へ役立つ情報をお届けします。
今日は、薬局で購入可能な歯ブラシや歯のメンテナンス商品について、記事を書かせていただきたいと思います。
今日は、大人の方向けの情報をお伝えいたします。
歯ブラシや歯のメンテナンス商品でお悩みの際は、是非佐伯歯科へご相談ください。
まず、大前提として、毎日朝昼晩の食後に歯磨きをしていただくことが大事です。
そこにプラスして行うと良いことをお伝えします。
中でも、今日は簡単に薬局で手に入るもののご紹介です。
まず、歯ブラシについては、4列や5列のものであって、毛先が細くて歯周病対策ができる歯ブラシがお勧めです。
先日薬局で見かけたこちらの歯ブラシはおすすめです。(他にも良い歯ブラシはあるかと思います。)
ちなみに当院で患者様にオススメしている歯ブラシはこちらのものになります。
毛先の長さが二段階になっており、毛先が補足、歯と歯茎の間の汚れを書き出しますので優秀な歯ブラシです。
歯磨きにプラスして、こちらの洗浄液で、口をゆすぐこともおすすめです。
どうしても時間などの都合がつかず、歯磨きができない時などにも、
お口をゆすぐだけなので簡単です。
(もちろんブラッシングが基本で、大事ですが。)
多くの人が習慣となっているかとは思いますが、デンタルフロスは歯の間の汚れを落とすのに効果的です。
従来型の、糸を自分で切り取るタイプも良いですが、今はこちらの写真のような便利なものも出ています。
メンテナンスが乗り気になったり、日頃の手間が省けるものは積極的に取り入れていきたいものです。
いかがでしたか?
こちらのブログでは、日々のお手入れに役立つ情報を発信できるよう努めてまいります。
これからも楽しく歯のメンテナンスをしていきましょうね♪
天気の変化が激しい日が続いています。
どうか皆様お身体を大事にお過ごしくださいませ。
2020年08月26日
こんにちは!
昭和区の歯医者 佐伯歯科の薫です。
暑いですね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、お子様の保護者様に向けて、記事を書かせていただきたいと思います。
「子供の歯磨きが大変」 そう言ったご意見をお持ちの方、本当に多くいらっしゃいます。
保護者の皆様、毎日のお子様の歯磨きのサポートお疲れ様です。
食後、だいたい1時間以内に磨くようにしましょう。
その後、食べたらまた磨きましょう。
甘いものを食べはじめると、やはり虫歯になりやすくなります。
甘いものを欲しがる前に、先手先手でご飯でお腹を満たすように心がけましょう。
「甘いおやつを全く食べてはダメ」というのは難しいと思います。
そこで、甘いお菓子は、夜は食べない習慣を作りましょう。
「夜は虫歯菌が喜んで寄ってきてしまうから、やめておこうね。 明日の昼間に食べようか。」
と言ってみましょう。
それから提案ですが、甘いお菓子を
「野菜チップス」のような体にも優しいものに置き換えて、取り入れてみるのもオススメです。
最初は、子供も理屈が分からないかもしれませんが、 繰り返し説明するうちに理解し習慣づいてくるでしょう。
ちょっと大変ですが、伝えていくことが大事です。
昼間でも夜でも甘いもののとりすぎは良くありませんが、食べたい時もあります。
そんなときは、フルーツを食べましょう♪!
フルーツには、ビタミンなどの栄養もあり、体に良いので安心です。
歯にも負担が少ないのでオススメです。
いかがでしたか。
こちらのブログでは、日々のお手入れに役立つ情報を発信できるよう努めてまいります。
これからも楽しく歯のメンテナンスをしていきましょうね♪
2020年08月24日
こんにちは。昭和区の歯科医師のカオルです。
暑いですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は、今だからこそできる、「歯のおうちケア」についてお伝えしたいと思います。習慣化していただくと、お得なことばかりだと思いますので、是非この記事を読んでみてくださいね。
まず歯ブラシの横の部分を使い、舌の後方から前方に向かい汚れを軽く落とします。
そのあと濡れた綿棒三本を重ね、同様に前方に向かい汚れをとります。
三本の綿棒を水で洗い、もう一度汚れを取り、これを三回繰り返します。
そのあと乾いた綿棒三本で拭き取りで仕上げとなります。
ブリッジの歯のない部分には汚れが溜まりやすいですので、その部分を歯間ブラシを使って念入りに掃除します。
歯と歯の間の汚れを除去します。
夏は冷房がきいた部屋に長時間いることも多く、唇がカサカサになりやすいです。
そこで、お風呂に入っているときに、蜂蜜を唇に塗ると良いです。
ビタミンなどの栄養素で唇のあれを改善します。簡単ですね。
クリニックで自分用の歯型(トレイ)を、歯科で作ってもらいます。
そして、ジェルも購入し、自宅でケアします。
(詳細はかかりつけの歯医者さんで確認するのが良いです。費用については、歯型とジェル15回分程度で、3万円程度でしょう。)
どちらも簡単に自分で自宅でできるケアになりますので、是非この機会に初めてみてはいかがでしょうか。
歯の健康は、体全体のメンテナンスにつながりますよ♪
皆さん、健やかにお過ごしください^^
2020年08月04日
こんにちは!
佐伯歯科の薫です。
やっと梅雨が明けましたね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私はこれまで長年、歯科医師をしてまいりました。
様々な患者さんがいらっしゃいます。
患者様が、日々の様子を聞かせてくださいます。
「日々のメンテナンスがなかなかできなくて」
「仕事が忙しい日々が続いて..」
「子育てが忙しく、少し放っておいてしまった..気付いたらめちゃくちゃ痛くて..」
「子供の歯のメンテナンスでいっぱいいっぱい」
気軽に話してくださり、感謝です。
そう言った声を聞いて、みなさまの
「歯を大事にしたい」という思いと、
「なかなか手入れが行き届かない」という気持ちの
板挟みにあるのかもしれないと感じています。
そこで今日は、今から簡単にできるメンテナンス方法を、一つお伝えします。
今までのブラッシングにプラスして、歯茎の中にも歯ブラシの毛先を入れるようにします!
そうすると、歯周病の予防になりますし、歯周病のセルフケアにもなります。
当医院では、歯茎の歯周ポケットの中に歯ブラシの毛先が入りやすく設計された、デンタルプロという歯ブラシを使用してますが、薬局にも似たようなものがございます。
それから、歯ブラシの続きで舌ベラも掃除しちゃいましょう。歯ブラシの毛の横の部分で後方から前方に向かい舌ベラを軽く掃除します。
そのあと、濡らした綿棒を3本重ねて、数回拭き取りましょう。
私は患者様に、「希望を持とう!歯にも自然治癒力がある。」とお伝えするようにしております。こちらのブログでもその方法をお伝えしたいと思います。
こちらのブログでは、日々のお手入れに役立つ情報を発信できるよう努めてまいります。
楽しく、お手入れしていきましょうね♪
2020年03月13日
昭和区の歯科、佐伯歯科です。
コロナウィルス撃退に🌷
除菌ミストを作成してみました。
美しいガラス製カラーボトル入りで気分もアップしそうです。>
患者さまをウィルスから守りたいという気持ちで作成したので、お値段は880円で、使い切られて追加する場合は550円となります
あと既成のハンドスプレー兼マスクスプレーの販売も行います。
こちらは1320円となっております。
どちらもアロマオイルの爽やかな香りで癒されます。
みんなで元気になりましょう🌷🌷🌷
2020年02月25日
新型コロナウィルスの予防に有効な精油としてユーカリオイル、ラベンダーオイルがあります。
当医院では室内の空気を浄化するため原液のアロマを焚いております。
さて、最近マスクが品薄になっておりますがマスクを装着する前にアロマスプレーをシュッとひとふきすると、ウィルス対策として有効になる上、マスクの嫌な匂いを防ぐことができます。
当医院では、アロマスプレーを製作中です。
3月に発売予定でおります。値段は880円プラス消費税となる予定です。
またこのようなシールにアロマオイルを直接滴らしてマスクに貼るのも有効です。
2019年11月20日
以前から佐伯歯科にて担当させていただいている直来保育園さんがエリア支援保育所に指定され、
今回 歯科講習会の講師を担当いたしました。
「基本的な歯科知識」というタイトルでフッ素塗布や歯の生え変わりについて、歯みがきの仕方、歯の構造等
基本的な歯科に関する内容の他、保育園で行える歯・口の中のお手入れ及び気をつけることに関し、
講義してまいりました。
その後、質疑応答の時間を設けさせていただき、先生方の質問にもお応えしました。
2019年04月03日
名古屋市昭和区広見町の佐伯歯科です。
当院では患者様お一人おひとりへ適した治療を行っております。
本日のブログでは、佐伯歯科が心がけている「お年寄りの患者様への気遣い」についてご紹介します。
クリニック玄関には入り口に手すり、オーダーで作製した木製台を設置し安定感を出してます。玄関でのバランスを崩されないよう、設備を整えております。
また、足が不自由・腰痛などをお持ちのお年寄りの患者様には付き添いでお迎え、お見送りなどもさせていただいております。
特にお年寄りの患者さまとは治療の前後に沢山お話をして「話をするのも楽しみになるような歯科医院」となるよう心がけています。当院が患者様の生活の一部となるよう、努めております。
40代の患者様からは「あと1回で治療が終わるのが寂しい」というお声をいただいたこともあります。
もちろん、治療が早く終わるに越したことはありませんが、患者様に寂しいと思っていただける、そういったお声をいただけることは、とてもありがたいことだと感じます。
治療が終わった後も、定期健診等で是非当院にお立ち寄りください。
また皆様のお話をお聞きできることを、佐伯歯科では楽しみにしております。
患者様の生活に寄り添った医院となれるよう、今後も尽力してまいります。
2018年07月26日
名古屋市昭和区にあります佐伯歯科です。
佐伯歯科では、患者様に寄り添った診療を心がけており、
治療に際して不安などがないよう、
治療前のカウンセリングを念入りに行っております。
酷暑が続く今日この頃、
歯に違和感があると来院される患者さんが例年に比べて多くなっております。
暑いために、冷たいものを沢山食べたり飲んだりするから、
という原因も確かにありますが、寝苦しい夜に、熟睡できず
レム睡眠の時間が増えることにより歯ぎしりの頻度が高くなってしまう。
という原因があるのです。
歯ぎしりは知覚過敏や歯周疾患の原因となります。
歯の健康のためにも、寝苦しい夜に少しでも良質な睡眠をとられますよう、
努力していただくことをお勧めいたします。
また知覚過敏や歯周疾患でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
歯を健康な状態で保てるよう、佐伯歯科が皆様をサポートいたします。
2018年03月15日
春がやってきました!
春は楽しい季節ですが、
花粉症のかたにとっては辛い季節となりますね。(..)
花粉は歯周ポケット内の炎症を引き起こし、歯茎の腫れの原因になります。
また舌べらに付着した花粉が口腔内の炎症の原因になることもあります。
外出あとは、必ずブラッシング、舌のお掃除をしましょう。
毎年早咲きの桜山交差点の桜が咲きました。
2018年02月05日
昨日、わたくしが校医をしている瑞陵高校の学校保健委員会に
参加させていただきました。
PTAの皆さまや先生方からのご質問は
やはり大流行しているインフルエンザに関する内容が大多数でした。
インフルエンザにブラッシングが有効かどうかのご質問に対しては
歯ブラシは歯肉の中(歯周ポケット)の清掃が有効で、
毛先を歯肉に少し差し込むようにしてブラッシングすること。
あとは舌べらの表面についている舌苔を取り除くことが、
インフルエンザのウィルスが体内に入るのをふせぐ
有効なオーラルケアであることを説明してまいりました。
舌苔をどのようにして除去したら良いかというご質問は対しては、
綿棒を数本重ねて、舌の後方から前方に向かって表面のよごれを
くるくる擦りとるのが有効なことを説明させていただきました。
イソジンなどでうがいをしたあとのお掃除がオススメです。
以前と比較して御父兄や生徒さんがたのオーラルケアに関する意識が高まっていることは喜ばしい現象です。
そして何より嬉しかったことは、全国的に見て、
担当させていただいている高校の生徒さんがたの虫歯にかかっている割合が低かったことです。
皆さま、ブラッシングも念入りにこの季節を乗り切りましょう!!
2017年12月01日
毎日寒い日が続いてますが、皆様かぜなどひかれてませんでしょうか。
佐伯歯科ひさしぶりのブログです。
先日、11月5日に名古屋市のナディアパークで行われた名古屋市歯科医師会主催の8020イベントへ、
名古屋市歯科医師会の広報医員として 写真撮影に行ってまいりました。
毎年この時期に行われるこのイベントですが、来場者は子供さまからからお年寄りまで幅広く、
歯の健康チェックや、歯科相談など色々なブースが設けられ、今年もご盛況でした!
2017年07月24日
名古屋市昭和区の歯医者、佐伯歯科院長です。
暑中お見舞い申し上げます。
みなさま、暑さをそれなりに乗り越えられ、お元気なことと思います。
さて、今話題の「ハーブチンキ」ご存知でしょうか?
ハーブの薬理効果を高濃度で吸収できる液状のハーブのことです。
1:保存用の瓶にドライハーブ50gをいれる
2:アルコールをそそぎひたひたにハーブを沈ませる
3:蓋をして、1週間漬け込む(涼しい場所)
4:2週間後、コーヒーフィルターで濾し保存用容器に移す。
5:1日2回、10ミリリットルを目安にのむ。
ローズヒップ…美肌
エルダーフラワー…粘膜ケアー
ラベンダー…鎮静効果
セントジョーンズワート…抗ストレス
ぜひお試しください!!
ハーブは香りを楽しんだり、リラックスすることができるだけでなく
上記のような効果があります。積極的に普段の生活に取り入れていきたいですね!
佐伯歯科では女性はもちろん、男性の方にも香りを楽しんでいただける
「アロマテラピー」も院内に取り入れています。
歯科治療へご来院くださる患者様にリラックスして治療を受けていただけますよう
様々な取り組みを行っております。
2017年05月25日
昭和区桜山の痛みに配慮した歯医者さん、佐伯歯科です!
今年は夏が早くやってきました。
皆様、お身体の調子は大丈夫ですか?
最近、鼻水、くしゃみなどが例年になく出る。そんな方が増えています。
スギ花粉の症状は4月にだいたい終わりますが
5月になるとイネ科の植物の花粉が飛散しはじめます。
公園や芝生などに存在するイネ科の植物は日常生活において避けるのが難しいため、
帰宅したらすぐにシャワーを浴びるとか
服をはたいて家に花粉を持ち込まない様にしましょう。
暑い日にマスクやゴーグルは辛いですものね(^ ^;)
イネ、ブタクサ、よもぎなどの花粉症になると
ある特定の野菜や果物に対してアレルギーになるおそれがあります。
そのため夏になんらかの花粉症になった場合には食物検査も合わせて行いましょう^ - ^
また、エアコンの埃やかびなどでも花粉症に似た症状が出ます。
エアコンはしっかりフィルターなどをお掃除してから使い始めましょう。(^-^)
≪今週の佐伯歯科のお花≫
オレンジ色のカーネーション:花言葉/女性の愛・感動
黄色いバラ:花言葉/友情・友愛
2017年04月17日
昭和区桜山の痛みに配慮した歯医者さん、佐伯歯科です!
桜もそろそろ終わり、新緑シーズン到来ですね。
新入生、新入社員の皆様も新しい生活にそろそろ慣れられてきたことと思います♪
最近よく、口の中を噛んでしまう。
そんな経験ありますよね。
原因としましては。。。
1:ストレス
2:頬のたるみ
3:噛み合わせの変化
などがあり、口内に傷ができてしまった場合には、
ビタミンB2 B6 ビタミンAを摂取しましょう。
また質の良い睡眠をとることで傷を治す力のある成長ホルモンを分泌できます。
他にも、クリニックで噛み合わせをチェックしてもらうのも良いですね。
お口の中に傷があるとお食事を美味しくいただけないですよね。
噛まないように予防しましょう(^ ^)
それには、ストレスをこまめに解消する。
クリニックで噛み合わせのチェックを定期的に行う。
などの予防法があります!
≪今週の佐伯歯科のお花≫
カーネーションに春の彩りをそえて
2017年03月22日
昭和区桜山の痛みに配慮した歯医者さん、佐伯歯科です!
早いもので3月も下旬となりました!
お子様がたも春休みになられて、お母様がたもまた暫くお忙しくなりますね。
最近、クリニックの玄関口にクリスマスローズを植えてみました。
白い花が咲き始めて華やかな雰囲気です。
お花を楽しむのにも春は素敵なシーズンですね( ´ ▽ ` )ノ
佐伯歯科では、初診時のアレルギーチェック、
普段飲まれているお薬などの問診を徹底して行ってます。
最近では、食品アレルギーの患者様も10年以上前に比べるとかなり多くなっているようです。
骨粗鬆症の薬(BP系薬剤)を服用されている患者様は受診される際、必ず
初診時にお申し出下さいますよう、宜しくお願いします。
BP系薬剤は、骨粗鬆症に高い効果がある一方、抜歯やインプラント(人工歯根)を入れる
手術を受けると、顎の骨の壊死や骨髄炎を起こすことがまれにあるといわれています。
歯科治療を受ける場合には、あらかじめ、ご自身の現在服用されているお薬、
食品やお薬に対するアレルギーなどの情報を、
きちんと把握の上、担当医にお伝えすることをお勧めいたします。
東京で染井吉野の開花宣言が報じられました!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
希望に満ちた素晴らしい季節の到来ですね^ - ^
充実した毎日をお過ごしくださいませ。
🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸
名古屋市桜山の佐伯歯科は、地下鉄「桜山駅」8番出口から
歩いてすぐの歯医者です。
当院では歯科治療に不安のある患者様へ
痛みに配慮した治療を重視し、診療を行っております。
院長が患者様の治療時の不安を取り除き、優しい治療を行います。
患者様の笑顔と健康のため、快適な診療を心がけています。
2017年02月17日
最近、日中の日差しが強くなり春を感じる日が時々ありますよね。
日も少しずつ長くなり、三寒四温で春に向かってるような今日この頃です。
そろそろ梅の季節ですね。
体調を崩しやすい季節でもありますので皆様、健康管理にはお気を付けくださいませ。
先日、名古屋港水族館でシャチのリンちゃんの
歯ブラシタイムご披露( ^ω^ )を見学してきました。
飼育係さんが歯ブラシを見せると、リンちゃんは大きくお口を開けます。
そうなるまでは訓練が必要だったようで、
当初は歯ブラシを鼻に当てるなどして徐々に慣らしていったようです。( ´ ▽ ` )ノ
歯ブラシ習慣は歯の寿命を延ばす最大の近道です!!!!!
これから春に向かって、歯ブラシ習慣を!!!!!
リンちゃんを見習ってわたし達もがんばりましょう*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
2017年01月12日
皆様、明けましておめでとうございます。
お正月はごゆっくりお過ごしになられましたでしょうか。
年末年始、忙しくなかなかブラッシングを丁寧に行う時間がなく
クリニックに最近歯茎の腫れなどを訴えて来院される患者様が増えてます。
虫歯の患者さんも多いですよ。
虫歯は子供がなるイメージが強いですが、
今40代、50代、60代と増加する大人の虫歯が問題となっているんです。
大人になると、治療済み歯や、
ハグキが下がった根元部分に汚れがたまって虫歯になりやすくなります。
歯がずきずきする
歯がしみる
歯を抜くようにすすめられた など
虫歯が進行すると日々の生活の中でストレスを感じますよね。
虫歯を防ぐためには定期的にクリニックを受診したり、
食後や就寝前の歯みがきなどがとても大切です。
≪佐伯歯科 今週のお花≫
ピンクバラ & 赤バラ
花言葉:幸福・感謝 & 情熱・愛情
2016年12月01日
今日から12月ですね。
花屋さんには色々な色のポインセチアが沢山!!!
朝晩が寒くなってきた今日この頃ですが、皆様お元気でお過ごしのことと思います。
年末、するべき事が沢山あって、お食事会などで楽しい反面、
ストレスも感じやすい季節でもあります。
ストレスが原因でおこる病気1つに顎関節症があります。
顎関節症は顎の関節や、顎を動かす筋肉の緊張や異常によっておこり、
顎が痛い、口が開きにくい、音がする、物が噛みにくいといった
症状があらわれる病気です。
原因としては、噛み合わせの悪さ、食いしばり、ストレスなど
多くの原因が複合して起こります。
治療方法としては、ストレッチ運動、マウスピース装着、食いしばりをなくす
生活習慣の指導(なるべく身体に力を入れない、時々リラックスをするよう心がける、
キシリトールガムを噛んで顎の緊張を軽減させるなど)
一般的には4センチ以下しか口を開けられない場合は開口障害となります。
皆様、年末をストレスを適度に解消しながら乗り切りましょう。
≪佐伯歯科 今週のお花≫
玄関はクリスマスモードです♪ -黄色のポインセチア-
花言葉は、♥あなたの幸せを祈る♥デス
2016年10月21日
皆様、こんにちは。桜山の歯科医院 佐伯歯科です。
やっと朝晩が涼しく秋らしくなってきましたね。
風邪ひかれないようお気をつけ下さいね。
先日、富士山5合目まで自家用車で行ってまいりました。
まだこちらは日中暑いですが、山はもう紅葉してましたよ!
山小屋はもう冬支度でした。
山小屋で茹でたトウモロコシを美味しくいただいてきました。
富士山はやはり凄いパワーに溢れてますね!!
来年は登山したいなあって心から思いました。
やはり日本一、世界遺産です。
≪佐伯歯科 今週のお花≫
ピンク色の薔薇 花言葉:幸福、感謝
2016年10月05日
皆様、お元気でお過ごしですか?
今年の秋はまだまだ暑くて身体がシャキッとしないですよね。
うちのクリニックに来院される患者様方の歯肉炎、
歯痛などの症状も例年より多くでています。
「秋バテ」ですね。
秋バテは、夏の酷暑や冷房などによるミネラルバランスの崩れによって起こります。
体力に自信がある方にもおこりやすいので、どなたでも注意が必要となります。
今年はさらに台風がたくさん来て、台風に伴う低気圧の影響でさらに自律神経が乱れやすく体調不良になりやすいです。
…秋バテに効くこと、今日はご紹介したいと思います。…
栄養、特に身体を温めるスープ系がオススメです。
食材としては唐辛子、ニンジン、生姜など。あと、秋鮭は疲労回復に効果的だそうです。
鮭はポリフェノールを含んでいて美肌にも効きます。
エアコンの設定温度は!外気に合わせて差を5度以内に設定しましょう。
あとは、シャワーじゃなくお風呂に浸かりましょう。
大好きな本や音楽をお供に入浴…がオススメです。
ちょっと気が早いですが、元気な年末に向けて体調整えましょうね。
≪佐伯歯科 今週のお花≫
コスモス:花言葉は 乙女の真心 美麗 調和 謙虚です。
2016年09月12日
桜山の歯医者 佐伯歯科です。
今回は「赤ちゃんが虫歯になる理由」についてです。
最近、患者さんから質問が多かったので詳しくお話しをしたいと思います。
赤ちゃんのお口の中には、最初は虫歯になる菌はいません。
そして、ご家族の唾液からが”主な感染経路”となります。
1番早く生える乳歯は生後6ヶ月くらいから生えますが、
赤ちゃんが産まれる前からご家族が「虫歯や歯周病の治療をしておくことが大切」です。
あとは、赤ちゃんの歯磨きだけでなく、
大人が使ったスプーンを赤ちゃんに共有しないことも虫歯予防には大切ですね。
砂糖が入った飲み物はなるべく控え、飲んだり食べたりした場合は
必ず歯の表面を掃除して、糖分が歯の表面に停滞するのを予防しましょう。
乳歯は永久歯より柔らかく、溶けやすいのです。
赤ちゃんもご家族も綺麗な歯で(^^)
お口は健康の源です!!
≪佐伯歯科 今週のお花≫
リンドウ:花言葉は 勝利☆ 正義☆
「病気に打ち勝つ」という意味があります。
身体を壊しがちなお年寄りの方の健康と長寿を願って
”敬老の日に贈るにはピッタリのお花”ですね!
また、リンドウの色が紫で高貴な色だから尊敬や敬愛をこめて
贈るのにふさわしいお花だそうです。
2016年09月05日
名古屋市昭和区桜山の佐伯歯科です。
まだまだ暑い日が続いてますが皆様お元気でお過ごしですか?
今年は台風が多く発生してることもあり、気候が例年以上に不安定となっています。
季節の変わり目は「体調不良が起こりやすい」ですね。
季節の変わり目の体調不良は自律神経の乱れによって、引き起こされます。
その主な症状としては「頭痛、眠気、肌荒れ、倦怠感」などがありますが、
身体と心のストレスを減らし、自律神経を整えるよう努めましょう。
ビタミン、ミネラル、カルシウムなどは自律神経を整えます。
サプリメントで補ったり、まずはきちんと3食バランス良くお食事をとりましょう!
あとは、「ゆっくりと半身浴」もこの時期にはオススメです☆
塩大さじ5杯ほどへ「お好きな香りのアロマオイルを2滴ほど」垂らして、
バスタブへ入れて入浴をすると、汗が出て代謝も上がりますし、
香りでリラックスして良いことだらけです!
ラベンダー、ベルガモットなどがこの時期にはオススメです。
私個人としては、イランイラン、フランキンセンスが最近のマイブームですが♪
アロマオイルはその日の体調によっても好きな薫りが変わるんですよ。
不思議です。
また、ちょこちょこお昼寝なども良いと思います。
リラックスして、夏の疲れを癒していきましょうね♥
≪佐伯歯科 今週のお花≫
ピンク色のミニ薔薇です。
花言葉は満足☆ 輝かしい☆ 愛を持つ☆
PS 横にチョコンと座ってるカエルさんは、お伊勢さんで出会いました。
小さいですが凄いオーラを放って毎日癒してくれます♥
2016年08月24日
残暑お見舞い申しあげます。
皆様、「暑さ対策」は万全でしょうか。
外に出なくても家の中でも熱中症になる為、個人の対策が必要となります。
2016年の暑さは「ラニーニャ現象」の影響であり9月下旬までは続くようです。
「気温の上昇」と「歯の痛み」には関連があるんです。
気温の上昇が大きかった翌日に、歯周病による歯の痛みが出やすい事を
岡山大学の予防歯科チームが突き止められました。
天候変化が交感神経やホルモン分泌に影響を及ぼし
歯周病菌の原因菌増殖に関与するようです。
予防としてはやはり毎日の歯ぐきと歯のブラッシングですね。
歯ぐきの穴(歯周ポケット)のなかのお掃除を暑い時こそ念入りに行って下さい。
先日信州に行った時の山々です。「涼」を感じますよね^_^
≪佐伯歯科 今週のお花≫
百合:花言葉は【純粋】【無垢】【威厳】
2016年07月25日
桜山の歯科 佐伯歯科です。
毎日暑いですね。
皆様、お身体には十分お気を付けくださいませ。
先日、信州へ日帰りで
ハーブの苗を仕入れに行ってまいりました。
ふと入ったお蕎麦屋さんのコースの前菜に
ハーブがふんだんに使用されていて、
薫りが素晴らしかったです。
ちなみに写真手前のグリーンのソースは
バジルを使用したソースでした。
そこで今日はハーブを使った簡単なレシピをご紹介します。
かぼちゃを5ミリの厚さに切り、600ワットの電子レンジで3分加熱します。
フライパンにオリーブ油を入れて中火で両面をこんがり焼きます。
同じフライパン内でローズマリーも焼いて香りを出します。
最後にお塩をパラパラかけて出来上がりです^ - ^
ローズマリーポテトの場合は、同様に作成して最後にカレー粉orパルメザンチーズかけると
また違った感じで美味しく戴けます。
今の時期はビールのお供にも最高ですね〜!
真ん中がローズマリーです。
清里での1ショット。
爽やかな寄せ植えで思わず写真を撮りました。
2016年07月13日
桜山の歯科 佐伯歯科です。
暑中お見舞い申し上げます。
寝苦しい夜… なかなか寝つけなかったり、
夜中に目が覚めてしまったり…
そんな時焦って寝ようとすると、余計に眠れなくなる。
そんな経験はありませんか?
お布団の中で眠ろう眠ろうとして羊の数を数えたりは、
逆効果だそうです。
スマホやパソコンを操作したりテレビを見たり・・
ついついしてしまいがちですが、悪循環で更に眠れなくなります。
1番良いのは本を読むことだそうです(^ ^)
ぜひお試しくださいませ。
あと、日中暑くて体力を奪われるので、
お昼寝はとても良いと思われます。
しかしながら最適なお昼寝時間は20分間で、
しかもソファーなどに座ったままが一番良いそうです。
1時間以上ベットでお昼寝してしまうと、
かえってダルくなってしまったりします。
また、夜眠れなくなってしまう可能性もあります。
睡眠について、いかがでしたか?
暑い夏もぐっすり眠って夏を乗り越えましょう^ - ^
今回は花屋さんで綺麗な鉢植えを見つけたので
お写真を撮らせて頂きました♥
≪佐伯歯科 今週のお花≫
カルセオラリア:花言葉は【援助】【私の伴侶に】
2016年06月28日
皆様こんにちは。
名古屋 昭和区桜山の歯科 佐伯歯科のブログです。
先日、歯科の担当をさせて頂いている保育園の歯科検診に行って参りました。
先日、歯科の担当をさせて頂いている保育園の歯科検診に行って参りました。
園長先生のお話によると、
最近は保育園で行っているフッ素による虫歯予防処置を、
以前は敬遠されていたお母様達が自発的に希望される傾向にあるようです。
そういったことで、先回の高校の歯科検診と同様に親御さん、
御本人共の口腔ケアー への意識が高まってきていることが
近年虫歯が減ってきた理由として考えられます。
園児さん達、皆さんお利口に口を開けて下さる上に、
フレンドリーに私に接して下さ りとても可愛かったです(^ ^)
≪桜山の歯医者さん 佐伯歯科 今週のお花≫
ミモザ:花言葉は「優雅」「友情」「秘密の愛」です。
2016年06月15日
皆様こんにちは。
名古屋 昭和区桜山の歯科 佐伯歯科のブログです。
先日、学校歯科医を担当させて頂いている高校に歯科検診でお邪魔してまいりました。
全生徒、約1100人。
4人のドクターと私の5人で歯科検診を行いました。
全体的に虫歯の学生さんは少なく、
20年くらい前に比べると4分の1以下になっているそうです。
その理由としては、予防歯科の概念が普及したことにより、
小さい頃からの歯磨きなどの口腔内ケアーが
しっかりされているのが理由とされています。
しかしながら大人の虫歯の割合は減ってないそうです。
その理由としては、歯と歯肉との間に歯垢が溜まる。
昔治療をした詰め物と歯の間にできた隙間などに菌が入り易い。
加齢とともに歯を支える歯茎がやせてきて歯根が露出し、虫歯ができ易くなる。
などが主な理由です。
私達も、学生さん達に負けないように歯のケアー、頑張りましょう。
今週木曜日は、保育園の歯科検診に行ってきますので、
またお話し聞いて下さいね(^^)
園児さん達に1年に1回会えるのがとても楽しみです。
ではまた(^ ^)
≪桜山の歯医者さん 佐伯歯科 今週のお花≫
向日葵:花言葉は「愛慕」「崇拝」です。
2016年06月08日
皆様こんにちは。
名古屋 昭和区桜山の歯科 佐伯歯科のブログです。
東海地方も梅雨入りしましたね。
最近不安定感なお天気の今日この頃、皆様お元気でお過ごしですか?
梅雨時は、湿度などの影響でお身体がむくみやすくなります。
〜今日は梅雨の不調の代表、むくみをスッキリ!!の方法について^ - ^〜
・なんとなく身体がだるい。
・やたらに眠い
・関節が痛い
これらの症状は、梅雨のときなどに体調を悪くさせる過剰な湿気が原因です。
老廃物を身体に溜め込ませ、体調を崩す原因とされていて、
食欲不振、むくみなどの症状が出ます。
むくみの予防には"水はけの良い状態"を作ることが大切です。
以上が効果的なむくみ予防方法です(^ ^)
梅雨の時期…綺麗色のお洋服のコーディネート、
お洒落なレインシューズなどで気持ちをアップさせて
夏に向かって体調を整えたいですね^ - ^
≪桜山の歯医者さん 佐伯歯科 今週の玄関のお花≫
デンファレ:花言葉は「わがままな美人」「お似合いの二人」「有能」です。
2016年06月02日
皆様こんにちは。
名古屋 昭和区桜山の歯科 佐伯歯科のブログです。
10記事目となりました。
今年の5月は暑かったですね〜。
早いものでもう6月です。6月4日から10日は厚生労働省、日本歯科協会などが
「歯と口の健康週間」を実施しています。
この機会にぜひ日頃から歯磨きなどの口腔ケアーを見直してみませんか^_^?
この機会にぜひお口ケアー、頑張ってみましょう!!
≪桜山の歯医者さん 佐伯歯科の今週のお花≫
トルコ桔梗:花言葉は「優美」「希望」
白百合:花言葉は「威厳」「純潔」です。
2016年05月23日
名古屋 昭和区桜山の歯科
佐伯歯科ブログ第9弾です。
毎日の口腔ケアー、大切ですよね!
忙しいとついつい疎かになりがちですが
意識をして、朝晩は歯磨きを頑張りましょう!!
できればランチの後にも歯磨きをしていただきたいです。
出来ないときには「20秒×2回お口をゆすぐだけ」でも大丈夫です。
今日は「災害時の口腔ケアーについて」掲載をします。
避難所生活で、おろそかになりがちな口腔ケアー。
歯ブラシなどのケアー用品がない時は、
濡れたティッシュ指に巻いて歯の表面の汚れを取りましょう。
食後に20秒ほどウガイをするのも効果的です。
水があまり使えない時には、耳の下辺りをもんだり温めたりすると
唾液が出やすくなります。
また、歯ブラシの汚れをティッシュで拭き取りながら歯磨きして
最期に少量の水を口に含み、2回くらいすすぐ方法が良いです。
(サンスターの災害時のオーラルケア方法より)
高齢者は特に口の中を清潔にする事で、
誤嚥性肺炎を防ぐことが出来ます。
震災で抵抗力が落ちて口のケアーが
不十分になりがちなので注意が必要です。
≪桜山の歯医者さん 佐伯歯科の今週のお花≫
ミモザ。花言葉は「優雅、友情」です^ - ^
2016年05月17日
先日、名古屋市の鶴舞公園の
薔薇園に行ってまいりました。
黄色い薔薇の写真は、東山植物園の薔薇です。
女性の皆さん、薔薇の薫りは女性ホルモンを分泌させてくれるそうですよ!!
女子力も高まりそうですね。
男性の皆さん、良いお天気の日に大切なかたと薔薇園でのデートはいかがでしょうか!
きっと喜んで頂けると思います。♥
5月病。
新入社員さん、新入学生さん達、そしてお母様達も
ひと段落して身体や心のお疲れがそろそろ出るシーズンですよね、、、
もし疲れやイライラを最近感じてるならアンチエイジングデトックスをオススメします。
身体の中の毒素を抜いてアンチエイジングを目指す方法です。
デトックスとは身体から毒素を取り除いて消化機能を助ける為にクレンジングをするという
意味です。 これにより、男性も女性も加齢の速度が遅くなるんです^_^
柑橘系のフルーツは抗酸化物質の宝庫で、腸内の毒素と細菌を取り除いてくれます。
緑黄色野菜はアンチエイジング、デトックスには欠かせないコエンザイムQ10が
多く含まれるので意識的に摂取しましょう。
コエンザイムQ10は年齢を重ねると体内で生産されなくなってしまうので、
積極的に摂取しましょう!!
あと、玄米は白米より毒素の排出を高める食物繊維が白米より豊富です。
皆様、心も身体もデトックスして元気に5月を乗り越えましょうね。
≪今週のお花のご紹介≫
愛と美の象徴である薔薇。花の色別、つぼみ、トゲにも花言葉があります。
薔薇全般の花言葉は 「愛」「美」です。
2016年05月11日
名古屋 桜山の歯医者さん 佐伯歯科です。
今回は「お子さんの歯のケアー」について、
掲載いたします。
お菓子や甘いジュースを飲んだあと、
歯の溝や表面には糖分がイッパイの状態になります。
数時間 放置するだけでも、歯の表面が溶けてしまいます。
おやつを食べた後は、歯磨きしてあげるのが一番良いのですが
状況的に難しい時には、クチュクチュぺ〜だけでも良いので
していただいて下さい。
歯磨きには汚れ落としの他に、「もうひとつ大切な目的」があります。
それは歯を強くするということ。
特に生えてきたばかりの歯はとても弱く、強化する事が必要なのです。
そのうち生え変わるからと乳歯の虫歯を放っておくと、
永久歯の歯並びや噛み合わせにも影響してくるので、
乳歯のうちからの虫歯予防が必要です。
お母さんたち、頑張って下さいね。
応援しています!
≪佐伯歯科 今週のお花のご紹介≫
撫子。 花言葉は「純愛」です。
2016年05月06日
ゴールデンウィーク、外に出る機会が多いかと思います。
日中は紫外線対策も忘れない様にお気をつけ下さい。
無防備に紫外線を浴びた唇はくすみ、ざらついて行くので 要注意です。
UV効果のあるバームをのせて守りつつ、
女性はその上にリップカラーをのせて楽しむのがオススメです。
あとは、夜お風呂に入るとき、蜂蜜を唇にのせて
湯船につかるとツルツルになりますよ。是非ともお試しください!
≪桜山の歯科 佐伯歯科 今週のお花≫
最近、花やさんには紫陽花が姿を現しはじめましたね。
近くのスーパーに食材を買いに行ったときのワンショットです。
ピンクの紫陽花の花言葉は、『元気な女性』です。
2016年04月20日
2016年4月の熊本県で発生した地震被害にて
亡くなられた方に謹んでお悔やみを申し上げますとともに
被災をされた方々へ 心よりお見舞い申し上げます。
一刻も早い復興をお祈り致します。
精神的に疲れた時、癒し効果のあるアロマ、
先ず最初に浮かぶのはラベンダーですよね。 今日はラベンダー油について。
安全性が高く、子供から大人まで安心して使用できます。
子供が寝付けない時、部屋に香らせたりと安眠には欠かせないアロマ油です。
基本的にはアロマポットにお湯を7分目ほど入れ精油を垂らします。
ティッシュに染み込ませて丸めておいても十分香ります。
日焼け後にお風呂に数滴垂らしたり、
やけどの時には原液を少量塗布したりと何かと役にたちます。
(この使用法は事前のパッチテストが必要です。また、妊娠中の方は使用しないで下さい)
植物の持つ力に助けてもらいながら香りに満ちた心地よさで
心身のバランスを保てたら良いですよね。
≪桜山の歯科 佐伯歯科 今週のお花≫
今週のお花は芍薬(シャクヤク)です。 花言葉:思いやり
2016年04月12日
昭和区桜山の歯医者さん 佐伯歯科のブログ第4弾です。
新入生、新入社員の皆様方、
そろそろ新生活に少しだけ馴染んでこられる時期ですね。
とはいっても4月は新入生のお母様たちにとっても
慌ただしく落ち着かない季節かと思います。
そんなときにこそ、食事は良く噛んでいただきましょう。
1口お口に入れたら、
だいたい20回くらいを目安に噛んでいただくと良いですよ。
消化もよくなりますし顎の筋肉も発達しますし、食べ過ぎも防止できます。
歯丈夫、胃丈夫、大丈夫!!なんです。
≪桜山の歯科 佐伯歯科 今週のお花≫
今週のお花はオレンジガーベラです。 花言葉:冒険心
2016年04月06日
昭和区桜山の歯医者さん 佐伯歯科のブログ第3弾です。
こんにちは院長の薫です☆
春爛漫の今日この頃ですね。
今日は「歯ブラシについて」語ってみたいと思います。
皆様は歯ブラシを選ぶとき何を基準に選ばれますか?
ブラシの固さ「柔らかい」「硬め」「ふつう」・・・迷いますよね!
佐伯歯科では「ふつう」のかたさにあたる「デンタルプロ」オススメしています。
もちろん、私も愛用してます( ^ ^ )
この歯ブラシの特長としては毛先が二段階になっていて
長い部分がブラッシングの時に歯茎の穴(歯周ポケット)の
お掃除をしてくれるという優れものです!
口臭の原因が歯周ポケットの中の汚れであることが多いため、
口臭予防の為にもこの歯ブラシはお勧めです。
魔法の歯ブラシ☆皆様も一度お試しください。
初診の患者さんには優しく丁寧にブラッシング指導をしてます♪
お待ちしてますね!
≪桜山の歯科 佐伯歯科 今週のお花≫
鮮やかな黄色のお花が、院内を華やかにしてくれます♪
2016年03月29日
院長の薫です。
祖父、父に続き三代目の老舗歯科医院で現在名古屋市昭和区にて開業しています。
「先生とお話するのが楽しみ」と沢山の患者さんに言って頂けるクリニックを目指して
日々診療に取り組んでいます。
「もう数年歯医者にいってないなあ」とか
「歯が欠けちゃったけど、まあそのうちに……」
あと歯医者が怖くて行きたくない方などなど。
自覚症状が軽いうちの受診をオススメします。
また、お子さま連れの受診もOKです。
もちろん、お母様の治療も!
最初は泣いちゃっても大丈夫ですよ☆
私のブログで歯医者さんに親しみを少しだけでも
感じて頂けたら幸せです。
まずは私とお話しましょう。
初診日はお話だけでも大丈夫ですよ。
お待ちしてます(^_^)
クリニックの玄関です。
患者さんから戴いた人形とパステルカラーのお花たちです。
とても癒されます。
2016年03月29日
桜山駅近くの「佐伯歯科 ブログ」を始めました。
こちらのページでは佐伯歯科の新着情報やお知らせ、
治療について、定期的に掲載をしていきます。
ぜひご覧下さい。
今回は「佐伯歯科の特徴について」の一部をご紹介いたします。
佐伯歯科では痛みに配慮した治療から審美歯科・歯周病治療、予防歯科、
特殊義歯等に対応しており、特に美しい歯並びや美しい歯の治療を行う
「審美歯科・ホワイトニング」へ力を入れています。
「審美歯科・ホワイトニング」についても、今後こちらのブログページでご紹介してまいります。
当院は「先代から桜山にて40年以上、患者様の笑顔と健康のため」診療を行っており、
治療の際、患者様にできるだけ痛みのない治療、負担の少ない治療を心がけています。
また、男性医師に抵抗のある方や、お子様連れのお母様、男性の患者様にも
ご安心いただける「女医による診療」を行っています。
乳幼児の定期的な検査およびブラッシング指導等の「小児歯科」にも力を入れております。
心理的なお悩みをもった患者様には、
アロマテラピー療法を取り入れたカウンセリング等も行います。
患者様の健康な毎日のために、「定期的な歯の診断やアドバイス」を行えますよう
長期の健康管理を目的としたサポートを致します。
「歯やお口についてのお悩み・ご相談」も、メールやお電話にて受け付けています。
お気軽にご連絡下さい。
歯科医師・スタッフ共に丁寧で、分かりやすい説明を心掛けております。
月曜日、水曜日、金曜日は19時半以降の診療も可能なため、予めご予約下さい。
地域の信頼できるかかりつけの歯科医師として、
皆様より頼りとされますよう今後も努めてまいります。宜しくお願いいたします。